<スロベニア>
  
旧ユーゴスラビア4カ国の旅
     <2010.5.23(日)~6.3(木)・阪急交通社>


        ~旅行2日目・5月24日(月)  晴れ~  





                                  No.7


 ◆ スロヴェニアの基本情報


mugiko
 ところで、何だか急いだためか私達は肝心なことを忘れているみたいね?
mugio
 そうだね。僕も気づいたことだけれど、スロヴェニアという国の知識がまったくないのは恥ずかしいことだと思うネ。
mugiko
 国旗の白、青、赤はスラブの3色で、最高峰トリグラフ山と3つの星が描かれた紋章が左上についているのね。
mugio
 添乗員のAさんからのメモによれば、正式な国名は「スロヴェニア共和国」、面積2万256㎢(四国とほぼ同面積)、人口約206万人、首都リュブリャーナ、公用語スロヴェニア語、宗教ローマカトリック、通貨はユーロとなっているね。
mugiko
 とても良い勉強になったわ。首都の名前をはじめ何も知らなかったのだから。
 そのほかに旅行客にとって参考になることを言うわね。

 まず、水だけど、この国も硬水だから日本人はペットボトルの水を飲んだ方が良さそうね。
 次に、気候だけど降水量は東京の方が少し多く、また、気温は平均最低気温でリュブリャーナの方が年間を通して5℃以上低いから、冬に訪れるときは厚着が必要だわね。
 次に、カメラなどに充電する場合の電源だけれど、電圧が230ボルト、周波数50ヘルツとなっていて、これに対応しているカメラの充電機であれば、日本の電圧100ボルトへの変換器は必要ないけれど、コンセントに繋ぐC型のプラグは必要ね。


 ◆ ポストイナ鍾乳洞

mugio 
 ポストイナ鍾乳洞に着いた時刻は、15時30分ぐらいだったからブレッド湖から1時間強といったところかな?

mugiko
 あなたにしては、まじめに話しをしているわね!私にはあなたのメモの方が臨場感があって面白いと思うので、記事にしておくわね。

<mugifumiメモ>
① バスから降りてAさんの後を追うように全員が歩く。進行方向の左側が低くなっていて木が
 茂っている中に川が見える。
  そのまましばらく行くと、「ざーざー」という水の音が大きくなる。
  どうやら水車のようで、その方向に橋があり、渡りきったと ころを左折する。



  <鍾乳洞入口付近の景色> 

   <川を渡って左折すると>

mugiko
 地図を見ると、ブレッド湖からは100㎞はありそうね。ところで、スロヴェニアの世界遺産には確かに鍾乳洞が登録されているけれど、ボストイナ鍾乳洞ではないみたいだわ。
 ボストイナから南西のアドリア海方面に向かうとシュコツィヤンという長さ5㎞、幅23mの鍾乳洞があり、こちらが世界遺産に登録されているそうね。

mugio 
 でも、ポストイナの方がヨーロッパ一大きいので有名なのか?毎年50万人ほどの観光客が来ているという話だ。
 鍾乳洞内はガイド付きのツアーに参加し、まず、トロッコに乗って2㎞ほど走るというからきっと面白いと思うよ。ただし、日本語のガイドはいなので、英語のグループに入ることにしたそうだ。


<mugifumiメモ>
② すると、観光客相手のお土産屋さんがずらりと並んだ通りに出る。
③ しばらく行くと右側にポストイナ鍾乳洞の入口と出口があり、多くの観光客が並んでいる。
④ 出口の左側には阪になっている通路があるが、途中にトイレが有り、ここで入場時間まで時
 間つぶしをする。


<すると右側に土産店が!> 

  <土産店の前に並ぶ商品>

mugio
 入場するまでに少し時間があったので、トイレに入ってからトロッコに乗ったけれど、曲がっていたり、スピードがあったりして面白かったね。
 2㎞というのは「地球の歩き方」に書いてある距離だけれど、Wikipediaよれば、「観光コースは約5㎞で3.7㎞を電車が走っている」となっている。

mugiko
 トロッコに乗ったあなたは、まるで子供みたいにはしゃいでいたわね。

<mugifumiメモ>
⑤ やっと時間が来て(16時?)トロッコに乗る。二人乗りで50列ぐらいの長さ?すぐに発車
 するが、線路が右に左にカーブしていてスリル満点、子供が乗っているのかカーブなどで大歓
 声(悲鳴)があがる。まるで、冒険ツアーのようである。
  中国の桂林やベトナムのハロン湾近くで鍾乳洞を見ているが、トロッコに乗って見学すると
 いう経験はない。
  もしかしたら、映画のインディージョーンズの舞台はここかも知れないね。



  <鍾乳洞の入口> 

  <トロッコに乗って見学!> 

mugiko
 さて、トロッコを「コンサートホール」という空間で降りると、約1.8㎞を解説を聞きながら徒歩で見学!となったけれど、どうもよく分からなかったわ。
 ラクダやカメ、ワニ、オウム、男の子に見えるものあるはずだけど・・・

mugio
 まぁ、二人とも勉強不足だから仕方がないけれど、中でも美しいのは真っ白で細く繊細な「スパゲティ」と呼ばれる氷柱のような形状の鍾乳石があるという話を聞いたな。そして、表面がツルツルでなめらかな白色をした「ブリリアント」などもあるということだよ。
 などと知ったかぶりしているけれど僕にもさっぱり分からないな!
 それにしても、この洞窟は約27㎞あって、10万年ほど前から少しずつ川の水を吸収して、石灰石が削られていって鍾乳石ができていった、ということだから、まさに「自然の驚異」という言葉がピッタリだね。



  <この形は何?>

  <古生代の生物のようにも?>

  <白く輝く鍾乳石> 

   <スパゲティ?>

mugiko
 上の写真のなかでどの写真が「スパゲティ」や「ブリリアント」なの?

<mugifumiメモ>
⑥ 15分くらいで下車、その後、英語チームとして鍾乳洞を歩いて見学する。
⑦ 時間にして30分?ロシア橋→赤の間→白の間→スパゲティホール→プリリアント鍾乳洞→
 コンサートホールなど見どころ「たっぷり」のはずですが、英語のためかスパゲティとコンサ
 ート以外はよく分からない。
  それでも次々と現れる奇岩・美岩にウットリする。


mugio
 
 それがよく分からないのさ。特に、高さ5mのブリリアントと呼ばれる白く輝く鍾乳石は、上の部分がソフトクリーム、その下がくびれていて細くなっている形なので、撮影しなかったようだね。
 左下の鍾乳石は「土台」や「ケーキ」のように見えるのでブリリアントではないネ。


 今までに中国の桂林、ベトナムのハロン湾近郊で鍾乳洞をみているが、これほど大きなものは見たことがなかったな!







次のページ(No.8) 前のページ(No.6)