その後、この街にある「ザルツァッハ川(塩の川)」を利用してヨーロッパ中に塩を集荷していたそうですが、ローマ帝国が崩壊してからは、廃墟と化していたようです。
 その廃墟を蘇らせたのは、一人の司教だそうで、その後の歴代の司教が城や宮殿を建設し、さらに、17世紀前半のバロック期にイタリア仕込みの建築家によって次々と壮大なドームや宮殿が作り上げられ、今の街並みができあがっていったようです。

 ところで、ここは、音楽の都として、また、モーツァルトの生まれた家があることで有名です。
 音楽の都の行事としては、世界的に有名?な毎年7月末から8月末にかけての5週間、街のあちこちで演劇やコンサートが催されるザルツブルク音楽祭があることだそうです。

 そういえば、本日は、8月1日である。馬車が通ったり、野外でピアノを弾いたりしていたのは、そのせいであったのか!
 どうやら、小生の勉強不足がまたまた露呈したようです。
 まぁ、いつものことですからご勘弁下さい。

 ところで、ここザルツブルクは、ミュージカル映画の「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台となった街としても有名です。
 そのほかには、モーツァルトの生家、大聖堂、ホーエンザルツブルク城塞、ミラベル庭園などが見どころとなっています。

 先に食事の話をしてしまったので、順序が逆になってしまいましたが、小生の記憶によれば、ザルツブルクについてからの行動を申し上げますと、次のようになります。
 まず、駅のすぐそばの近代的なホテルに落ち着きました。

 そして、荷物を置いて、旧市街の近くまでバスで行き、旧市街近くのザルツァッハ川の架かるシュターツ橋を歩いて渡り、古い建物にある庶民的な感じの店で昼食をいただいたのです。

 その後、モーツァルトの生家を見学して、旧市街を散策したのであります。
 まず、ザルツァッハ川近くの写真をご覧いただきましょう。 

             ザルツァッハ川の橋から見る旧市街の様子



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