花のベネルクス物語15日間の旅行記
 <2012. 4.11(水)~ 4.25(水) (株)ユーラシア旅行社>

          ~4月14日(土)旅行4日目  くもり後晴れ~ 
 





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 こうして、王立美術館の見学が終わりますと、自由時間ですが、右も左も分からない私達は、再びロワイヤル広場に出て、聖ヤコブ(聖ジャック)教会やモン・デ・ザールという芸術の丘などを見ながら、Tさんの案内でグラン・プラスまで歩くことにしました。


  <聖ヤコブ教会>

   <モン・デ・ザール(芸術の丘)>


 聖ヤコブ教会は、ロワイヤル広場に面して建っていますが、「わがまま歩き」の地図では、聖ジャック教会と表示されています。正式には、サン・ジャック・シュル・クーデンベール(Saint-Jacqoes-sur-Coudenberg)教会というそうです。

 また、右の
モン・デ・ザールは、国際会議場と王立図書館の間にある広大なフランス式の庭園ですが、この丘から眺めがご覧のように素晴らしく、中央には市庁舎の塔が見えています。

 わたしたちは、このモン・デ・ザールを通ってグラン・プラスに向かいました。グラン・プラスでは、天使の館にある「ゴディバ」というチョコレート屋さんで思い切って「高い!」と感じたお土産を購入しました。(でも、帰国してから親戚の皆さんに「日本にもあるわよ!」などと自分の無知を笑われてしまいました。)

 そして、夕食も自由だったものですから、ホテルに帰る途中スーパマーケットに立ち寄って野菜など挟んだパンを購入して、ホテルで「寂しく」いただきました。
 ホテルに戻る途中には、
聖ニコラス教会証券取引所、王立モネ劇場などがありましたが、写真撮影しませんでした。

 ということで、「本日の行事はすべて終了しました!」といいたいところですが、この後、希望者のみというのが信じられませんが、今度の旅の大きな楽しみでもあった
「ラーケン王宮植物園」に向かいました。
 ホテルから北にバスで15~20分ぐらいの距離ですからホテル出発が19時30分、開園が20時になっています。


 植物園の近くにはレオポルド1世が妻ルイーズ・マリー・ドルレアンのための建てたという「ノートルダム・ド・ラーケン教会」がありました。薄暗い夕刻のような感じですが、20時に近い時刻ですから当たり前なのかも知れません。
 私達が何時に植物園の駐車場に到着したのか正確には分かりませんが、到着順に開園の時刻を待つことになっていて、下の写真のように私達は比較的早く着いたようです。


 <現国王が住むラーケン宮殿>

  <植物園の入口付近> 

<ここでラーケン王宮植物園の勉強・・・ユーラシア旅行社のパンフレットから引用>
 期間限定で一般公開される、ラーケン王宮の植物園にご案内。皇帝レオポルド2世の命で造られた温室は、後のアールヌーボー様式に影響を与えるほどの建築美を誇り、必見です。また、広大な庭には八重桜が咲き誇り、散歩にも最適です。

 なお、小生のメモには、次のように書いてありました。
 ・ 鉄フレームのガラス張りの温室
 ・ 現国王が住むラーケン宮殿の敷地内にある
 ・ とにかく広い!草花は日本にあるものも!


 そして、20時になりますと、日本の県道みたいな道路を渡って植物園に向かいました。


  <ノートルダム・ド・ラーケン教会> 

  <駐車場近くの広場の様子> 

 左の写真は、王宮だと思いますが、その手前には警備の方がいて、植物園は左方向に曲がっていきます。植物園の入口にはご覧のように美しいピンクの花が私達を歓迎しているように咲き誇っていました。
 見学コースとしては、まず温室で熱帯性植物、その後、外へ出て八重桜などが咲いている庭園、そして、再び温室で咲き乱れる草花の見学という順番のようです。
 小生もかみさんも草花の名前などは分からないと思いますが、二人とも草花が大好きですから本当に楽しみですね。


  <名前が分かりません>

      <こちらは極樂鳥花>

 上の写真2枚は、アールヌーボー様式のガラスの温室(ガラスの宮殿)で見かけた植物ですが、熱帯性の大きな植物の葉が多く、「咲き乱れる草花!」というものではありませんでした。
 ここをでますと、もう一つの温室でしょうか?その外観や八重桜などが咲いている庭園を見学するコースになっていました。


  <ガラスの宮殿> 

   <日本の5重の塔?>

   <これが八重桜?>

  <黄色の花の先に街が!>

 左上の写真は、ユーラシア旅行社のパンフレットに載っていた写真と形が違うことからガラスの宮殿といわれる温室ではない!と思ったのですが、温室がいくつかあって繋がっているようです。
 また、八重桜などは日本を意識した庭園になっていると感じましたが、右上の写真の5重の塔は、屋根以外が赤い色の「中国風」で日本のものではないと感じてしまいました。


 この後、再び温室に入って、まさに咲き乱れる草花を見学しました。どんなものなのかをご覧いただくために2枚の写真をこのページに掲載して、残りは別ページに「ラーケン王宮植物園の草花(No.8-3)」と題してお伝えします。

 

 花の名前?左の写真の花は、ヨーロッパでよく見かける「ゼラニューム」でしょうか?
 右の花?ううーん!「あじさい」に似ていますが、分かりません。教えてください。







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