<スロベニア>
 旧ユーゴスラビア4カ国の旅
     <2010.5.23(日)~6.3(木)・阪急交通社>


        ~旅行1日目・5月23日(日)  曇り~






                                  No.2


 ◆ 
自宅~成田空港

 朝、目覚ましに起こされてもいないのに4時40分に目が覚めてしまう。いつものことだが、海外旅行というだけで興奮してしまうからだろうか?
 最寄りの駅6時16分発の特急で出発!あまりにも早いので朝食は空港で頂くことにする。 日暮里発7時17分発スカイライナー7号に乗車、成田空港(第1旅客ターミナル)には予定通り8時37分に到着する。

 集合時刻が8時55分なので余裕はないが、急いで指定された4Fの南ウイングに向かい、まず、スーツケースを送っておいたQLライナーを訪ねる。
 この会社の受付は阪急交通社の受付カウンターから近いので便利であるが、ちょっとしたトラブルに巻き込まれてしまう。
 スーツケースを大きなビニール袋で包んで保護してくれていたが、これをはがすときに切れ端がスーツケースの車輪に絡んでスムーズに動かない事態になってしまう。
 これを直してくれれば良いが、自分の手で切れ端を取ったため手が真っ黒に汚れてしまう。
 QLライナーは阪急交通社の紹介(割引)なのだから、もっと丁寧に扱って欲しかった!

 その後、阪急交通社のKカウンター18~20番に向かい、名前やパスポートを提示して搭乗券を受領することになっている。
 が、私達の前には中年夫婦がいて、添乗員と思しき若い女性に質問するなど、しつこいくらいに話を聞いている。
 この女性が人気添乗員として阪急交通社のパンフレットに顔写真までついていたAさんである。(小生は、人気のAさんが添乗するというので、この出発日を選んだのである。)
 さて、私達の番になったので、電話で希望をしていた「通路側の席」の話をしたら、チョッピリ迷惑そうな顔をしていたが、通路側の席を確保することができていたので一安心である。

 
<教訓 ヨーロッパ旅行など飛行時間が長い時のエコノミークラス席では、必ず、通路側を確保しておきたい!>

 さて、Aさんとの対面が終わると、「オーストリア航空の受付があるHカウンターに行ってスーツケースを預けてきてください。」というAさんの指示に従い2番から4番窓口に向かった。 ここでの手続きは、スムーズに済んだが、気をつけることは、スーツケースの重量である。この時のエコノミークラスの制限重量は20キログラム?だったと思うが、受付の女性が日本人であったこともあり、あまり意識せずに手続きが終了した。
 この時に提出するものは、パスポート、搭乗券、ANAのマイレージカードである。

 私達の乗る飛行機は、成田発10時55分で、10時25分までに36番搭乗口に集合すれば良いな!と思っていたら、9時30分に阪急交通社の受付付近に再集合して欲しいという話である。

 そこで出国審査や集合場所、時間などの説明を聞いて解散したので、まず、朝飯を食べたい!と考えたが、食事は出国審査を済まして「気持ちを落ち着けてから」頂くことにして、5万円をユーロに両替することにした。(少ないかな?とも思ったが、現地でも両替できるはずである。)

 そして、出国審査の最初の手続きであるボディチェックを受ける。(上着を脱いで、時計やバンドなど金属のものを身体から外して、手荷物とともに指定の籠に入れる。)
 ここを無事通過すると、パスポートと搭乗券を提示する出国の審査が待っている。

 さぁ、次はお待ちかねの朝食である。
 1,00円だから少々高いが、このビーフカレーは美味しかったな!「次回もここでいただきたいな!」と思ったほどである。



 ◆ ウィーンの空港からグラーツへ

 こうして、私達は10時55分に予定通り成田空港を出発したのですが、これからあの狭いエコノミークラス席での長い長いフライトの時間(11時間30分)が待っています。
 私達は、33番の通路側の席が確保できましたので、次の関心事は機内食ですが、かみさんの横にも日本人が座っていましたので、私達の仲間かな?と思ったのですが・・どうやら、そうではないようです。
 ユーラシア旅行社のオーストリア周遊旅行に参加する方(参加者15名)だったのです。
 この時には、自分がユーラシア旅行社のツアーに参加するとは思いもしなかったのですが、長い日程という話に魅力を感じたのかも知れません。

 肝心な機内食の話?エコノミークラスですから2種類のものが用意されていたはずですが、まったく記憶がないのです。でも、小生の通路を挟んで斜め前に座っていた女性がお盆ごと食事を落としてしまったことは覚えているのですから不思議なものです。(飲み物はいつものようにビールです。)これが昼食だとすれば、夕食は、ウィーンと到着1時間30分ぐらい前にチーズと薄切りサラダ、ジャガイモサラダという軽食を頂きました。

 こうして、飛行機は無事、ウィーンのシュヴヒヤード空港に15時30分(日本時間22時30分)頃到着しました。
 空港でパスポートを提示して簡単に入国できました。日本人は信用されているのでしょうね。
 スーツケースを受け取って空港をバスで出発したのが16時15分ぐらいでしたから、順調でした。


  <ウィーンの空港にて> 

   <トイレ休憩にて>

 <ここからは、夫婦の会話で記事を書いていきます。>


mugiko
 右上の休憩所には、17時30分頃到着したからバスに乗ってから1時間30分ぐらい経ったという感じね。
 この休憩所で買った2本のビールを抱えて嬉しそうに笑っているいたわね。その表情が面白すぎて写真を公開するのを躊躇しちゃったわ。つまみはどうしようか?

mugio
 ホテルでも軽い夕食が用意されているそうだよ。
mugiko
 ところで、旧ユーゴもヨーロッパ独特の丘陵地帯が延々と続く景色かな?と思っていたけれど、休憩所までに見えた光景は、「青い空と緑の平坦地」という印象だったわ!
mugio
 ホテル到着が19時ごろだったから、この休憩所から1時間30分ぐらいかかったことになるね。ということは、家を出てから1日以上が過ぎているのだから、本当に疲れるね!

 ところで、ウィーンから3時間弱走って宿泊地のグラーツというところに到着したのだけれど、グラーツは、旧ユーゴのスロベニアではなくオーストリアみたいだよ。
 どうして、スロベニアのブレッド湖周辺のホテルをセットしなかったのかね?

mugiko
 明日は午前中ブレッド湖の見学を予定しているけれど、グラーツからブレッド湖までまだ220㎞もあるということだから、私達の体調を考えてのことじゃないの?
mugio
 グラーツは、世界遺産の街(歴史地区)だということだから宿泊するだけではもったいない!とも思うけれど、日程が限られているのだから仕方がないのかな!



 <コートヤードバイマリオットホテル> 

  <私達の208号室> 

mugiko
 19時を過ぎているのに明るいわね。このホテルのロビーはE階(1階)、部屋にはバスタブ、ドライヤー、金庫、冷蔵庫(空っぽ)が揃っていて、ベッドがセミダブルかしら?その分、部屋が狭いけれど、カード式のルームキーで近代的だし、悪くはないわね。
mugio
 明日はモーニングコールが6時ジャスト、スーツケース回収が6時30分、朝食がE階で6時30分からだとAさんから説明があったが、忙しいものだね。


  <軽食とビール>
mugiko
 そんなことを言いながらビールを頂くつもりでしょう!
 飲み終わったら、お風呂にでも入ったら?
mugio
 あまり入りたい気分じゃないが・・・君も後で入るのだろう?
 バスタブが狭く、寝そべって起き上がろうとしたら、足がつるりと滑って危なかったな!

mugiko
 中欧ロマン紀行というツアーのウィーンだったかしら?そんなことがあったわね。

mugio
 さて、明日の予定に目が覚めないとまずいから、目覚ましを6時にセットしておくよ。

 <24時頃に「けたたましい音!」がして二人は飛び起きる。朝か?と思ったら外は真っ暗!時計が故障していて音が鳴ってしまった。引き続きベッドに入るが「うとうと」という感じで熟睡できない。>






次のページ(No.3)  前のページ(トップページ)