<クロアチア>
旧ユーゴスラビア4カ国の旅
   <2010.5.23(日)~6.3(木)・阪急交通社>


        ~旅行5日目・5月27日(木) 曇り時々晴れ~





                                  No.23


<ドブロヴニク散策の続き>

mugiko
 次はスポンザ宮殿の手前に(プラツァ通りから見ると隣)に見えるベル・タワー(鐘楼)と左手前に見える聖ヴラホ教会に近づいていくのね。
mugio
 ピレ門という西側にある正面のような門から入ると、この街のメインストリートであるプラツァ通りにでるが、その突き当りにノッポのタワーが見え、その手前が広くなっていて、そこがルジャという広場になっている。
 ルジャ広場の正面にベル・タワーがあり、その右隣りが市庁舎と総督邸、左隣にスポンザ宮殿、右側手前に聖ヴラホ教会という感じかな。



  <ベル・タワー(鐘楼)>
mugiko
 今の説明は、私たちが入ったポロチェ門とは反対の方向から見た場合の話しで、私たちはメインゲートである西門に向かって歩いたので、話が逆のようになっているということね。

mugio

 さて、そのベル・タワーだけれど1444年の完成で、現在でも市民と観光客に時を告げている、ということだそうだが、真ん中に見える丸い部分が時計なんだろうか?
mugiko

 どうやら、そのようだけれど、どのように時刻を表示しているのか分からないわ。

mugio
 
 写真の撮影時刻が14時52分となっているから文字盤?の右斜め上に見える丸く黒い部分で時刻を表示しているのかも知れないね。

mugiko
 次は聖ヴラホ教会とその前にあるローラント像ね。
 聖ヴラホというのは、ドブロヴニクの守護聖人だそうで、その名前がついた教会がルジャ広場の正面という好立地の場所にある「聖ヴラホ教会」ということね。
 18世紀バロック様式の建物で、主祭壇には銀製の聖ヴラホの像があるそうよ。
mugio
 丁寧な教会の説明、有難う。だが、残念ながら、教会の建物全体を撮影した写真がないので、前のページあたりに掲載した工事中のものを見ていただくしかないようだね。
mugiko
 何時ものことだから驚かないけれど…でも、言い訳するなら、教会に前が人だかりが出来ていて、「何だろう?」と思っていたら、それが「ドブロヴニクの肘」といわれるローランド像だったので、そちらに気を取られて教会のことを忘れてしまった、ということね。



 ヴラホ教会とローランド像>  

<プラツァ通りとフランシスコ会修道院>

mugio
 「ドブロヴニクの肘」という言葉はどういう意味なのかな?
mugiko
 ローラント像はあどけない顔をした剣を持つ騎士で、15世紀の制作だという話を聞いたわ。
 当時のドブロヴニクは、ベネチアと張り合うほど栄えていた海洋都市国家だったから商取引が盛んだったようね。その時の商取引の長さの基準値が、ローラント像の右腕の肘から手首までの長さ51.2cmだったので、これを称して「ドブロヴニクの肘」といわれていた、ということのようね。

mugio
 そうなのか、驚いたな!
 ところで、ルジャ広場での見学が終わるとプラツァ通りを西門、遠くにフランシス会修道院が見える方向に向かったみたいだね。。
mugiko

 フランシスコ会修道院も近くから全体を撮影した写真がないが、城壁から美しい写真が撮影できると思うので、楽しみにしてくださいネ。



  <フランシスコ会修道院>
mugio
 私たちは、病める人々を癒す修道僧の姿を描いたロマネスク様式の回廊の壁や、14世紀の中庭の柱などフランシスコ会修道院の中も見学して、さらに、修道院内のヨーロッパで3番目に古いという薬局にも行っているはずですが・・・
mugiko
 それなのに、左の写真1枚しか残っていない?
 現在の建物は1667年の大地震の後に再建されたものだが、中庭と柱は14世紀のものが残っており、それを撮影できたのだから、良し!としましょう。

mugio
 フランシスコ会修道院は、ピレ門の近くの左側にそびえ立っているが、この付近にはオノフリオの大噴水、城壁の遊歩道入口などがあるが、オノフリオでフリータイムとなったので、私たちは、ここで二人の記念撮影をしてから、フリータイムを使って城壁の遊歩道に登って美しい街並みを見学することにしたんだったネ。
mugiko

 ちょっと待って!見学の前にトイレに行きたいわ。ピレ門を出て右側に無料のトイレがあるという話だわ。

mugio
 そうしよう。トイレから戻ったらオノフリオで記念撮影してから、フランシスコ会修道院の前にある遊歩道入口に行くことにしようか?

 <トイレは、女性が手前、男性が奥にあったが、女性トイレのドアが開かなくなるというトラブルが発生!>


mugio
 旅をしていると、思わぬハプニングがあるものだね。
 でも、そのお陰で右写真のような美しい要塞が撮影できたのだから、旅は面白いものだよ。

mugiko
 何をのんきなことを言ってるの?
 女性にとっては冷や汗ものだったのヨ!

 <ピレ門の通路から見えたボカール要塞> 

mugio
 トイレ事件も無事、解決したので、城壁の遊歩道から見える美しいドブロヴニクの街並みを存分にお見せしましょう!
mugiko
 余計なことは言わないでちょうだい!
 スタート地点からは、反時計回り(左方向)の見学になりますので、右方向(南西)に海と島などが織りなす景色が見えます。
 そして、左方向(南東)には赤い屋根が連なる市街地が見えます。



  <遊歩道の右方向>

  <同じく左方向の市街地> 

   <遊歩道の前方向>

  <遊歩道を振り返ると> 

mugio
 ほんま!何も言うことあらへんね。






次のページ(No.24)  前のページ(No.22)