<とっておき南イタリア・シチリア島の旅>
 ~旅行5日目~12月31日(水)~

  シチリア島のタオルミーナ観光

                                   No.12


  昨日、アルベロベッロに着いたのは何時頃であったのだろうか? 
 何しろ、一日中、バスや船に揺られていたような気がする。
 でも、実際は、午前中におとぎの国のようなアルベロベッロをみて、午後からタオルミーナに向かったのであるから、正確には半日、ということになる。
 何を「ごちゃごちゃ」言ってるのか?と思うかも知れませんが、要は、「疲れた!」ということと夜遅く着いたので、タオルミーナのホテル(ヴィラ エスペリア)の様子が分からなかったということです。

 そこで、ホテルの状況を申し上げたいと思います。(急に言葉が丁寧になった?)
 外から撮影した写真が残っていると、思い出すのだが、大きなホテルだったような気がする。
 中はヨーロッパの道路のように丸い通路にいくつかの廊下が分かれており、その廊下沿いに部屋(ルーム)がついている。
 ホテルのキーは、カードを差し込む磁気式であるが、私たちが苦労したようにどの部屋のドアもキーがうまく作動しないようであった。

 部屋の中をコメントすれば、次の通り。
 ・ 面積は、良く言えば「こぢんまり」、悪く言えば「狭い!」
 ・ バス、トイレは、むろん同室で、バスタブは深いので一安心、昨日のホテルも同じであるが、  脱いだ下着や洗面用具を置くスペースがまったくない。
 ・ ベッドはシングル2つ
 ・ 空調は昨日と同様、温度調整ができない(お前がやり方を知らない?)ので、昨日よりは良い  が「やや寒い!」 
 などと、こんな論評をしていると、阪急交通さんの商売敵のようですね。
 

 
  <ヴィラ エスペリアの入口ドア>
 
  <同じくヴィラ エスペリア>

  写真二枚は、薄暗いが、いずれも31日の朝撮影したものである。
 さて、これから12月31日(なんと!大晦日ではないか!)の観光が待っている。しかも、ここは、あの有名なシチリア島である。
 本日の予定は、8時にホテルを出発してギリシャ劇場などの
タオルミーナ観光(滞在時間約2時間)、その後、バスでタオルミーナからチェファルー(215㎞、約3時間)に向かい、到着後、昼食を食べて、約1時間の散策、そして、シチリア鉄道でパルレモ(チェファルー発16時19分発、パルレモ着17時25分)に向かいます。
 ああぁ、今日も強行軍のスケジュールが待っている!(仕方がないよ、これだけの観光地を5日間で見ようとしているのだからね。)
 
 さぁ、忙しい観光が待っています。腹が減っては戦ができません!またまた、食べ物の写真?

      いかがですか?いままでの朝食に比べて彩りが鮮やかで美味しそうですよね!
 でも、残念ながら味は、まったく記憶にありません。
 といいますと、叱られそうですね。ちゃんとメモが残っていました。パン2個(うまい!)、ハム(これもうまい!)、チーズ一枚(論評なし)ヨーグルト(相変わらずうまい!)

 まず、8時にバスの乗ってタオルミーナ観光ですが、バスの乗ったら、いきなり小型バスの乗り換えるという説明がありました。どうやら古い街並みで大型バスでは市街地に入ることができないようです。
 タオルミーナは、
青い海(イオニア海)と壮大な古代劇場(ギリシャ劇場)のある街として、また、この街を舞台とした映画「グランブルー」で有名である。
 街の中心に
ヴィットリオ・エマヌエール広場があり、ここからギリシャ劇場通り(Via Teatro Greco)をを5分歩けば、丘の上のギリシャ劇場に着く。
 「そんなことを聞いても、分からない!」ごもっともです。
 実際に訪問した小生も初めての土地でわからないのですから、行ったことがない皆さんの気持ちはよく分かります。
 バスを乗り換えた場所には、大きな駐車場があり、そこからヴィットリオ・エマヌエール広場に向かったようです。
 と思ったら、ショップやレストラン、ホテルなどが建ち並ぶ賑やかな
ウンベルト1世通りに行ったようです。 
 写真の撮影順序がウンベルト1世通りの中間にある
「4月9日広場」が先になっているからです。
 まず、ウンベルト1世通りを歩いている様子と「4月9日広場」をご覧頂きましょう!
 ところで、なぜ、「4月9日」などという日付が名前になっているのか?と思いますよね!
 何かの記念日?そのようですね。戦争に勝った日とか、どこかの占領から解放された日とか。
 1860年のスペインからの
解放の噂が広がった日だというのですが・・・

 
  <ウンベルト1世通りを歩く>
 
<4月9日広場(中央の建物は聖ジュゼッペ教会)>

 この「4月9日広場」がある通りは、写真のように美しい模様が施されていて、写真の左方向(イオニア海側)に行くと、イオニア海の美しい光景が望めます。

 
      <イオニア海側の広場>
 
      <美しい光景が広がる海岸線>

 ここからウンベルト1世通りをまっすぐ行きますと、ヴィットリオ・エマヌエール広場に着きますので、そこで古代ローマ・ギリシャの音楽堂である「オデオン」を見学しました。そして、その後、広場に面しているもう一つの通り、ギリシャ劇場通りを5分ほど歩きますと丘の上の「ギリシャ劇場」に着きました。
 その様子は、次ページをご覧ください。




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