ここで、16人のうち、わが家を入れて7人(3組)が埼玉県から参加したということが判明した次第である。
 
 ところで、スロバキアは、93年にチェコスロバキアから独立した国だそうです。知っていましたか?
 ツアーでこの国に立ち寄るのは、珍しいと添乗員のHさんが言ってました。
 舌を噛みそうな名前のプラチスラバですが、ここに夜、到着したものだから、さて、どんな夕食が出るかと、ドキドキしていたら、「何もなし!」だって、そりゃないぜ!
 何のことか分からないって? 説明しましょう。
 ここブラチスラバのホテルは、観光地である旧市街地から離れているアメリカ風の「ホリディ イン」である。
 この名前、世界中にあるような気がするのは、小生の勘違いでしょうか?
 だから、ホテルのレストラン街は、おいしさ満点と、ツアーの誰もが思っていました。



 ところがである。なんと!今日は休みであるという。
 これにはHさん、大慌て、食事の方法を伝授する。

 一つ目は、歩いて数分のところにコンビニ?があるから、そこでサンドイッチでも買ってきて。

 二つ目は、旧市街地にレストランがあるから、ここからタクシーでどうぞ。

 三つ目は、このホテルと交渉した結果、レストラン風の飲み屋みたいなところで食事を出してくる。
 ただし、メニューは三つしかないよ。

 サー、お好きなのをどうぞ、となるが、どれがよいのか、判断がつかず我々も困ってしまった。

 最初は、コンビニと思っていたが、誰も行かない様子に、断念することにした。
 これが悪かった。
 親子連れの3人と年輩の夫婦にあわせて「このホテルコース」を選んでしまったから、サァー大変。(ドジョウが出てきて、こんにちわ、ではありませんよ。)

 メーンディッシュが3種類、一に「七面鳥」二に日本では卵しか食べたことがない「ウズラ」三が「サーモンのステーキ」である。

 これだけ聞くと、何が大変だか分からないが、その大きさ、その美味しさ、「オウ、マイ、ゴット」である。
 小生など、もう、ウズラの顔も見たくない!(でも、ウズラの顔、見たことないよ!)
 これも旅の楽しさですよ。


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