しかし、そこは、建物ではなく、通路のようになっているところでしたがキョロキョロと見回しますと、事務所のような建物がありました。
 万国旗がはためいており、日本の国旗もあり、さらに、トイレの表示もありました。
 「よし」と喜び勇んで入ろうとしたら、なんと、ここは、有料であります。
 確か35セントでしたから、50円くらいになるでしょうか。
 日本は、トイレがあちこちに整っていて、本当に便利です。
 そういえば、フランスの高速道路にもサービスエリアみたいなものがありますが、主に、燃料の補給が目的のようで、トイレは、土産物や日用品を販売している店の中にあるだけです。
 無料ですが、バスが到着すると、長蛇の列となって大変です。
 オーストリアなどの中欧の旅でも同じでしたから、ヨーロッパ共通のようですね。
 というわけで、ヨーロッパ旅行では、トイレは、要注意です。

 次が第二の事件です。これは、別名「ずぶぬれ事件」と言ったらよいでしょう。
 トイレの後、中を見学しようとということになり、頂上の修道院に通じる上り坂の狭い通路を歩き始めました。
 その両側には、土産物店やレストランなどが並んでいるのですが、途中で同じツアーのTさんご夫婦に出会いました。

上り坂の通路(翌日、撮影したもの)

 明日、もう一度、ここに来ることになっていましたので、そろそろ帰ろうと、ご夫婦と別れて、駐車場を出て、道路を歩こうとしたら、添乗員のKさん(連れの女性がいました。)と、さらに、Nご夫妻ともバッタリ出会ったのであります。
 この方々と別れて、モンサンミッシェルの夜景を楽しみながらホテルへ帰ろうとしましたら、なんと、雨が降ってきました。
 小雨でしたので、しばらく待てばやむと思い、この方々と一緒に、ゆっくりした歩調でモンサンミッシェルの真正面(つまり、道路の終点)にあるコンクリか石造りの建築物の小さな軒先に雨宿りを決め込んだのでした。
 しかし、雨足は、強くなるばかりで、そのうち、土砂降りとなってきました。


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