そして、しばらくすると、店がなくなり、階段が出てきて、大きく左折すると修道院の建物が見えてきます。
 もっとも、実際に歩いていますと、どこからが修道院なのか分からなくなりますが、急な階段上に人々が並んでおり、階段を上がったところからチッケトが必要なことから、「ここが入り口なんだ」と認識したものです。

    <横路の階段>    <修道院への階段の様子>

 ところで、このように大きな建築物を造るために、どう資材を搬入し、組み上げていったのか誠に不思議です。
 修道院の中は、多くの部屋があり、階段を上ったり下ったりしながら説明を受けましたが、パリの教会や宮殿のような華やかさはなく、修道院に相応しい質素という印象でした。

  建物の中の様子



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