食事の後は、解散? 違いますよ、これからバスでマリー・アントワネットゆかりの「プチ・トリアノン」の向かったのである。
 「プチ」というのは、日本で「プチトマト」というように「小さい」という意味であると思うが、「トリアノン」は、この地の名前ということらしい。
 ところで、マリーアントワネットが愛したのは、プチ・トリアノンではなく、ここの近くに彼女がつくらせた「小集落(農家住宅など)」だったようである。


 マリー・アントワネットが愛した農家住宅?

  順番が逆になってしまったが、アントワネットが頭にあるものだから農家住宅が先になってしまった。
 それにしても、プチ・トリアノンの庭園の遠方を見る感じで、この光景が僅かに覗けたということであり、誠に残念であった。
 ところで、トリアノンは二つあるが、もう一つは、ルイ14世がつくった「グラン・トリアノン」である。
 トリアノンは、ベルサイユ宮殿の北西(前ページの公園の写真右奥)にあるが、私達は、バスでトリアノンの駐車場まで行って、この離宮を見学したのである。
 トリアノンに通じる道を走っていると、正面に鉄柵のようなものが見えてくるが、これが「グラン・トリアノン」らしい。

 グラン・トリアノンの鉄柵門

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