おかしいな?と思いながら、ここを通り過ぎ、横断歩道を渡ってしばらく歩いていましたら、お目当てのオルセー美術館が見えてきました。
 入口を見ると、思ったほど行列ができておらず、スムーズにチケットを買うことができた。(7ユーロ、約1,000円)

 なお、チケットを買う前に手荷物検査があるますので、ご注意下さい。
 ここは、美術館としては、そう古くはないらしいが、外観は立派である。
 そして、中へ入ってみると、真ん中に大きな空間が広がっており、どこに絵が展示してあるのかと考えていたら、わが妻が案内図を見ながら3〜5階にあるモネなどの作品を見たいと言うので、階段を上がることにしたのである。
 しかし、どうも中の造りがおかしい。

  オルセー美術館の廊下など

 
 階段は、鉄骨が見えるし、廊下も狭く貧弱である。
 トイレの位置も、中二階のようなところにあり、「変だな?」と思っていたら、なんと、この建物は駅だったそうである。
 
 なんて、余計な話ですが、お陰でわが妻の憧れの絵画が手の届く位置に並んでおり、ゴッホの自画像やモネの睡蓮などを思う存分鑑賞することができたのである。

             オルセー美術館に展示されている絵画の一部



次のページ(15−36) 前のページ(15−34)