目的の場所に近づくと、「松坂屋」の表示がありました。
ほっとして、中へ入ったのであるが、店の売場が狭く、売っているものは、チョコレートやエッフェル塔のミニチアのような「旅行土産」ばかりです。
「もっと良いものがないのか」と思い、奥へ行きますと、どこかで見た光景です。
そう、最初に入ったブランド品店街でした。
ホント、買い物は疲れるよネ!
この日は、夜のディナークルーズに参加することにしていましたので、ホテルに戻り正装?して、マイバス社に7時30分までに集合しなければなりません。
「5分でも遅刻すると、おいていく」と脅かされていましたので、早めにホテルに戻る必要があるのです。
ディナークルーズには、前日に参加すれば良かったのですが、このため買い物が中途半端に終わってしまいました。
また、翌日、つまり、帰国する日には、モネの家を見学する予定にしていましたので、8時30分にマイバス社集合で、さらに、帰国のためにスーツケースをその時刻までに整理しておく必要があります。
今日のディナークルーズの終了が23時30分、ホテル到着が0時くらいで、翌日が朝早いのですから、これは強行軍でした。
というわけで、お土産が買えず、早めに帰ることにしたのであるが、それでも歩き疲れたので、オペラ駅近くのカフェで一休みです。
コーヒーを飲みながら眺める人々の流れや街の様子、これは異国情緒たっぷりで最高ですね。
そして、時間を見計らって、ホテルに帰り、バトー・パリジェンヌ社によるディナークルーズに参加するため、いい男といい女に変身して指定の時間までに到着したのである。
しかし、あんなに脅かされたのにバスが混雑で30分くらい遅れるとのこと。
それでも、バスは、集合場所であるエッヘル塔近くの船着き場に無事、到着する。
私達が12年前に来たときは、雰囲気に飲まれて何がなんだか分からず、霧雨のような天気のせいか幻想的な雰囲気をしたパリの夜をじっと眺めていたものである。
今回は、出発時間(20時30分)は遅いが、夜という感じではなく、夕方のような薄暗い明るさの中での出発となった。
船に乗ると、日本人だけの席(外国人も一緒の方が良いと思う。)が用意されており、私達のツアー仲間のFさんご夫婦とともに、一番奥の良い席に座ることができた。
そして、歌舞音曲が用意され、女性歌手が大きな美しい声で歌うなど雰囲気を盛り上げていたのである。
雰囲気を盛り上げる歌手 |
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