ここは一見の価値あり、じっくり時間をかけて見たいところであるが、滞在時間の一時間があっという間に過ぎてしまったのである。
 今度、来るときは、モネの勉強をしてからにした方が良さそうであるが、心を残しながらパリに戻ったのである。


 心が残っているせいか、パリに近づくと高速道路が混雑してきて、時間が心配になってくるが、よく見ると、途中、
凱旋門を通っているのである。
 これは、チャンスとばかりにビデオカメラを向けたのであるが、右側に座っていたことからシャッターチャンスを逃してしまったのである。
 この後、時間があれば凱旋門に来たいと考えていたのであるが、結果として、撮影できなかったことは、誠に残念であった。


 ということで、予定より若干遅れたが、マイバス社から買い物へ行くことにしたのである。
 わが妻、まず、免税店に行きたいという。

 しかし、その前に「腹が減っては戦ができぬ」とばかりに、またも、日本料理店が並ぶ横路に行くことにしたのである。
 今度は、「うどん、そば」店の先に「札幌ラーメン」の看板が目に入ったので、そこへ行くが、お休みである。
 がっかりしながら、その店の右側を見ると、もう一軒、中華料理店があるではないか!
 ここは、活気に満ちていて、何人か席が空くのを待っている。
 幸い、すぐに座れて、またまた、ラーメンを注文、「焼きそばが良かったかな?」なんて思いながら小生だけ餃子を注文、わが妻は食べないと言う。

 イヤー、ここの味は、麺も、汁も、そして、餃子も
大変結構でした。
 久しぶりに日本の味に舌鼓を打った二人でしたが、周りをよく見ると、ほとんどがフランス人のようです。
 隣の席には、若い男女が五人くらい座っていましたが、カツ丼を食べています。
 最初は、箸で食べていたのですが、途中からフォークで食べ出しました。
 何でも結構、美味しいものに国境はないのです。


 さて、そこから免税店へ戻り、わが妻、地下の売場を物色するが、なかなか決まらない。
 それでも、自分や親戚への小物の贈り物が決まり、小生は、ホッとするが、「チョコレート」などの定番も買っておいた方がよいのでは?と余計な心配をしている。

 次は、これから
モンマルトルの丘へ、と思ったが、地下鉄の二回乗換や、現地不案内など不安定要因がある上に時間が意外と少なくなっている。
 そこで、モンマルトルの丘は断念することにして、オペラ座駅方面へ歩き出したのであるが、横路にそれて、コンコルド広場まで歩いて行ってしまった。

 途中、洋装店などを覗いたり、コンコルド広場からシャンゼリゼ通りに行く途中にある公園で一休みするなど、
最後のパリを十分堪能した二人であった。
 
 と言ってますが、もう少しがんばれば、シャンゼリゼから凱旋門まで行けたのかもしれません。
 そして、コンコルド駅から地下鉄8番線に乗り、ホテルへ戻ったのであるが、集合時間の1時間前だというのに、ほとんどの方が戻っていました。
 
 これから、シャルル・ドゴール空港に行って、日本に帰りますが、本当に想い出を沢山いただいた旅でした。
 最後に、この旅で一緒になった方々に感謝を込めて、
「皆さん!メルシー!」

 
  ベルサイユ宮殿にて「はいポーズ!」



<小生の拙い文章をお読みいただいた皆さんに厚く感謝申し上げます。次の旅行先でまたお目にかかりましょう!>
                    
mugifumi

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