食事の後は、日程表を見ていると、本日のメーンイベントみたいに書いてあるシャーフベルク登山鉄道に乗車しての山頂観光であります。

 しかし、ザンクトヴォルフガングの主役は、やはり観光地独特の雰囲気がある街の様子では、と思っておりましたら、人間の営みである歴史や文化という面では「教会」が主役であり、自然という面から見れば、シャーフベルク山とヴォルフガング湖を中心としたその美しさが主役である、と言えるのかも知れません。

 なんて、気取っていますが、やはり、「ザンクト・ヴォルフガング巡礼教会」が白馬亭とともに有名のようであります。
 ザンクト・ヴォルフガング巡礼教会は、ヴォルフガングが「斧を投げ、その落ちたところに教会を建てよ。」という神のお告げに従って建てた教会だそうで、現在の教会は1477年の建築だそうであるから、この街は、巡礼の人々で賑わったのではないかと想像しています。

 ちなみに、この巡礼教会にあるゴシック様式の主祭壇は、オーストリアにある主祭壇の最高傑作の一つといわれているようです。

 しかし、残念ながら観光コースに入っていませんでしたので、この辺でシャーフベルク山の話に戻っていただきましょう。

 シャーフベルク山は、1,732メートルでザンクト・ヴォルフガングの街などが一望できる素晴らしいところだそうです。
 この山に登るために登山鉄道がありますが、ここへは、白馬亭から歩きました。
 途中、市街地を通りながら散策したという感じでありますが、美しい街並みを見ていますと、大変楽しいものであります。
 市街地を抜けると、やがて左側にヴォルフガング湖が見えてきます。
 そこからしばらく直進しますと、公園のような雰囲気の中に鉄道の乗り場が見えてきました。


 <ザンクト・ヴォルフガング市街>

 <駅前から望むヴォルフガング湖>

 左側の写真は、帰りに撮影したものですが、観光地である市街の様子がお分かりいただけるのではないかと思います。
 次は、駅の看板?と鉄道の様子をご覧いただきましょう。


  <駅の案内板>
 
  
<鉄道の様子>

 写真ではさほど人がいないように見えますが、この鉄道に乗る人で混んでいましたね。
 私達は、予約してあったので、安心して時間を過ごしましたが・・・
 右側の写真の奥に小さな赤と黒いものが見えますが、これが車体ですね。
 サァー、いよいよ乗車であります。どんな景色が望めるのか胸がときめきます。


  <電車に乗車する人々>

<上り坂になって最初に見えてくる建物>

 赤い車体が特徴の電車であるが、大きさは、日本のトロッコ電車くらいでしょうか?
「どんな方式で走っているか?」ですか?
 そんなこと聞かないでくださいよ!スイッチバック?たぶん説明があったと思いますが、覚えておりません。


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