メルク修道院見学が終わりますと、次は、いよいよ「ドナウ川クルーズ」であります。
 時間がないと言われて急いだ記憶がありますが、メルク修道院から近いですね。
 何処が?勿論ドナウ川の船着き場ですよ。
 メルク修道院には10時頃に着いて1時間くらい見学したでしょうか?
 ヴァッハウ渓谷を見るドナウ川クルーズの話の前に約束のメルク修道院の写真をご覧いただきましょう。

     

 いかがですか?上の写真からメルク修道院の全容がお分かりいただけると思います。
 撮影場所ですか?勿論、ドナウ川クルーズの船の上からですよ。

 ところで、今回の旅で小生が最も期待していたのがドナウ川クルーズでした。
 何故そんなに期待していたかと言いますと、ロマンチック街道・スイス・アルプス・パリの旅でドイツのライン川クルーズがあったのですが、その時の楽しさ・美しさが忘れられなかったからであります。

 ドナウ川クルーズもきっとそうなると思い込んでいたのですが、古城が次々と現れる、という意味ではライン川クルーズの方が楽しかったように思われます。
 ローレライの伝説が頭にあるから、そう感じたのでは?それもあるかと思いますが・・・

 まぁ、それはそれとしてドナウ川クルーズを始めましょう。
 「美しく青きドナウ」の曲をご存じですよね?
 残念ながら水は青というよりはネズミ色が主体の白濁とした色だったのですが、ライン川と同じような流れと色であった思いました。

 ドナウ川は、ドイツからオーストリアを経て黒海に注ぐ大河で、その距離は、約3,000キロメートルです。
 私どもが乗った区間は、ドイツ国境に近いヴァッハウ渓谷と呼ばれる区間であるが、乗船は、写真のようにメルクからで、デュルシュタイン、クレムスを結ぶコースです。
 乗船時間は、下りであることからデュルシュタインまでで1時間20分位であったと思います。

 肝心のヴァッハウ渓谷の景色ですが、城みたいな建物や街並みなどが流れるように続き、心が躍るほど楽しい、と言えたらいいのですが・・・

 それに、「あの城は、こういうものだ」といった放送があるのですが、英語やドイツ語での案内が先で日本語が最後なものですから、案内があったときには、その施設を通過していると言う状況でありました。
 まぁ、ぼやきはこのくらいにして写真をご覧いただきましょう。

 
  <私達が乗った船>

  <乗船風景と街並み>

 メルクから乗船する前に船着き場から撮影したものが左の写真です。
 また、右の写真は、出発直後の様子ですが、小生は、この時には、どんな景色が見られるのかドキドキしていたのであります。


      <美しいな!>

  <おとぎの国のような城>



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