写真を見ると、本当に美しいですね!皆さんは「これは、もう行くしかない。」というふうに感じられると思いますが、こういう景色が連続していて、右を見たり、左を見たりという忙しさがないものですから、小生としては、少々期待はずれでした。

 でも、だからといってこの渓谷の観光地としての価値が下がるわけではありませんので、誤解のないようにお願いいたします。

 どうですか?建物や街並みなどの人工的なものより自然の美しさに感動すべきなのかもしれませんネ。

 その意味では、秋など別な季節に来てみると、違った感動が味わえるのではないでしょうか。
 おっと、こんな話をしている内に、下船予定地のデュルンシュタインに到着であります。

      デュルンシュタインの船着き場にある水色の塔(聖堂参事会員修道院)

 このデュルンシュタインは、中世的な雰囲気の残る街として有名でありますが、船着き場の正面にある
聖堂参事会修道院の裏側にあるハウプト通りに出ますと、道の両側にはカラフルな家々が立ち並び、まるでお伽の国へ来たような雰囲気を味わえるところであります。

 また、ここで有名なのが、聖堂参会堂修道院の左手前の丘に残る
クーエリンガー城址だそうであります。
 残念ながら、写真撮影していなかったようですので紹介できません。

 なんでも1192年に英国のリチャード獅子心王という方が第3次十字軍遠征の帰路、オーストリアのレオポルド5世という方に捕らえられ、幽閉されたのがこの城だそうです。
 そして、英国の王様は、1194年に多額の身代金と引き換えに英国に帰ることができたのですが、王様の部下が彼を捜すのに王様の好きな歌を歌いながらこのあたりを探していたら、城からも王様の歌声が聞こえてきた、という童話のような話が残っているそうです。

 「写っていない話は、いいから聖堂参事会修道院の話をしろ!」ですか? 
 18世紀初頭のバロック様式の建物で、オーストリアでも屈指の美しさを誇る建物だそうでありますが、内部は見学しませんでした。

 というような話はこれくらいにしまして、今日の昼食は、ハウプト通りにある可愛らしい店でいただきました。

 

 いかがですか?オモチャのような建物が続くメルヘンな街並みでしょう!
 是非、行ってみたくなったでしょう? 

  この写真は、食事の後にバスの駐車場へ向かうために散策したドナウ川沿いの状況ですが、ご覧のように緑に溢れた静かなところでした。
 「そんなことは、良いから、早く食事の写真を見せろ」ですか?
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