この堀を渡りきると、正面に大きな石の建築物があり、真ん中に門、その両側は壁であろうか?
前ページの写真を見ると屋根まであることが分かるが、ここは、アンコール・ワットという寺院に入る通用門みたいなものであろうか?
なお、カンボジアの内戦の影響で、この建築物も一部が被災していると聞いたが、誠に残念な話である。
人々は、この建築物の正面の門(塔門?)に入る階段を登るのであるが、中に入ると、右側に地元の人々が「タ・リーチ」と呼ぶ大きな石像が待っているのである。
この石像は、ヒンドゥー教のヴシュヌ神の立像であるとされており、その足下には、ご利益を期待してか?食べ物や、線香などが供えられているのである。
しかし、私達は、こういうものを見ると、仏教の菩薩像に見えてしまうから不思議である。
<タ・リーチ像> |
<タ・リーチ像の足下> |
<デパダー像?歯を見せている?> |
<門の内側の様子(左側)> |
<蛇神ナーガの頭?> |
<蛇神ナーガの胴と参道> |
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