これで、カンボジアのシェムリアップでのアンコール遺跡群の観光は、終了である。
 この後は、オールドマーケット観光と昼食をいただいて、17時50分発の飛行機でベトナムのハノイにいくことになっている。
 オールドマーケットは、アメ横みたいな雰囲気であるが、足がない人々が観光客に近づいてきて、お金をせびりに来ます。哀れさと同時に怖さが感じられ、何とも言えない気分でした。
 また、昼食は、観光客用なのか、多くの机と椅子が整然と並んでいるが、お客さんはまばらであったように思う。
 ここで、飲み物を注文して、楽しく過ごすが、明日は、同じベトナムでもAさんとCさんご夫妻はホーチミンへ行くことが判明する。
 また、私達とBさんご夫妻、Dさん、Eさんの6人がハノイに行くことになっており、どうやらここでお別れのようである。
 というわけではないと思うが、食事も豊富で、最後には、店にあった醤油みたいなもの(魚礁?)が気に入り(特にCさん)、購入してしまいました。
 しかし、これが飛行場でトンだ事件を引き起こすのですから面白いものです。

           

   
 
   


 その事件というのは、シェリムアップ空港で起きました。
 空港に入り、まず、空港使用料を払い、次に出国手続きをするため荷物検査に並んだのです。
 この時、事件が起きました。
 わが愛妻の荷物が危険物探知機に引っかかり、バッグから虫除けスプレーを出そうとしました。
 バックをおいたカウンターは細く小さいものですが、そこに、同じバックに入っていた昼食で買った醤油の瓶を置いたのです。
 係官は、数人の男女で「スプレー缶は飛行機に持ち込めない!」などと言ったのかも知れませんが、愛想のないこと、怖いようです。
 やっとの事で、わが妻が女性の係官に「処分をお願い」して、これでベトナムへ行けるとホッとしたのであります。
 そして、バッグを動かそうとしたら、横に置いてあった醤油の瓶に触れてしまい、醤油が床に落ちて、付近が醤油の海となってしまったのです。



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