花のベネルクス物語15日間の旅行記
 <2012. 4.11(水)~ 4.25(水) (株)ユーラシア旅行社>

          ~4月12日(木)旅行2日目  曇り時々晴れ~  
 





                               No.3の2



 次は、マルクト広場の東にあるブルグ広場に向かいました。ここには、市庁舎や聖血礼拝堂などがあります。


  <ブルグ広場の樹木>

   <聖血礼拝堂> 

   <美しい!市庁舎> 

   <中央の建物が公文書館>

 小生の印象は、3つのトンガリ帽の屋根に黄色の旗が揺らめいていて「これが市役所!?」という印象でしたが、聖骨厨子とは何でしょうか?前面の柱のことでしょうか?

 さて、次の「にわか勉強」は、市庁舎の隣(建物から見たら右隣、広場から見たら左隣)、というより繋がっている公文書館と元裁判所についてです。「わがまま歩き」では、公文書館と元裁判所という名の見出しが見当たりませんでしたが、丹念に読みましたら説明の文字として「古文書館」と「元裁判所」という文字がありました。
 その見出しは、「自由ブルージュ館 ルネサンスの間」となっています。

市庁舎の左隣、屋根の正面に「正義」、その左に「モーゼ」、右に「アーロン」のブロンズ像があるルネサンス様式の建物は
古文書館。その隣に増設されたのが、今は市の観光局となっているネオ・クラシック様式の元裁判所。この評議員室に豪華なルネサンス様式の「自由ブルージュ」の記念の暖炉がある。カール5世のフランスに対する勝利を讃えて、1528年から81年にかけて木とアラバスター、大理石を使って造られたもので、カール5世の像がのっている。部屋の梁には「自由都市」を表す楯の紋章が。」


 私達は、これらの建物に入りませんでしたが、中の見学をして説明を受けても「チンプンカンプン」だったと思います。それでも、見学したかった!というのが正直な感想です。

 元裁判所の写真がない?鐘楼前にある茶褐色の建物(聖血礼拝堂の隣)の横の正体不明の建物とともにご覧いただきましょう!この建物が何なのかをご存じの方は、是非、お知らせください。

 ブルグ広場に樹木が茂る公園のようなところが(左上の写真)があり、その真正面に左下の「市庁舎」、市庁舎に繋がっている建物で三角の屋根が印象的な「公文書館」が右下の写真です。 そして、公文書館の左の建物が「元裁判所」で、市庁舎の左隣にある建物が、右上写真の「聖血礼拝堂」です。

 さて、これらの建物がどういうものなのか「わがまま歩き」で「にわか勉強」です。
 まず、市庁舎です。

 「長四角形をしたゴシック様式の建物は聖骨厨子の形を模したもので、ブルージュ最古の建物(1376~1400年)の一つ。いまも会議や結婚式に使われる2階の長老会堂は「ゴシックの間」と呼ばれ、1402年に施されたオーク材の円天井と彫刻が素晴らしい。壁にはブルージュの歴史が描かれている。」


  <元裁判所であった市観光局>

  <正体不明の建物> 

 正体不明の建物は、ご覧のように、現地ガイドのWさんから説明を受けていますが、メモが残っていませんでした。フランスの王宮のような色彩と造りで荘厳な雰囲気があります。

 さて、次は市庁舎と公文書館の間にある通路を歩いて、大きな運河(ダイフェル運河?)に架かる橋に向かいました。そして、そこからは「水の都」ブルージュらしい美しい光景が待っていました。

 
  <ダイフェル運河>

   <市庁舎と公文書館>

 左上の写真は、市庁舎と公文書館の間を通った裏側の光景です。建物の間を通って橋から運河の左方向を見た構図ですが、ここに来ますと、ブルージュが「水の都なのだ!」と実感できました。
 また、右の写真は、ブルグ広場の裏側(南側)から見た市庁舎と公文書館ですが、運河と建物が調和した光景が美しく、思わず見とれてしまいました。
 そして、そこは、ご覧のように小さな広場のようになっていて、ちょうど良い写真スポットになっていました。

 ここから魚市場の横を通っていきますと、運河と平行して走っているダイフェル?(Dijver)という表示の道路にでますが、ここから見える運河伝いの光景は本当に美しく、まさに絵になる光景でした。 
 特に、ブルージュの象徴とも言える聖母教会と鐘楼の両方が運河とともに見える場所があったのですから感激です!


  <右方向には鐘楼!>

  <左方向には聖母教会!>

 何度も言いますが、美しい!ですね。
 次に向かったのは、右写真で遠方に見える聖母教会ですが、その間に撮影した船着き場などの光景をご覧いただきます。

 
  <船着き場>

  <グレーニング美術館の入口>

 聖母教会は、大きく、また、高すぎて小生のカメラには収まりませんでしたが、近くの雰囲気を感じて頂ければと思い、撮影したものがありました。


   <聖母教会の塔>

  <聖母教会入り口付近>

  <聖母教会とグレートゥーズ博物館> 

 空に聳えるように教会の尖塔が突き出ている光景は、何かを象徴しているのでしょうか?
 それはともかく、聖母教会といえば、高さ122メートルの尖塔の他、ミケランジェロの聖母子像やヤン・ファン・アイクの「十字架上のキリスト」などが有名だそうですが、午後からの自由時間で、この教会の中を見学して、これらの名品を鑑賞することが出来のでしょうか?

 それにしても、
「グレートゥーズ博物館(右下写真の右側の建物)」が聖母教会の隣に位置しているなんて!帰国するまで知りませんでした。何が展示してあるのか?
 「カール5世20歳の胸像、木や象牙、石や大理石などによる彫刻、17、18世紀の家具、16~19世紀の銀器、陶器など」だそうですが、もちろん、見ていません!

 さて、次は、考古学博物館や
「メムリンク美術館」などを眺めながら「ビール醸造所(Da Halve Maan)」などを見ながら、世界遺産の「ベギン会修道院」と小生が最も美しい!と感じた「愛の湖公園」に向かいました。

 早速、メムリンク美術館の様子をご覧いただきたいところですが、その前にファン・ルイス・ビベス(1492~1540 JUAN LUIS VIVES)という方の胸像がありました。場所は、メムリンク美術館でしょうか?
 この方は、スペインのバレンシア生まれの人文学者・教育者で、イギリスで王の機嫌を損ねて幽閉され、その後、ブリュッセルに移り、亡くなったのがブルッヘ(ブルージュ)だそうですが、ここに胸像があるのは、ブルージュの教育などに貢献したということでしょうか?。

<少々このページが長くなりましたので、写真などは次ページに掲載します。A>










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