花のベネルクス物語15日間の旅行記
 <2012. 4.11(水)~ 4.25(水) (株)ユーラシア旅行社>

          ~4月13日(金)旅行3日目  くもり~ 






                              No.5


 ブルージュの朝のお天気は「くもり」で、少し霧が出ています。
 昨日はブルージュの街の美しさを堪能しましたが、今日はブルージュからフランダースの犬の舞台
アントワープに向かいます。そして、昼食後、アントワープからゲントに、その後、首都ブリュッセルに向かい、宿泊です。

 アントワープでは、
「市庁舎」、ルーベンスの最高傑作“キリストの降架”と“聖母被昇天”がある「ノートルダム大寺院」「ルーベンスの家」を、また、ゲントでは、ファン・アイク兄弟の“神秘の子羊”がある「聖バーフ大聖堂」「鐘楼」、ギルドハウスの並ぶ「グラスレイ」を見学する予定になっています。

 などといってますが、同じような建物が多いようですから、小生の頭の中が混乱しそうです。

 さて、朝食が7時00分から0階のレストラン、バゲージは7時50分に部屋の外に!、ロビー集合は8時20分ですから、結構、忙しいものです。
 全員が予定通り集まりましたので、8時30分にはホテルを出発したのですが、ここで
ハプニングがありました。
 列車事故の影響でゲントを先に観光することになったのです。私達はバスなのになぜ列車事故が影響するのでしょうか?
 たぶん、現地ガイドのWさんがアントワープに行けなくなってしまったからではないでしょうか?

 ゲントには9時前後に到着しましたが、バスはWさん(今日のファッションは、
水色のパンタロン)が待っている聖ヤコブ教会に向かいました。そして、ここから徒歩で「市庁舎」「鐘楼」を見学しました。

 まず、その前にゲント到着時の様子をご覧いただきます。

 
  <静かな雰囲気のゲント市内>

   <聖ヤコブ到着前の光景>

 左の写真は、9時過ぎに撮影したゲント市内の光景ですから、ブルージュからはバスで約30分の距離と言うことになります。

<ここで、ゲントのお勉強!>


 ゲントは、人口25万人を擁する西フランドル州の中心都市です。別名「花の都市」とも呼ばれ、1809年からの歴史ある花の祭典ゲント・フロリアを5年に1度開催しています。(次回は2015年の予定)
 スヘルデ川とレイエ川に挟まれているため水運に恵まれていて、中世に賑わった埠頭グラスレイ(Graslei)、コーンレイ(Korenlei)、クラーンレイ(Kraanlei)には、 年代によって異なるギルドハウスが残り、街並と調和した美しい光景が見どころとなっています。また、神聖ローマ皇帝カール5世生誕の地であるため、街のいたるところで王の縁のもが残っています。(出典・わがまま歩き)


 さて、聖ヤコブ教会から市庁舎や鐘楼などが集まる「聖バーフ広場」や「コーレンマルクト広場」までは、4~5百メートルという距離だと思いますが、大きな通りを真っ直ぐ進んでいきますと、通りの左奥に鐘楼、右奥に市庁舎が見えてきました。そして、3分後には市庁舎の前でWさんの説明を受けました。


 <鐘楼と市庁舎が奥に見える!>

  <違う建物が合体したような市庁舎>

 どんな説明か?もちろん、覚えておりませんが、「ゴシックとルネサンスがくっついた建物で、変な形!」という小生の感想で想像がつくと思います。

 市庁舎の周りには、トンガリ帽の尖塔が印象的な鐘楼と「王立劇場」などがあり、これらの建物をカメラに納めて、その後、聖バーフ教会を入場見学しました。
 必見!とされる聖バーフ教会にあるヤン・ファン・アイクの祭壇画
「神秘の子羊」とベネルクス最大のオルガンに関する写真は、撮影できなかった!のですが、それらがどんなに素晴らしいものだったのかを小生には説明できません。(帰国してからネットで絵を見て「こんな感じだったかな?」という程度の印象しか残っていないのです。)
 でも、建物は、教会に入場する前に鐘楼付近から何とか撮影することができました。


 <繊維会館と鐘楼>
 
  <フランドル王立劇場>

 「頭がちょん切れていて」鐘楼が見えない?大丈夫です。上の写真の光景を見てから先ほど申し上げた鐘楼の中を見学して、その後、コーレンマルクト広場方面に向かいましたが、その際に鐘楼を遠方から撮影することができました。


  <鐘楼の全体像>
 
    <中央の奥に聖ニコラス教会!>

 この全体像の左奥に僅かに見える聖ニコラス教会の方向に向かいますと、やがてコーレンマルクト広場や、ゲントの3大塔が一望できるという聖ミカ(ヒ)エル橋に到着しました。
 この橋は、ゲントの大きな見どころになっている場所で、3大塔のほか、橋の左方向に聖ミカエル教会が、また、橋の上から右側を見ますと、ゲントの歴史を彩った
「穀倉と穀物の河岸」という意味のグラスレイとコーレンレイが左右に広がっていました。
 まず、橋到着までの光景をご覧ください。


  <コーレンマルクト広場>

 <ショッピングセンター(郵便局?)>

 右上写真の立派な建物は、ネットで調べたのですが、郵便局ではなく、ショッピングセンターが正解ではないでしょうか?
 ここを過ぎますと、ミカエル橋の手前で鐘楼、聖バーフ、聖ニコラスの3大塔が一望できましたので、この先の聖ミカエル教会とともにご覧ください。

 
  <ブルージュの3大塔が見える!>
 
  <聖ミカエル教会>

 この辺りからは、ブルージュの象徴ともいえるレイエ川の両岸のグラスレイ(穀倉埠頭)コーンレイ(穀物埠頭)に建つギルドハウスなど歴史的建造物が並ぶ光景が広がっていますが、左上の写真では左方向、右の写真では右方向になります。話が見えない?方角の話ですから行ってみれば分かります!







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