花のベネルクス物語15日間の旅行記 <2012. 4.11(水)~ 4.25(水) (株)ユーラシア旅行社> ~4月22日(日)旅行12日目 くもり時々晴れ~ |
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<美味しそうな朝食> |
<ホテルの入口付近> |
<ホテル周辺の雰囲気> |
<別荘でしょうね?> |
<花をあしらった?> |
<可愛いポニーちゃん!> |
<国立美術館入口付近> |
<クレラー・ミュラー国立美術館> |
<ゴッホのひまわり> |
<美術館の入口に向かう!> |
<「夜のカフェテラス」> |
小生の撮影技術が未熟で、左上の部分にガラスの光が反射して見にくくなってしまいましたが、この絵は、ゴッホの代表的な作品「夜のカフェテラス(アルルのフォラン広場)」です。 1888年2月から滞在した南仏の町アルルの旧市街フォラン広場に面する比較的裕福な階級層向けのカフェテラスの情景を描いた作品です。 黄色い部分がガス灯に照らし出されたカフェ、手前の黒いごつごつした石畳とテラスの右側の白い石畳、そして、右側の1本の杉の木、画面上部の薄暗い旧市街地の建物、青い星空に浮かぶ大粒の石粒のような星々(画家自身が「“天国の花”として描いた」と言ったそうです。)などが印象的ですね。 |
この絵は、中央の糸杉が枝を揺らめかせるように天に伸びていますが、画面上部には糸杉の右側に三日月が、左側に丸い渦のような星々が描かれています。(宇宙銀河のような感じですね!) ゴッホは、サン・レミに滞在していた時に糸杉を題材にした作品を複数描いていますが、糸杉に人生を重ねていたという解説があります。 「糸杉は人間の生、すなわち誕生や成長、友愛、永遠への憧憬を意味していたと同時に、その終焉である≪死≫をも象徴する存在であり、精神的圧迫に苦悩していたゴッホには自身の内面世界を反映するために最も的確なモチーフであった。」というものです。 この絵もそんなゴッホの精神状態を表しているかも知れませんが、「夜のカフェテラス」と同様に黄色と深い青色が織りなす世界は、ゴッホ独特の表現のような気がしてなりません。 |
<糸杉と星の見える道> |
<アルルのはね橋> |
「西洋絵画美術館」の解説によれば「ゴッホがアルルで見いだしたもっとも有名なモティーフの一つが、アングロワのはね橋である。アルルからプークに至る運河にかかるこの橋は、オランダのはね橋への郷愁を彼の中に呼び起こしたにちがいない。そしておそらくそれ以上に、青い空と水、単純なはね橋の造形は、浮世絵風の明確さ、単純さを求めるゴッホにとって好個の題材になったにちがいない。」としています。 |
<草原の草とバラのある静物> |
<自画像(88年、パリ)> |
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