<とっておき南イタリア・シチリア島の旅>
 ~旅行5日目~12月31日(水)~

    チェファルーシチリア鉄道でパルレモ


                               No.14


 パルレモのギリシャ劇場から見えるイオニア海の絶景ですが、写真よりも実物の方が美しいと思います。(お前の写真撮影の腕が悪いから美しく見えない?)

   海が見えない?
 左端にわずかに覘いているじゃないですか!
 美しい海岸線を撮影した写真があるのですが、mugifumi日誌に掲載してありますので、ご覧くださいませ。
 「わざと木の枝を入れて撮影したのではないか!」という疑惑はあたりません。
 それだけのテクニックは持ち合わせておりませんので。

 ここでの見学が終わりますと、次はタオルミーナ市街地を歩いて散策しました。
 それにしても、劇場のトイレは汚かったな! まるで、災害時の仮設トイレみたいでした。
 市街地散策で何をしたのか? メモでは、「広場近くの喫茶店でカプチーノをいただいた」とあり、さらに、町中の土産物店で「魔除け」と「猫」をゲットしたとありますが、魔除けは、現在、我が家の玄関で来客を「ぐっと」とにらんでいます。
 また、猫について、どのようなものであったのか「さっぱり」わかりません。
 そこで、かみさんに「どんなものだった?」と聞いたのですが、即座に「すぐ忘れてしまう!」と叱られて現物を見せられてしまいました。
 ところで、「広場近くの喫茶店」と書きましたが、どの広場なのか思い出せません。(ギリシャ劇場に近いヴィトリオ・エマヌエーレ広場? それとも、メインストリートのウンベルト1世通りの「4月9日広場」「ドゥモ広場」?)
 それよりも、魔除けや猫が見たい?

   

 イタリアのカプチーノは「さすが本場!」の味ですね。
 右側の写真の建物?調べましたら、タオルミーナで最も古い貴族で所有者でもあった
旧コルヴァイヤ宮殿で、現在は観光インフォメーションオフィス、民族博物館として使われているそうです。
 場所は、ギリシャ劇場近くのヴィトリオ・エマヌエーレ広場に面しています。
 ということは、カプチーノをいただいた「広場近くの喫茶店」は、ギリシャ劇場に近い「ヴィトリオ・エマヌエーレ広場」ということになります。

   

 左側が「魔除け」で右側の写真が尾が長い「子猫ちゃん」です。文書と写真の説明が離れていて分かりずらい?申し訳ございません。
 その後、しばらく歩いて小型バスにのり、大型バスが待っている駐車場に行き、チェファルーへ向かいました。
 タオルミーナからは215キロメートル、約3時間の行程ですが、その間の出来事は何があったのかメモが残っておらず、空白です。

   


 バスでいびきをかいて寝ていた?そうかも知れませんね!
 それでも、チェファルーには予定通り着いて歩いて昼食会場のレストランに向かいました。
 上の写真は、チェファルー到着直前の光景でバスから撮影したものですが、右の写真の水道橋のようなものは何でしょうか? 
 ところで、我がメモには、タオルミーナ出発が11時で昼食時間が14時~14時35分となっていました。
 場所は、チェファルーの「ラガレリア」というレストランで「ウニのパスタ「と「カジキマグロ」をいただきました。
 それにしても忙しかったな!昼食時間が35分しかないのですから。
 でも、実際には13時20分から14時30分くらいでしたので1時間以上あったのですから小生のメモもあてになりません。
 そんなことより、肝心な「味」ですが、「ウニのパスタ」は、おかわりをしたくらいですから
「うまい!」ということかな?熱いため本当はどうなのか分からないのです。
 「カジキマグロ」の方は、油で炒めたものですが、
「イマイチ」でした。

       

 いかがですか?美味そうに見えますよね!

 さて、食べ物よりも肝心な
チェファルーの話ですが、滞在時間が約1時間ですから「そりゃ」忙しいものです。
 メモでは14時55分から15時55分までの1時間となっています。
 なぜ、そんなに短いのか? そりゃ、次の時間が決まっているからです。
 チェファルー発16時19分のシチリア鉄道に乗ってパルレモに行くのです。
 それで、約1時間で何を見てきたのか?ですが、
映画「ニューパラダイス」で有名のこの美しい町を文字通り散策したということです。
 特に、映画の舞台となった港で記念写真を「ばっちり」撮影できました。
 下の写真のとおり、港を先に見てから町の中心部にある広場と大きな大聖堂を見学しました。
 その大聖堂では、中に入りキリストを描いた見事なモザイク画まで見学したのですから、時間がない中で十分楽しませてもらいました。
 そこまで見て1時間で終わるわけがない?そうなのです。
 実際は駅までの時間も含めれば、チェファルーの町を1時間30分くらい観光していたのです。
 阪急交通さん!本当にありがとうございます。

     

 左上の写真は、その映画「ニューパラダイス」が撮影された港?とチェファルーの町並み、真ん中は美しい海岸線の堤防を歩く小生、そして右が高く聳える2本の鐘楼が印象的な大聖堂がある広場です。
 右の写真の右側に見える岩山の上にはお城があるそうですが、そこまでは見学できませんでした。
 大聖堂の中の写真もご覧いただきましょう。

   

 小生のメモでは.この教会の印象を「町の真ん中に広場と教会がある。教会のステンドグラスは、それっぽくない。」としています。
 ここでは、左の写真のように手前に店があり、コーヒーなどが飲めるのですが、トイレ探しに苦労した記憶があります。
 トイレは店ではなく、写真でいいますと、共同トイレなのでしょうか?左手奥(わずかに建物が覘いている)の建物にあったのです。
 
 さて、ここの見学が終了すると、次はチェファルーの駅から
パルレモに向かいました。
 列車は予定通り16時19分に発車しました。
 所要時間1時間06分ですが、列車の旅というのは何かしら心が弾むものです。
 列車はいくつかの駅に停車しその途中駅で黒人が何人か乗ってきましたが、乗客はまばらで、閑散としていました。
 このためではないと思いますが、別の車両に乗っていた添乗員とツアー仲間の老夫婦が私達がいる車両に引っ越してきました。

 天気がよく、流れる景色は黄金色に輝いていましたので、小生は思わず、列車の窓を開けてカメラのシャッター切っていました。

 
      <チェファルー駅の様子>
 
       <黄金色に輝く景色>
 
 列車の中では、バスの中でおならをしていた一人旅のおじさんが、クロアチアのヌーディスト島やトルコのカッパドキア、カナダのオーロラ、ペルーの地上絵見学時のセスナ機での気分(気持ちが悪くなる人が多い。)などについて話をしていて「大変面白い話」で大笑いしてしまいました。

 列車は予定通り17時25分にパルレモに到着して、バスで夕食会場のレストランに向かいました。


       
 
  場所はパルレモですが、ラポサダ ホステリアと読むのでしょうか?
 ピザマルガリータ(イタリアンピザ・写真左から3番目)をいただいたのですが、昼食との時間差が少なくお腹がすいていなかったためでしょうか?それほど美味しく感じられませんでした。また、大きすぎて食べ残しました。
 でも、白ワインを飲みながらツアー仲間と談笑するなど楽しい一時を過ごしました。
 この後は宿泊先のホテルNHパルレモに向かいましたが、ホテルの写真を見ますとホテルの名前が不思議なことに
「JOLLY HOTEL」となっています。

   
 
 阪急さんの日程表には確かにNHパルレモと明記してあるのですが、よく分かりません。
 ご覧のように小生がおどけている写真もありますので、間違いなくパルレモで泊まったホテルです。(2泊)
 小生のメモには、
 ・ここに2泊する。
 ・今まで一番大きなホテルであるが、部屋は狭い。
 ・電子ロックではないので久しぶりに鍵を回して部屋に入る。
 ・水回りは綺麗で、湯船も深い。
 となっていました。







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