<Portugal> 
 連泊で巡るポルトガルの美しい町
や村12日間の旅

 <2013.3.5(火)~3.16(木)・ユーラシア旅行社>

    ~3月15日(金)旅行11日目  晴れのち曇り~






                                  No.21


   リスボン市内観光(サン・ジョルジェ城など)

 本日もリスボンのホテル、ドン・ペドロにお世話になっています。
 早速、その朝の模様をお伝えしたいところですが、この日で旅行が終了し、帰国することになっていますので、忙しいことになりそうです。
 朝食を6時30分からいただいて、出発までは自由時間です。
 そして、ホテルチェックアウトが12時まで、ホテル出発が16時となっています。
 もちろん、チェックアウト後のスーツケースなどは、ホテルに預けることができます。
 こうなると、自由時間を有意義(観光)に使いたい!というのが人情です。
 そこで、添乗員さんにお世話になることになりました。
 観光希望者はロビーに10時00分集合ということです。


  ≪502号室の様子≫
 ところで、ポルトガル旅行の思い出となるリスボンのホテル(3連泊)ですが、ここで私たちが宿泊した部屋をご覧ください。 

 ● サン・ジョルジェ城などアルファマ地区観光

 まず、私たちは、10時にロビーに集合してバス711番に乗って、ポンバル侯爵広場に向かいました。
 そして、広場にある地下鉄の「マルケス・デ・ボンバル駅(MOROUES DE POMBAL)」から「バイシャ・シアード駅(BAIXA CHIADO)」に向かいました。

 この順で行きますと、最初に撮影した広場は、「ポンバル侯爵広場」のはずですが、どうも違うようです。

 後で写真を確認しますと、ご覧のように大きな広場が最初に写っていたので、当然、この広場がポンパル侯爵広場だと勘違いしていました。

 写真の広場は、バイシャ・シアード駅から乗り換えた市電28番を下車した際に撮影した「ロシオ広場(ペドロ4世広場)」でした。

 リスボンには、広場が多いので困ってしまいます。
 ロシオ広場については、近くのレスタウラドーレス広場とともにP17で説明していますので、ご覧ください。

   ≪ロシオ広場≫

   ≪リスボン名物?≫

    ≪広場の噴水≫

 さて、広場から地下鉄に乗ってバイシャ・シアード駅に、そして駅から市電28番と徒歩でサン・ジョルジェ城に向かいました。ロシオ広場からは約30分の時間がかかりました。


   ≪市電を降りて歩く≫

 ≪市電が走る様子≫ 

 なお、市電28番は、バイロ・アルト、バイシャ、アルファマの3つの地区を結んで走る観光客に人気の路面電車です。右上の写真の電車の横の建物には、「LARGO SAUTA LUCIA」と書かれた看板がありました。

 さて、サン・ジョルジェ城は、ユリウス・カイサルの時代ローマ人の手によって要塞として建設されたそうです。
 まず、チケットを購入して展望台に向かいました。
 ですが、見学しているうちに出てきたお城の案内看板を最初にご覧ください。
 そして、到着してから見えてきた光景をご覧ください。


  ≪サン・ジョルジェ城≫ 

  ≪正面に大型客船の姿≫

   ≪城壁が右側に見える≫

  ≪リスボンの町を見下ろす≫

   ≪赤い屋根が連なるリスボン≫

   ≪サン・ジョルジェ城の大砲≫

 最初に見えてきたのは、大型客船が浮かんでいる大西洋でしょうか?テージョ川でしょうか?
 美しい光景が広がっていました。ここで私たちは記念撮影などしてお城の中の展望台に向かったようです。
 現在、城内は公園となっていて、リスボンの大パノラマを見学すること画できますが、1500年前の光景とどう違っていたのでしょうか?

 ところで、このお城のもう一つの楽しみは、城壁を歩くことだそうです。


    ≪城壁への登り口≫

    ≪公園になっている城≫

  ≪城の中庭を歩く≫ 

   ≪城壁の一部が中から見える≫

 城壁に登ってからの景色がみたい?
 そうですね!?城壁の平らなところを歩いているシーンは、かみさんの顔が大きくが写っていますので遠慮してそれ以外の写真を2枚ほどご覧ください。


   ≪城壁の様子≫ 

  ≪城壁から見える光景≫ 
 城壁散歩を終えて、公園内を歩いていましたらクジャクが歩いていました。
 突然現れた美しいクジャクの姿に「ビックリ仰天!」ですが、何匹も飼われているのでしょうか? 


 サン・ジョルジェ城には10時30分頃到着して12時ジャストぐらいまで見学しました。
 ここからは、リスボンの下町であるアルファマ地区を散策して、ファド博物館などを見学するフリータイムが1時間、設定されました。


   ≪美しい羽を広げるクジャク≫ 

 アルファマ地区は、リスボンを最初に観光した時に見学しましたが、「ただぶらぶらと歩くだけで楽しい!」という下町情緒溢れる光景をもう一度見ることができるそうです。


  ≪地区の象徴カテドラル≫

   ≪アルファマ地区≫

 カテドラルは、2本の高い塔が目印になっています。
 リスボンをイスラム教徒から奪回したアルフォンソ・エンリケスの命によりモスクの跡地に1147年から建設が始められた、といいますから870年も前の話ですね。
 ロマネスク、ゴシック、バロックと様々な建築様式が入り混じってるといいますが、残念ながら中を見学しませんでした。

 ここから南に歩いてテージョ川沿いにある「ファド博物館」または「軍事博物館」を見学することになっていましたが、同じアルファマ地区のファド博物館(MUSEU DO FADO)に向かいました。



  ≪ファド博物館≫
 この博物館は、アルファ地区にあるのですからファドを歌い始めたのは、この地だったのでしょうね。

 ピンク色の建物が博物館と音楽学校になっているそうです。

 ファドの起源やその歴史を絵やパネルで解説しているほか、著名歌手のレコードなどを展示しているそうです。

 博物館を外から眺めただけ?そうなのです。
 さて、次は「最後の晩餐」ではなく、ポルトガル最後の昼食をバイシャ地区に戻っていただきました。メニューは、小生の大好物、焼き魚(イワシ)です。


   ≪イワシが3匹!≫

    ≪ポンパル侯爵広場≫

 ランチをいただいてから地下鉄バスを乗り継いでホテルに向かいました。ホテルの近くには、ご覧のようにポンパル侯爵広場がありました。
 正確には、「マルケス・デ・ポンバル広場」というそうですが、広場の名前は、ポルトガルを代表する政治家ポンパル侯爵セバスティアン・デ・カルヴァーリョに因んでつけられました。
 広場の中心には、ポンパル伯爵と権力の象徴であるライオン像をいただいた円柱があります。


 ホテル到着後、出発の16時までに1時間ほど時間がありますので、アモレイラスというショッピングセンターで買い物(お土産?)ができるそうですが、私たちは、遠慮しました。

 チェックアウトして預けておいたスーツケースを引き取ってバスで空港まで向かいました。



  ≪アーモンドの花?!≫

   ≪美しい?落書き≫

 上の2枚の捨身は、ホテル出発後(16時20分ごろ)にバスから見えたリスボンの光景ですが、ここで「アーモンドの花」に惹かれてポルトガル旅行を考えた私たちにプレゼントをしてくれたのでしょうか!

 これから18時30分発エールフランスAF1925便でパリのシャルルドゴールに向かい、23時20分発AF278便で成田空港に向かいます。
 成田空港には、翌日(3月16日)の19時15分に到着予定となっています。
 飛行時間が長いので、ちょっぴり憂鬱ですが、楽しい思い出をたくさんいただきました。





<編集後記>
 「連泊で巡るポルトガル美しい町や村12日間」の旅行記の執筆が終わりました。
 ここに何を書いたら、この旅の良さが伝わるのか?と考えたのですが、もしかしら失敗だったのでは!という言葉が浮かんできました。
 何が失敗だったのか?ポルトガルが期待したほではなかったという意味ではありません。
 見るものが多く、
毎日がハイライトだっと言っても過言ではないからです。
 では、何が問題(失敗)なのかですが、小生とかみさんの期待としては、ツアー名のように「アーモンドの花」に惹かれたのですが、アーモンドの花が日本の桜ように咲き誇っていると勘違いしていたのです。
 最後のページに掲載しましたようにアーモンドの花は、花びらが小さく可憐な美しさという感じのもので、しかも時期が3月では早すぎたようで満開ではなかったのです。

 しかし、期待したアーモンドの花以上に宮殿の造りや、あの独特の青紫のアズレージョという色彩などは、ほかのヨーロッパ諸国にはないもので、また、ヴァスコ・ダガマやエンリケ航海王子などが登場する歴史、文化は驚くようなものでばかりでした。
 自分の勉強不足を再認識した旅であったのです。

 
さて、ここでポルトガルのどこが印象的だったのかをお話ししましょう。
 まず、旅行2日目のモンサラーシュですが、この村は、石畳に白い壁の家が並ぶポルトガルで最も美しい村とされています。
 実際にいってみますと、まさに言葉のように美しい静かな村なのですが、人の気配がないためか寂しさが漂っていました。

 次に、4日目に訪問した「トマール」ですが、この修道院のマヌエル様式の窓が独特の色合いと彫刻が非常に印象的でした。

 などと述べていますと、どこが最も印象的な見どころなのか?という疑問が沸いてくると思います。
 そこで、小生の独断と偏見でポルトガルで見ておきたいと感じた場所を申し上げたいと思います。
 その一つは、「なんだ、これは?!」と奇想天外な色使いと形の建物群に驚いた宮殿です。
 宮殿の名は、風光明媚な王家の避暑地といわれる
シントラにあるペーナ宮です。

 そして、二つ目は、その精巧な配置と造形美にノックアウトされた祈りの町といわれる
ブラガのボン・ジェズス教会です。特に、5徳の階段の踊り場からの光景は、言葉に表現できない美しさでした。

 さらに、これは是非、見学すべきものだと感じた人物像が描かれた大きな施設があります。
 それは、トップページにも掲載しました
発見のモニュメントです。エンリケ航海王子の偉業を記念して建てられたものですが、そこに描かれている人物像は、ポルトガルを代表する人々が誇らしげに描かれています。



 ということで、ポルトガルの見どころを存分に楽しんだ私たちですが、ここでこの旅に対する小生の「お勧め度」を申し上げたいと思います。
 「皆さん!この旅は、見どころ満載で本当に楽しい!」ものです。
 アーモンドの花が咲く季節ではなく、天気が安定する4月、5月にもう一度訪問したいポルトガル旅行のお勧め度は、120%です。是非、訪れてみてください。

 最後に、ツアー仲間の皆さんに御礼を申し上げたいと思います。
 皆さん、素晴らしい方ばかりで、色々とお世話になり、誠にありがとうございました。次の旅行でも、お目にかかりたい方々ばかりでした。







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