ルーマニア・ブルガリア大周遊17日間の旅行記
 <2012.10.16(火)~11.1(木) (株)ワールド航空サービス>

       ~10月17日(火) ソフィアは曇り時々晴れ!~
 


                                    No.3

 まず、ソフィアの朝からお伝えしましょう!何を気取っているのか?何も気取る必要はないのですが、ホテルから見える景色などを書いてみたいと思ったのです。
 
 ホテルアネルは、「ソフィアの近代的なホテル」と案内されていましたが、前の通りの向こう側に行くことが出来ないことから建物全体が見えるような場所がなく、そのため写真も参考になるような構図のものが撮影できませんでした。
 内部の特徴は、中央のガラスの自動ドアを入ると、左右に細長くロビーが広がっています。そして、前ページで記述したように太った女性など面白い彫像がいくつもロビーに展示されていました。
 旧館と新館があるようで、私達が泊まった409号室は左側の奥に専用のエレベータ(定員が4人くらいの狭いエレベータ)がありました。
 印象としては、近代的!というより
「ちょっと古いな!」というのが小生の印象でした。
 でも、室内はベッドがセミダブルで、二つのスーツケースも余裕を持って置けるスペースもあり、この点は良かったと思います。また、バスタブやシャワー、トイレなどの水回りも正常に機能していました。
 
 ソフィアの朝の印象?409号室の窓の外は裏側で、残念ながらソフィアの街を見渡せるようなところではありませんでした。
 それでも写真が見たい?

 
   <ホテルアネルの正面>
 
     <ホテル前の道路>
 
 上の写真は、両方とも朝の8時に撮影したものですが、ちょっと暗いですね。
 この日はホテルを9時30分に出発して午前中に①アレクサンドル・ネフスキー寺院②聖ソフィア教会などの市内観光、午後からはソフィア郊外のビトシャ山麓の③ボヤナ教会④国立歴史博物館などを見学することになっています。

 おっと!その前に朝食です。ホテルの朝食などどこも同じだ!まぁ、そういわずに見て下さい。
 この日は、モーニングコールが8時、朝食が7時からです。年寄りが多い(失礼!)ものですから、早起きの方が多いので、朝食を先にいただけますよ!という配慮ですね。
 Tさんがレストランで見かけなかった人のみモーニングコールをするというわけです。
 そのモーニングコールも他の大手旅行社のように機械仕掛けで自動的にかけるのではなく、Tさんが電話をかけてくるのです。
 この話で思い出しましたが、また、話が前後して恐縮ですが、水回りも含めて部屋に問題がないか?もツアーメンバー全員の部屋をまわってTさんが確認にきます。
 いつものことですが、ワールド航空サービスさんらしい気の配りようですね。


   あまり「美味しそう!」に見えない?
 小生の好みが偏っているのが原因かもしれませんね。
 「超」とは言えないが「まあまあ」の味だったと思います。
 また、ヨーロッパでは、野菜が少ないと覚悟していていたのですが、「人参、キュウリ、パプリカ、トマト」などがありました。
 なお、卵は「ゆで卵」と「目玉焼き」があり、ブルガリアは卵が豊富にとれるようです。
 飲み物はコーヒー、紅茶がありました。
 ブルガリアといえば、「ヨーグルト」ですが、記憶にないのです。

 朝飯の話は、これからも「ちょくちょく」出てきますので、呆れないでご覧ください。

 さて、本日は、予定通り9時30分にホテルを出発してソフィア市内観光です。
 まず、
①アレクサンドル・ネフスキー寺院ですが、「バルカン半島で最も美しい寺院!」といわれています。 
 高さ60㍍の金色のドームなど12のドームがあり、イスラム教のモスクのようで確かに美しいのですが、見た角度が悪いのか?太陽の光に遮られて良い写真が撮れませんでした。
 この教会は、ブルガリア独立のきっかけとなった露土戦争で戦死したロシア人兵士を慰霊するために建設したといいますので、そう古い建物ではないようです。(1882年着工)

 問題は、教会の中なのですが、時差ぼけのためか?目をこすりながら見たのでしょうね。
 「めのう、大理石をふんだんに使った精巧なモザイクが壁を覆う壁画」や「ドームの頂上からつり下げられた巨大なシャンデリア」などを見ているはずですが、どうも記憶がはっきりしないのです。
 でも、
「中は丸いドームが印象的で、撮影禁止」というメモが残っていて、左下の写真のように中へ入る様子が写っていますので、見学したことは間違いないようです
 なお、寺院全体が分かる写真が逆光で「真っ暗」でした。


 
  ①アレクサンドル・ネフスキー寺院
 
      ②隣の聖ソファ教会

 次の見学先の
②聖ソフィア教会は、右の写真にありますように隣の敷地にあり、赤茶けた煉瓦造りの建物です。
 「ユスティニアヌス帝が6世紀に建てた教会でビザンツ様式、ロマネスク様式の教会堂。」という説明ですが、中の印象があまりなかった(撮影禁止)のを記憶しています。「お前の勘違いで、この教会の中に入っていないのではないか?」という質問がありそうですが、ここには入った記憶が鮮明に残っています。
 ソフィアの名前はこの教会に由来するといいますが、建物が6世紀のものには見えない?当然ですね。1900年以降に復元されたものだそうです。

 ところで、ホテルからアレクサンドル・ネフスキー寺院まではバスで行きましたが、寺院からは歩いて観光しました。
 この周辺は、ソフィアの中心部といって良い場所で、日程表には①アレキサンドル・ネフスキー寺院と②聖ソフィア教会
などとなっていますが、そのほかにどのような見どころがあるのか全く分からない状態でした。(本を見て勉強したはず?)
 その「
など」ですが、①アレキサンドル・ネフスキー寺院の手前には「国会議事堂」があり、②聖ソフィア教会見学の後には、道路を右に曲がりますと、右側に金色のドームとエメラルドグリーンの尖塔が美しい③「聖ニコライ・ロシア教会」が見えてきます。

 
   ③美しく輝く「聖ニコライ・ロシア教会」
 
  <道路の曲がり角付近にあった像>
 
  <同じく色とりどりの草花>

 いかがですか?①アレクサンドル・ネフスキー寺院より聖ニコライ・ロシア教会の方が美しい?
 1913年にロシアの外交官セモントフスキ・クリロの命で聖ニコライを祀るため建立された教会だそうですから、まだ100年くらいしか経っていない建物です。
 こういうものを見ますと、「ブルガリアは、ロシアの影響が大きい国なんだな!」という思いが強くなりました。

 この聖ニコライ・ロシア教会のところの横断歩道を渡って進んでいきますと、
④「国立自然史博物館」が、その先に⑤「国立民族博物館、国立美術館」が見えてきます。
 でも、残念ながら、これらの建物のそばを通っただけで中は見ておりません。小生は、何をしているのでしょうね。道路の反対側に行けば、写真が撮れたと思うのですが・・・

 その先には、
⑥「旧共産党本部」の大きな建物が、その左側には茶色の⑦「国立考古学研究所付属博物館」があり、この二つの建物の前には⑧「大統領官邸」がありました。
 このように、この周辺は、ブルガリアの政治、文化の中心地でもあると感じました。


    ⑥旧共産党本部
 
 ⑦国立考古学研究所付属博物館 
 
    ⑧大統領官邸

 
大統領官邸の入口には兵隊さんが警護しており、皆さん、記念写真を撮っていました。
 それが見たい?兵隊さんとかみさんが写っていますが、かみさんに叱られますので掲載はNOです。

 次に行ったところは、大統領官邸の裏にあるソフィア最古の教会
⑨「聖ギオルギ教会」です。周りを大きな建物(シェラトンホテルなど)に囲まれていて、入口は一段下がったような高さで、赤茶けた煉瓦造りの古い建物!という印象です。



 <教会の入口>
 
     <⑨聖ギオルグ教会>
 4世紀にローマ帝国によって建てられ、長い歴史を伝える貴重な建物です。
 内部の壁や天井には10~14世紀に描かれた宗教画があり、また、ローマ浴場の跡も残っています。
 中では丁度ミサが行われていて、貴重な経験をすることができました。

 
次の見学先は⑩「聖ベトカ地下教会」でした。
 
この教会は、聖ゲオルグ教会の右隣にありますが、屋根が地下から突きだしている面白い教会です。
 建てられたのは、14世紀と言いますからオスマン朝の時代だと思いますが、そのような時代にキリスト教の教会を建てられたのが不思議な気がします。
 外観は、窓がなく「この古い建物は何だろう?」と感じます。
 周りには地下鉄の駅(セリディカ)や大手のデパート(共産圏時代からある「ツム」というデパート)、文化財の発掘工事、そして、
⑪「バーニャ・バシ・ジャーミャ」というイスラム教の寺院(オスマン朝時代の1566年建立)などがあり、聖ベトカ地下教会は地下道に立っているようです。

 
   <高い女性像?>

  <⑩聖ベトカ地下教会>

<⑪バーニャ・バシ・ジャーミャ寺院>

 
左上写真の細長い棒の上にある女性像(マリア様?)は、国立民族博物館や旧共産党本部などがある通り(ツァール・オスヴォディテル通り)に立っていました。
 場所は、旧共産党本部の反対方向ですが、聖ベトカ地下教会や
⑫地下鉄の駅、デパートのツム⑬文化財発掘工事などを見て「マリア・ルイザ通り」を通って⑭セントラル・ハリというショッピングセンターに行くために通ったようです。


   <⑫地下鉄の駅>
 
  <⑬文化財発掘工事>
 
  <⑭セントラル・ハリの入口>

 
セントラル・ハリは、マリア・ルイザ通りに建つ石造りの大きな建物です。小生などは「今度はどこに行くのかな?」などと思っていたのですが、建物に入って驚いてしまいました。
 なんと、小生が大好きな美味しそうなものが並んでいる店や雑貨店などがある建物(ショッピングセンター、地上2階、地下1階)だったのです。
 ここには、11時頃に入ったのですが、11時40分まで自由行動です。
 さてさて、何をするのか?もちろん!まず、2階に行ってトイレタイムです。
 その後は2階からモール全体を眺めて、その後、1階に下りて店を「冷やかし」ではなく、見学に行きました。
 そして、美味しそうな絞ったオレンジジュースに行列が出来ていましたので、瓶入りを2本ゲット!
 ところが、我が夫婦は、ここで飲まずにホテルに持ち帰って飲むことにしたのですが、ある失敗をしてしまいました。
 どんな失敗か?ホテルのミニバー(冷蔵庫)に入れて飲むつもりが、入れたことを忘れてしまい、翌日、そのままホテルを出発してしまいました。
 すっかり忘れていたのですから、本当に歳はとりたくないものですね!

 イオンのように大きな建物の中に店が並んでいましたが、この建物は、元々は1910年に建てられた中央市場だそうです。
 中央付近には喫茶店などもあり、休憩するには最適な場所でした。
 土産を買うには早すぎると思いますが、ブルガリアのお土産に何が良いのかヒントになる店巡りでした。
 

 
この後は、ソフィア郊外のボヤナ教会近くのレストラン(CHEPISHEVI)で、この旅行初の昼食です。「ワクワク」するな!あまり期待しない方が良いと思いますよ(独り言)。





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