ルーマニア・ブルガリア大周遊17日間の旅行記
 <2012.10.16(火)~11.1(木) (株)ワールド航空サービス>

       ~10月17日(火)No.2 ソフィアは曇り時々晴れ!~



                                  No.4


 このページのトップが昼食で申し訳ありません。見たくない方は飛ばしてどうぞ!

   落ち着いた場所での初めての顔合わせで緊張した?
 下のパンはとてもジャンボで美味しそうですね!
 飲み物(アルコール)は二人とも珍しく注文しなかった。
 <肝心な味の評価>
 ①ヨーグルトとキュウリの冷製スープ 大きなお椀が印象的。「好きではない」
 ②チキンのシチュー 鶏肉が紙?に包んでありました。(ジャガイモと人参も)「イマイチ!」
 ③デザート フルーツの串刺し!という珍しい食べ方。 「イマイチ!」
 ④パン 大きいパンでした。 「まあまあ!」
 
 ヨーグルトの冷製スープ
 
   
大きなパン
 
   
チキンのシチュー
 
  
デザート(フルーツ)

 今回の旅行での食べ物の評価基準は、独断と偏見に満ちていて、しかも辛口ですが、次の通りです。
 
「好きではない!」・・・食べたことがないが、もう一度食べたいとは思えない。などといってますが、簡単にいえば「美味しくない!」ということですね。
 
「イマイチ!」・・・「好きではない!」の一つ上のランクです。
 
「まあまあ!」・・・「イマイチ!」の一つ上のランクです。普通の味といったところでしょうか。
 
「美味!」・・・「まあまあ!」の一つ上です。もう一つ上?「超美味!」ですね。

 今後、どのような評価がでるのか楽しみ?
 ワールド航空サービスさんには申し訳ないのですが、正直言って全体に「美味!」が少なかったと思います。
 ブルガリア・ルーマニア料理に慣れていない小生の舌がおかしいのかも知れませんので、気にしないで下さいね。


 さて、食事の後はソフィアの南西約8㎞にあるビトシャ山麓の
①ボヤナ教会と②国立歴史博物館の見学です。
 まず、
①ボヤナ教会ですが、「見事なフレスコ画で世界的に有名(1259年制作のフレスコ画が世界遺産)。とりわけイエスや十二使徒の表情が生き生きと表現された「最後の晩餐」が傑作。」といいますから楽しみです。
 この教会は、丘の上に塀で囲まれた樹木が生い茂る中にある教会ですが、バスが駐車できるような大きな駐車場は整備されていませんでした。
 その入口には門のようなものがあり、また、その前には小さな売店がありました。


    ボヤナ教会の入口(中から撮影)
 
      ボヤナ教会(塔の上には樹木)

 右側の写真で見ますと、大きく見えますが、実際は小さな教会で中には7~8人が入れるくらいのスペースしかありませんでした。そのため、私達も3組に分かれて見学しました。
 確かに天井や壁をイコン画が埋め尽くしていましたが、小生には絵がぼやけているように見えました。
 「お前の目が老眼でぼやけているのではないか!」というご指摘を受けそうですが、特に、傑作とされている「最後の晩餐」も、どの絵なのか分からず、現地で添乗いただいた「ミワさん」に聞き返してしまいました。(
 最後の晩餐は、最奥の左側の上段(絵が3段に描かれていました。)にありましたが、光線の影響なのか「これぞ最後の晩餐だ!」と納得できるものではありませんでした。

 
そうそう、「ミワさん」といえば、ソフィアの空港まで迎えにきてくれた現地のガイドさんですが、京都の大学に今年の3月まで2年間日本語を勉強にきていた若い美女です。
 ヨーロッパに行きますと、現地のガイドさんが説明することが多いのですが、流暢な日本語を使う方は少ないと感じていましたが、「ミワさん」は大阪弁も出来るようで、本当にうまい日本語を話していました。
 ブルガリアの観光では、ずっと彼女が添乗してくれるそうで大変有り難いことです。
 彼氏?日本人ではなくブルガリア人ですが、「早く結婚したい」そうです。

 ブルガリアでお世話になった方といえば、もう一人います。
 ドライバーの「マリオさん」です。
 この方は、ポルトガル人のようで日本語は話せませんが、ミワさんと同じようにブルガリア観光中にずっとお世話になった方です。
 ポルトガルの方は、まじめで温厚だと聞いたことがありますが、日本人の気質に似ているようで「なるほど!」と思ってしまいました。
 かみさんは「リチャード・ギア」に似ているなどと喜んでいました。
 次回の海外旅行は「ポルトガル!」と言いたくなってしまいました。

 
さて、話を訪問先に戻していただいて、ボヤナ教会の内部はもちろん、撮影禁止でしたが、右上の写真は教会の正面ではなく、また、うっそうと茂った教会の敷地もご覧いただいていませんので、良い写真があれば・・・

 

 と思ったのですが、残念ながら、適当な写真がありませんでした。
 右の写真は、教会の敷地内にいた「わんちゃん」ですが、ブルガリアもルーマニアも犬が町中や観光地に沢山いて驚いてしまいました。
 でも、放し飼い?でストレスがないためでしょうか、全然吠えないのです。猫もよく見かけましたが、犬の方が多かったように感じました。
 ツアーのメンバーの中には、犬や猫が好きな方がいて、ポケットからえさを出して犬に与えていた方がいました。
 この方が小生と同じ埼玉から夫婦で参加されていたHさんです。

 次は、ここからバスで
②国立歴史博物館に移動しました。
 到着時刻は14時40分くらいですからボヤナ教会から15分くらいで着いたことになります。
 国立歴史博物館は、「紀元前から20世紀にかけてのブルガリアの歴史を、全土から収集したおよそ2万2000点の展示品でたどる国内最大の博物館。」だそうです。

 でも、到着時の印象はあまり良いものではありませんでした。
 入口付近は、高い金網ネットのようなもので囲われていて、部外者を歓迎していないように見えたからです。
 左側の入口から正面に見える建物の方向に歩いて行きますと、建物の左側に戦闘ヘリがおいてありました。

 内部は撮影禁止ではなく、20レヴァ(約1,000円)を出せば、撮影可能だそうです。
 ルーマニアでも同じようなことが沢山ありましたので、両国では、入場料の他にいわば、撮影料を別に取るのが一般的になっているということでしょうか?
 小生は、トルコの歴史博物館の展示品と同じように紀元前の出土品が並べてあるだけ!と思い撮影は遠慮することにしました。
 ところが、この博物館はトルコの博物館より遥かに広く、多くの展示品がありました。
 そして、面白い解説付きでしたので、興味深く拝見できたのです。
 流暢とはいえませんが、日本語で解説する博物館の「おばちゃん」が、
「これはブルガリアのどこそこから出土したもの。紀元前○○年前のもの、本物(レプリカ)です。」というような説明をするのですが、画一的でありながら、話に暖かみが感じられて、こちらも思わず笑いが漏れてしまうのです。ただ、脚が疲れましたので、「ちょっと長いな!」と思ってしまいました。


      国立博物館の入口
 
   本物?展示されていた戦闘ヘリ

 <こぼれ話>
 
見学が終わり、出口付近で個人的にこのおあちゃんと「日本語」で話をすることができました。何を聞いたのかといえば説明が終わった挨拶に「日本が好き!」という言葉があったものですから「なぜ、日本が好きなのか?」を尋ねたのです。そうしましたら、答えに窮したようでして「後で返事する」という答えでした。その後からの答えは「日本の友達がいるから」ということでした。答えられないような質問をして申し訳ありませんでした。

 この博物館の見学が終わりましたので、ソフィアに戻ったのですが、戻ったら「ホテルで夕食!」と考えていた私達をサプライズが待っていました。
 なんと!国立合唱団(国立民族合唱舞踏団)フィリップ・クテフの生演奏を17時から聞くというのです。
 小生は全く知りませんでしたが、フィリップ・クテフは、高名なブルガリアの作曲家フィリップ・クテフによって1951年に設立された合唱団だそうです。
 小生がネットで調べたところによりますと、
「同団は、民謡の独唱と伝統的舞踏という母国の豊かな遺産を一つにし、その美しい音調と不規則なリズムを際立たせる編曲とハーモニーで表現することを目標としている。」そうです。
 そして、「ブルガリアの伝統的な楽器と舞踏は、常識をはるかに超えるようなリズムとステップで観客を魅了し、世界にその名をとどろかせた。」といいます。
 私達は、そんな凄いものを見せていただいたのですから、まさに「サプライズ!」といってよいでしょう。
 なお、詳しくはhttp://www.min-on.or.jp/special/2007/bulgaria/profile.html
をご覧ください。

 
 女性の合唱グループ
 
 オーケストラのグループ

 男女混成の舞踏グループ

 フィリップ・クテフは、現在、女声合唱グループ、男女混成の舞踏グループ、オーケストラの3つのグループを中心に構成されているそうです。
 上の写真は、その3つのグループではないかと勝手に判断してグループ分けしています。
 ところで、ブルガリアのこのように素晴らしい伝統的な歌声と音楽、舞踏などを私達と数人の方が目の前で見たのですから大感激したのですが、ビデオカメラでの撮影が禁止で、舞踏などの動きと音が再現できないのが本当に残念です。
 能書きはいらないから、もっと写真が見たい?小生も沢山の写真を撮りましたので、ご覧になりたい方は、最下段の
「フィリップ・クテフの写真集」をクリックしてご覧ください。


 公演が行われた場所は、よく分からないのですが、共産党時代の幹部の銅像がいくつも並んでいる庭がある建物(まるで日本の学校のような造りの建物)の4階で行われました。隣にはスーパマーケットも入っているという大きなビルがありました。(そこで、トイレを借りて、開始時刻の17時まで「ブラブラ」と時間つぶしをしていました。)


    公演の会場
 
  左写真の右奥の広場にある銅像

 この後は、ホテルの戻って5Fのレストランで夕食です。集合が19時15分でしたので、時刻通りに行きましたら、私達以外21名がすでに椅子に座っていましたので、添乗のTさんと私達の3人が別のテーブルに腰掛けることになりました。

 
 野菜サラダ(普通)
 
 牛肉とジャガイモ(イマイチ)
 
 デザートのサクランボ(好きではない)

 料理の味評価は、写真下括弧書きの通りです。食べ過ぎて健康を害している時代ですから、量はこれで十分だと思います。





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