この世界一美しい街で、かみさんはドイツ人のおばさんから話しかけられ、チンプンカンプン、適当に相づちを打って、お相手をしていました。
 日本に行ったことがあるような感じでしたが、こういうハプニングは、外国に行くとたまにあるもですよ。

 そういえば、イタリアでもホテルでコーヒーを飲みながら休憩し、時間を見計らって店を出ようと立ち上がったら「どうして、あなたは、夫人にコートを着せてやらないのか?」と詰問されたよね。

 また、ハワイでは、歩道を歩いていたら、反対方向からきたアメリカ人らしい老夫婦に抱きつくようにされ、「あなたの母か?」と聞かれたよね。年寄りを大切にするとか、親孝行というような文化がない国の人には、私たちの行動は驚きだったのかもね。

         

 さて、本題に戻っていただいて、上の写真は、チェスキー・クルムロフのマルクト広場らしい。
 季節が冬ではない時にくると印象が違うと思うが、地元で買い求めてきたパンフにあった写真は、本当に綺麗である。

 いずれにしても、ここチェスキー・クロムロフは、世界遺産にふさわしい美しい街でした。

 ここから最後の訪問地チェコのプラハへ向かうのであるが、プラハまでは長いバス旅行であった。
 やっとの思いで、プラハに到着するが、プラハの第一印象は、静かで綺麗という感じである。

 バスに揺られながら、あぁー!ここがよくニュースで聞いたプラハなんだ、共産圏時代のソ連軍の侵攻、いわゆる「プラハの春」という事件を思ったりしながら、バスから流れる景色に見とれていたのである。



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