また、ヨーロッパは国境がないと思っていたら、まだEUに加盟していない旧共産圏の国々との間には、ちゃんと関所がありました。

 怖いポリスマンみたいなオジサンがバスに乗り込んできて、パスポートの写真と本人を見比べながら、確認しています。

 ブタペストからプラチスラバに行くときも同じでしたね。
 この検問所みたいなところで、ヨーロッパの統一通貨であるユーロに我が愛する万札を両替したよね。

 それにしても、1ユーロ、135円くらいで、万札も頼りない限りですね。
 ホテル シェーンブルグに着いたのは、夕方でした。


 <ホテル シェーンブルグ>
 
   <細長い間取りの部屋>

 夕食までに時間があるので、一休みして、シェーンブルグ宮殿を二人で見に行くことにしたのであるが、ホテルのそばだと思っていた宮殿の位置が意外と遠くて、おまけに人通りも少なく、怖くなり、途中で引き返してしまいました。
 だらしないね!

 さて、このホテル、ロビーがウナギの寝床みたいだと思っていたら、階段の奥に広々とした待合室がありました。

 そこで、Hさんから、部屋番号、モーニングコール、朝食時間と場所、集合時間などの説明を受けた後、それぞれの部屋へ直行。
 と思いきや、これがエライコト、まるで、どこまで続く迷路路(めいろじ、と読んでね。)よ!
 別館というが、こちらの方が古そうである。


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