見学の順序は、「サント・シャペル」「コンシェルジェリー」「ノートルダム寺院」の順であったと思うが、先にノートルダム寺院を紹介してしまった。
 サント・シャペルは、ルイ9世が「キリストの茨」と「磔刑の十字架」を安置するために建てた礼拝堂であり、ステンドグラスがパリで最も古い(13世紀)とされていますが、暗く小さい教会でした。
 なんて、言ってますが、建物が2カ所あり、後から見た建物のステンドグラスは、天井が高く、明るい空間で皆さんが頭を上に向けて熱心に見学していたのを覚えています。
 果たして、どちらがサント・シャペルなのでしょうか?
 たぶん、どちらもサント・シャペルで、後から見たものが礼拝堂だと思います。

   <サント・シャペル>    <礼拝堂のステンドグラス>

 さて、続いてコンシェルジェリーですが、ここは、牢獄であるせいか室内が暗く、2度見たくない建物でした。
 断頭台の露と消えたマリー・アントワネットが入っていたということですが、むごい歴史を思い出す建物なのかもしれません。

   <コンシェルジェリーの内部>    <コンシェルジェリーの中庭>



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