さて、順番が逆になってしまったが、宮殿見学であるから、建物から見るのが先である。
 そこで、まず、ホテルから歩いていく様子を説明したいと思う。

 朝、ホテルから歩道に出たら、道を挟んだ反対側にこれが宮殿では?と思えるようような立派な建物があるが、そこを見たくて、ベルサイユ宮殿とは、逆の方向に歩き出したのである。

 そこで懸命に道路の掃除をしている方に出会い、カメラを向けると、ご覧のような笑顔を見せてくれたのである。

  <左方向がベルサイユ宮殿>  <笑顔が印象的な掃除作業をする人々>

 話が横路にそれてしまったが、ベルサイユ宮殿へは、写真の左方向へ向かっていくのであるが、その途中には、輝くような薄緑の葉をつけた樹木が並んでおり、その先には、交差する道路と横断歩道、そして、宮殿前の大きな駐車場がある。

 そして、そこを過ぎると、宮殿の入口となるであるが、小生が、なぜこのような光景まで記述したかと言うと、ホテルあたりからが宮殿だったのではないか?と思うからである。

 なぜなら、薄緑色の樹木の横には、立派な建物が燦然と立っているからである。
 さて、皆さん!この建物の正体は?
 なんと、この建物は、「厩(うまや)」だそうである。

 観光客は、このように度肝を抜かれてから宮殿の入口に立つことになるが、この門も、宮殿を建築したルイ14世の時代につくられたようで、金色に輝いていて「さすがは王宮だけあって門にもお金がかかっているな!」と変に納得してしまう。
 しかし、その両側が鉄格子のようになっており、せっかくの景観を殺しているように感じたのは、小生だけであろうか?

   <薄緑の樹木が美しい道路>    <宮殿正面の門>


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