さて、この日は、オプショナルツアーに参加する方々を添乗員のKさんが「マイバス社」まで案内することになっていましたので、私達もこれに便乗して、地下鉄の位置(乗車駅名バラード)や乗り方、さらには「オペラ駅」から「マイバス社」までの歩き方を実践することができたのである。

 パリの地下鉄は、日本の地下鉄よりずっと分かりやすくなっている。
 パリも東京のように多くの地下鉄が走っているが、「銀座線」のような名前ではなく「7」「8」「C」というように数字や記号を使っており、上下線の区分も終点の駅の頭文字(バラードならB)となっており、これを覚えておけば、(「8」番の「B」方面のホームに降りる。)自分が行きたい駅へ向かうことができるのである。

 ところで、今日の夕食はなんだと思いますか?
 今日の夕食は、「自由にどうぞ」であったので、オペラ座通りの横路にある中華料理店に行って食べることにしたである。
 店の名前は忘れてしまいましたが、久しぶりに味わう日本食?(経営者が日本人)に期待が高まりました。
 二人が頼んだものは?
 わが妻は、「五目ラーメン」、小生は、「しょうゆラーメン」だったかな?
 それに、二人で「餃子」を一皿注文したのであるが、残念ながら写真を撮っていない。
 問題は、味であるが、お汁は日本のものと変わらないが、麺が違いすぎました。
 見た感じは良いのですが、味は、なんと表現したら良いのか、「水分がない粉の麺?」「腰がないうどん?」のようですが、適当な言葉が見つかりません。
 「餃子」のほうは、日本のものと同じようでした。
 それでも、二人は、十分満足しながら久しぶりの味を堪能したのである。

 その後、二人は、この通りを散策しながら「オペラ駅」や駅近くの日本のデパートが入っているビルの位置を確かめるなど、パリの雰囲気を十分に楽しんだのである。
 そして、乗り方を覚えたばかりの地下鉄でホテルへ帰ったのである



<7月22日(水)パリ(自由行動でオルセー美術館、買い物)>

 この日は、一日自由行動である。
 わが妻の計画に従い、午前中はオルセー美術館見学、午後は松坂屋などで買い物、そして、夜は正装して「バトー・パリジェンヌ」のディナークルーズを楽しむ予定となっている。

 オレセー美術館には、ミレー、モネ、セザンヌ、ゴッホなどの近代の著名な画家の作品が展示されている。
 これに対し、ルーブル美術館は、ダビンチの「モナリザの微笑」のように、もっと古い時代の画家の作品が展示されている。

 素人目には、オルセーの作品は、光と陰をうまく表現しており、水墨画のような軽いタッチで描かれているような気がする。
 これに対し、ルーブルの作品は、重厚な宗教画が多く、写実的で濃厚な油絵が多いと感じる。
 なんて、勝手に解釈しているが、当たっているのか大いに疑問である。

モネの睡蓮画





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