モネの家には、パリから高速道路で1時間くらいで到着したが、その周辺は「緑が溢れる静かな田園」といった感じである。
 しかし、モネの家は、誠に素晴らしいもので、一度は見ておくべきものだと思ったものである。
 家の入口には、係りの人が切符を切っているが、敷地に入ったとたんに、細長く整理された道の両側に色とりどりの草花が目に飛び込んで来るのである。
 よく見ると、この敷地は、緑の囲いがあり、その周囲と建物に向かって数本の道が配置されており、道と道の間の敷地には、カラフルな草花が咲き乱れているのである。

  咲き乱れる庭の草花 

 そして、入口近くの道を建物がある方向へ歩いていくと、左右に長い二階建ての「モネの家」が迎えてくれるのである。
 家の玄関前には、長椅子が置かれており、その両側には、赤いゼラニュームの花があたりを真っ赤に染めているのである。

    モネの家の正面      玄関前のイスとゼラニューム



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