<ガルーダに乗ったヴシュヌ神?> |
<こちらは???> |
ということで、一応写真はあるのですが、後から見ると、何を描いているものなのか?分からない始末です。
ところで、、この回廊には、「猿軍の武将ハマヌーンとラーマ王子」や王位を巡る骨肉の争いを描いた「マハーバーラタ」物語(善である王が勝つ、というもので、まるで水戸黄門みたいですね。)、さらには、南西の隅から東へ回廊を行くと、「ソリヤバルマン二世の行進」が描かれているようである。
そして、前世で悪いことをすれば、死後に地獄でどういう目に遭うかを描いた「天国と地獄」の壁画があります。
その裁きは、ラーマという神が判定するそうですが、壁画は、三段に分かれていて、上が天国、下が地獄、中段に神と裁きを待つ人々となっているそうです。
前のページの「ラーマーヤナ」物語もそうですが、どれも勧善懲悪の物語で、善行を促す内容になっているのは、ヒンドゥー教の基本的な考え方を示していると言えるのではないでしょうか?
次のページ(SUB16−17) | 前のページ(SUB16−15) |