8月3日(日)バルセロナ



                              No.3



 モーニングコールが6時45分、荷物回収(ホテル廊下)7時45分、朝食が「あり」となっていますが、いただいたのは何時だったろうか?ホテル出発が8時20分ですから7時ジャストくらいだったかも知れませんね。決まった時間に起きられたか?
 そのためのモーニングコールですよ。
 そんなことより、朝食の味が知りたい?そうそう矢継ぎ早に聞きなさんな!ホテルのグレードがグレードですから、あまり話したくはありませんが、写真を見て想像していただきましょう。





 写真では想像できない!
 感想?覚えていないのですからコメントできません。






 
 バルベラデルバジェスのホテル、キャンパニーレを予定通り8時20分に出発して、バルセロナに向かいました。
 バスには現地の男前(腹が出ていたな!)と日本人のオジさん(小生より若い?)が乗っていて、これから一日バルセロナ観光の説明をするようです。
 男前の方は、なかなか流暢な日本語を使い、言動も穏やかな感じでした。
 日本人の方は、淡々とした様子でこの仕事に飽きてきたのか、そうでなければ疲れているのか熱意が感じられませんでした。(でも、小生と親しく話す機会があり、もうすっかりスペインでの生活から離れられないようです。日本に未練がないというか、妻子もいないというような話をしていました。きっと、本心は日本に帰りたいのではないでしょうか?人のよい温厚な方でした。)

 さて、パンフにはホテルからバルセロナまで約18㎞とありますが、最初に見学したのは、バルセロナの象徴とでも言うべき聖家族教会(サクラダファミリア)でした。
 
 ここで、軽いジョーク!この教会は家族でサラダを食べるところなのでしょうか?
 
 サクラダファミリアは、キリストの生誕と処刑がテーマのゴシック様式の教会です。
 ところで、バルセロナ市内でバスを降りて「どこへ行くのかな?」と思っていたら「はい、ここを見てください」と案内されたのがこの教会でした。
 「いやー、大きくて、高くて、形がユニークだな!」と観光の最初から度肝を抜かれてしまいました。
 皆さんにも、その大きさをご覧いただきましょう!

 この教会を造ったのは、皆さまご存じのアントニ(オ?)・ガウディですが、残念ながら彼は1926年に交通事故で亡くなってしまいました。(1882年にフランシスコ・ビリヤール氏が設計・着工してはじまったのですから、もう130年近い?)
 見上げる首が痛くなるこの塔を12本もつくるそうで、私たちが見学したときもご覧のようにクレーンを使って作業を進めていました。
 なぜ、12本かといえば、イエスの十二使徒を象徴するからだそうです。
 東西南北のファザード(フランス語、正面という意味)があり、南以外は、ほぼ完成しているそうです。でも、南がイエスの栄光を表すメインファザードだそうですから、まだまだ時間がかかりそうです。
 そうなると、いつ完成するのか興味が湧くと思うのですが、ガウディ没後の100周年目、2026年となっているようです。でも、実際は「不明」と現地の説明の方が言ってましたね。お金がないのかな?
 日本人も大きな功績を残しているようですね。観光客が大勢押しかけてお金を沢山落としている?それもありますが、彫刻家の外尾悦郎氏が手がけた生誕のファザード(東)の部分がガウディの作品群として世界遺産に登録されたのです。
 ところで、どこが東のファザードだったのかな?

 左の写真は、塔を望遠レンズで拡大したものですが、屋根にかすかに白い鳥のようなものが見えませんか?平和の象徴として鳩を描いているということでしょうか?
 よく見えない?ビデオカメラで撮影した動画を静止画に焼き直したものですから、ピントがイマイチですね。真ん中の写真はどこのファザードなのでしょうか?イエスの「生誕」なら東、「受難」なら西なのですが・・・


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