タトラ山麓とスロバキア周遊の旅1
<2011.10.11(月)~20(木)・ワールド航空サービス社>

     
旅行3日目・10月13日(木) 晴れ~
 






                             No.5-2

mugio
 と思って大きく引き延ばしてみた建物の写真だけれど、いやー、この建物の美しさに驚いたね!パリやウィーンなどにある王宮のような壮大さはないけれど、「とても良いものを見せてもらった!」という感じだね!
mugiko
 でも、中の見学では、それほど感激していなかったわね。撮影するのに4ユーロ必要だったことに反発したの?

mugio
 お金は関係ないけれど、「家具や調度品だけではなく、世界中を旅したアンドラシュ個人のコレクションが展示されている」という説明を聞いていなかったのか?「日本の兜、カナダの熊、ワニ(ナイル川)、カメ、ゾウ、オオカミなど、何でも良いから集めたというヨーロッパ人らしさ」に反発したのかもしれないな。
 という感想を述べても写真がないので、理解しづらいよね。


  <秋の訪れを感じる中庭>

   <緑溢れる庭園>

mugiko
 建物の中よりも外観の方が気に入ったようね。左写真の噴水の感じがとても素敵ね!
 さぁ、次はこの館の敷地内にあるレストランPRI KASTIELIで昼食よ!


  <レストラン> 

  <チキンスープ>
mugio 
 左上はレストランの建物の前に置いてあったシェフ の像。
 メニューは右上から「チキンコンソメスープ 野菜とヌードル入り」、「野菜サラダ」、「チキンとチーズソースのパスタ」である。
 独断と偏見による味の評価は、野菜サラダが「好評価」でスープとサラダは「まあまあ」といったところかな?
mugiko
 でも、天の邪鬼のあなたのことだから後で「うまかったな!」などといいそうネ。

  <野菜サラダ> 

  <チキンパスタ>

 オフチナー・アラゴナイト ケーブ見学

mugio

 食事の後は世界遺産に登録されているカルスト洞窟群に向かいました。
 SJさんのメモでは、「12の洞窟が世界遺産に認定されておりますが、今回はその内の
オフチナー・アラゴナイト ケーブを訪れました。」とありました。
 しかし、そこがどんなところなのか「さっぱり」分からないね!
 また、ワールドさんからいただいたパンフレットには、「コシチェ近郊のオチティンスカ洞窟」というところを訪れると書いてあるが、「オフチナー・アラゴナイト ケーブ」が「オチティンスカ洞窟」なのかね?

mugiko
 そんなことを言ってるけれど、「調べた!」という顔をしてるわよ。
mugio
 情報が少ないものものだから、苦労したけれど小生なりに整理してみたので、恥を忍んで披露することにしたよ。
 この洞窟群は、「アグテレック・カルストとスロバキアカルストの洞窟群」という名で95年に世界遺産に登録されているそうだ!
 アグテレックというのは、ハンガリーの北部にある地方の名前で、ここには「ヨーロッパ最大の鍾乳洞バラドラ洞窟がある。全長26㎞のうち、8㎞はスロバキア国内にあり、ドミツァ洞窟と呼ばれている。(Wikipedia)」そうだよ。
mugiko
 いわばハンガリーとスロバキアの共有の世界遺産だということね。それで、スロバキア政府では何処を見なさい!と案内しているの?
mugio
 僕が言うより、「在スロバキア日本国大使館」のホームページに書いてあることを見た方がいいね。
 「ハンガリーと隣接するスロバキア南部に位置するスロベンスキー・クラス国立公園は中央ヨーロッパ最大のカルスト地域で、1100の洞窟・山峡があります。1995年にハンガリーの洞窟とともに「アグテレック・カルストとスロバキア・カルストの洞窟群」という名でユネスコ自然遺産リストに登録されました。2000年には氷で覆われたドプシンスカー洞窟が追加登録されました。
 この洞窟群の中で特に有名なのが
ドミツァ洞窟です。ドミツァ洞窟は全長25キロメートルにわたり、ハンガリーまで続いています。洞窟の中には川や湖があり、川下のツアーに参加することもできます。
 (また、)
ドプシンスカー洞窟は全長1232メートル、深さ112メートルのヨーロッパ最大の氷河です。洞窟内は11万立方メートルの氷で満ちており、氷の厚さは26.5メートルにも及びます。洞窟内の気温は0度以下に保たれており、1946年まで、この洞窟内で一年中スケートを楽しむことができたそうです。」
 という説明しているよ。
mugiko
 見どころとしては、「ドミツァ洞窟」と「ドプシンスカー洞窟」だということね!
 私達が訪問したのは、この二つの洞窟ではなかったようだけれど、「オフチナー・アラゴナイト ケーブ」は、どのようなところなの?


  <青い建物が洞窟の入口>

 <サルノコシカケのような形> 

  <蜘蛛の巣のような白いもの>

  <蜂の巣に似ている?>

mugio
 小生のメモには、「洞窟は(青い建物の)階段を下りて平行になっているところが入口で、写真撮影には10ユーロが必要(高い)。一言でいうと、規模が小さく、通常の鍾乳洞のようなツララ状のものは全くない。
 石の色と白いハツカネズミや蜘蛛の巣のような糸状の線が「ものすごく珍しく素晴らしい!」とのこと。でも、距離が短く.チョッピリ「ガッカリ」というのが感想。」とあった。 
mugiko
 だけれど、SJさんが言うように「世界でも稀な自然の神秘を見ることができる場所で、世界3大アラゴナイト(和名では霰石洞窟)の一つ」となっているところだから、「ガッカリ」などという感想は、自分の不見識を公表しているようなものなのよ。
mugio

 それは失礼したね。でも、その3大アラゴナイトの情報は、SJさんのメモ以外にないのだから僕が普通の鍾乳洞だと思ってチョッピリ「ガッカリ」とメモしても仕方ないと思うよ。
mugiko
 あなたの言い訳よりも、SJさんのメモ以外にオフチナー・アラゴナイト ケーブの情報は本当にないの?
mugio
 そう考えて、帰国してからネットで調べたのだけれど、本当に情報が少ないので困ってしまった。しかも、数少ない情報が「何と!」私達のツアー仲間のお二方(千葉県のTさんと山梨県のSさん)のものだったから驚いてしまった!
 それと、フリー百科事典Wikipediaが大いに役立ったよ。
mugiko
 Wikipediaにオフチナー・アラゴナイト ケーブの情報があったの?
mugio
 世界遺産のアグテレック・カルストとスロバキアカルストの洞窟群の説明文の中に「Ochtinska Aragonite Cave(Ochtinska aragonitove jaskyria),Gombasek Cave(Gombasecka jaskyria),Jasovska Cave(Jasovska jaskyria)などが一般に公開されてる。それ以外に特筆すべき洞窟としては、Krasnohorska Cave(Krasnohorska jaskyna)とHrusovska Cave(Hrusovska jaskyna)がある。」という記述があったんだ!

mugiko
 横文字が苦手な私にも最初の文字が「オフチナー・アラゴナイト ケーブ」ではないかと感じるけれど、ローマ字風に読むと「オチティンスカ・アラゴナイト・ケーブ」のように見えるわね。ということは、ワールドさんのパンフレットの表記が正しかったということのようね。


  <房状の白い鍾乳石?>

   <サンゴ状の鍾乳石>

 そもそも「オチティンスカ・アラゴナイト・ケーブ」とはどういう意味なの?
mugio
 オチティンスカが地名、アラゴナイト・ケーブが霰石洞窟(洞穴)だから、この洞窟は「オチティンスカ霰石洞窟」という意味のようだね。
mugiko
 また分からなくなってきたわ。この難しい漢字は何と読むの?
mugio
 「あられいし」と読むそうだ。炭酸塩鉱物の一種で、化学組成はCaCo3(炭酸カルシウム)だということだけど、よくわからないな!
 Wikipediaのアラレ石の説明文によれば「鍾乳洞においてはサンゴ状の鍾乳石となることがあり、「山サンゴ」と呼ばれている。二枚貝の殻の主成分。」とあることから、写真のような形になるようだね。
 なお、「オチティンスカ霰石洞窟」が、どのようなものかや、発見者などを書いた英文の解説があるけれど、長くなるから省略するね








次のページ(No.6)  前のページ(No,5)