タトラ山麓とスロバキア周遊の旅1
<2011.10.11(月)~20(木)・ワールド航空サービス社>

     
旅行4日目・10月14日(金) 晴れ時々曇り~
 






                                No.7


   コシュツェ散策(徒歩で東スロバキア博物館)

mugiko
 今日もホテルの朝から話を始めるの?
mugio
 ここコシュチェのホテル、ヤスミンには昨夜もお世話になったので、改めて話をすることはないので、まず、出発までの予定を頭に入れとく必要があるね。モーニングコールが6時45分、朝食が0階のレストランで6時30分から、スーツケース搬出が8時00分、ロビー集合が8時45分となっている。
 「ゆったり」した日程で「のんびり夫婦」には本当に有り難いね!
 まず、朝食やホテルの外の状況を説明したいところだけれど前の日と同じだから省略するね。

mugiko
 それじゃ、今日の観光予定の話になるけど、まず、昨日、見学する予定だった「東スロバキア博物館」を見てから、その後、14世紀の頃の街並がそのまま残る世界遺産バルデヨフを観光する予定ね。
 昼食を挟んで午後には世界遺産の木造教会があるヘルバトロフ村に行くことになっているわ。 赤い瓦屋根が連なるバルデヨフ、そして、世界遺産の木造教会とも本当に楽しみね!

mugio
 それじゃ、早速、コシチェの東スロバキア博物館見学に行こうか!


  <東スロバキア博物館の遠景>

  <博物館前の花壇> 

  <東スロバキア博物館の正面>

   <東スロバキア博物館分館>

 ホテルから歩いて博物館まで行って、また、このように写真をたくさん撮影したので、建物の中も「じっくり」見学できたと思うよね。
 でも、残念ながら改修工事のため1週間前からクローズだったのです!
 SJさんの責任ではないのに「皆様にはご迷惑をおかけしました。」と謝っていました。

mugiko
 綺麗な街並が見られてとっても良かったけど、歩いている途中で段差に躓いて怪我をした方がいたの!でも、大事に至らなくて本当に良かったわ!
 ところで、この付近で見えた面白い光景はないの?


 <どなたの像?>

  <木造教会>

mugio
 左上の手を上げている像は、博物館の前に、また、右上の木造教会は、博物館の庭に置かれていたけれど、木造教会は素朴で美しさを感じさせる建物だね。
mugiko
 あら、この木造教会はレプリカだという話よ。
 バスが迎えに来たわ!中世の街並が世界遺産に登録されているバルデヨフに向かいましょう。


   世界遺産 バルデヨフ


 <バルデヨフ近郊の風景>
mugio
 左の写真はいかにもヨーロッパらしい風景だね。
 バルデヨフ到着の30分前くらいにバスから見えたけれど、なだらかな丘陵地帯に立つ樹木と赤を基調とした建物が調和して何ともいえない雰囲気を醸し出しているネ。

mugiko
 コシチェからバルデヨフまでどのくらいの距離があるのか分からないけど、その間に見えた光景として目に焼き付くわね。(コシュチェ発9:20分、バルデヨフ到着10;45分)あら、この木造教会はレプリカだという話よ。

mugio
 さぁ、バルデヨフ到着だよ。バルデヨフは、ワールド航空サービス社からいただいた「秋の東欧」というパンフの中に書いてあった説明文と写真がとても素晴らしくて、「この光景が是非、見たいな!」と思った街だね。
 でも、到着後に最初に見えた光景は、パンフの写真の場所ではなく、広場の中央にある
「旧市庁舎(博物館)」や、高い尖塔が印象的な「聖エギデウィス教会」でした。



  <聖エギデウィス教会>

  <教会の右側の建物群>

mugiko
 ねえ、私にもバルデヨフの宣伝をさせてよ!
 ポーランドの国境に近いバルデヨフは交易の町として栄え、現在も14世紀に造られた城壁が旧市街を取り囲んでいるそうよ。旧市街の中心、ラドニツネー広場(Radnicne narn)にはオレンジ色の瓦屋根を持つパステルカラーの家々が整然と並び、中世の面影を感じることができる、と聞いたわ。
 また、この中世の美しい街並が評価されたからでしょうね!2000年には世界遺産に登録されたそうよ。(遺産名バルデヨフ市街保護区:Bardejov Town Conservation Reserve)

mugio
 この街のことを説明してくれて「どうもありがとう」。
 さて、私達は到着後に何をしたのか?と言いますと、スロバキア最初のルネサンス様式の建物で、1505年に創建されたという旧市庁舎(Mestska Radnica)を見学しました。
 しかし、1.5ユーロの撮影料をケチってキリスト像など人間らしい豊かな表情を表現した多くの木造彫刻を撮影できませんでした。



 <手前の建物が旧市庁舎> 

 <旧市庁舎(MUZEUM)の入口>

mugiko
 本当にもったいない話ね!
 旧市庁舎の博物館見学を終了した後は、SJさんのメモでは「30分ほど自由行動とし、お買い物を楽しんでいただき、昼食へ。」となっているようにラドニツネー広場を散策して
12時過ぎに昼食会場のROLANDに向かいました。



 <野菜サラダ> 

<ズッキーニなどのパスタ>

<アップルシュトルーデル>

 うわー!見るからに美味しそうね!
mugio
 まず、野菜サラダは、彩りも良くて種類も豊富だね。文句なしのA評価だ。パスタは、「ズッキーニとトマトのペンネパスタ」だということだが、これはB評価。「アップルシュトルーデル」は久しぶりに美味しいデザートをいただいた、という気がしましたね。
mugiko
 食事の後は、メインの聖エギディウス教会の見学だけれど、事前の勉強不足で中の写真を撮影しなかった、というチョンボがあったわね。
 ゴシック様式の美しい細工が施されているという祭壇は、その数が14と世界一多い教会で、キリストの誕生について描かれた高さ17mの主祭壇は見ごたえがあるという話(SJさんのメモ)だから、写真がないのが本当に残念ね。

mugio
 そう攻めなさんなよ!
 その代わりということではないけれども、寒い中を教会の塔(頂上)を目指して老体にむち打って人一人がやっと通れるような狭い階段(石段と木製階段)を183段も登ったのですよ。

mugiko
 そうね!特に、石段は150段くらいで段差も結構あったから、きつかったけれど、お陰でパステルカラーの本当に美しい街並を見ることができたわ。

  <これぞ!世界遺産バルデヨフの市街保護区> 

 広場中央の建物が先ほどから話題になっていた旧市庁舎(博物館)ね。
 この街のことを知らない人がこの写真を見れば、「オレンジ色の瓦屋根を持つパステルカラーの家々が並ぶ」という言葉が真実なんだ!と感じてもらえると思うわ。

mugio
 この写真以外の塔の上から見えた景色を見てもらおうよ!


  <反対方向も美しい光景が広がる> 

  <同じく周囲の光景> 

  <近代的な建物が見える!>  

  <赤い屋根が周囲にも!>

mugiko
 こういう素晴らしい光景を見ていると、世界には「知られていない名所」がまだまだたくさんある!と実感するわね。
 というような自分の言葉に酔いしれていないで、次の訪問地、ポーランドとの国境近くにある
ラドミロバにある世界遺産の木造教会にまいりましょうか!
 東スロバキア博物館(コシュチェ)に入場できなかった代替として、案内してくださるそうよ。







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