トルコ一周とカッパドキアの旅
 <2010.10.18(月)~10.30(土)・ワールド航空サービス社>


    ~旅行3日目・10月20日(水) 曇り~ 





                                  No.7


 ◆ 
カッパドキア観光

mugio
 おはよう!今日はトルコ観光のハイライトの一つカッパドキアの観光だね。
mugiko
 相変わらず元気そうね。昨日、S子さんからいただいたメモによれば、モーニングコールが7時30分、朝食が7時00分、8時45分ロビー集合・出発となっているから時間に遅れないように準備しないとね。
mugio

 まず、「カッパドキアの朝}からを伝えたい?
mugiko
 止めなさいよ。昨日、飯がまずいとか散々、悪口を言ってたじゃないの!

mugio
 いや!僕はこのホテルが好きだな!
 ところで、朝飯の後にホテルの屋上からこの周辺の景色を見学させてくれるそうだよ。



 <野菜が豊富な朝食> 
mugiko
 あら!「野菜が豊富」だなんてこのホテルの食事に対するコメントが変わってきたの?
mugio

 いやー、昨日の夕食の悪い感じが僕の心に残っていたから不安だったけれど、朝食は軽い感じで食べやすかったよ。

mugiko
 さぁ!皆さんと屋上からのカッパドキアの朝を楽しみましょう。



  <岩の上に建物があるユルギャップ>

   <岩山にも洞窟の家が?> 

mugio
 ここからの眺めは最高!だね。お天気が良いともっと良く見えると思うけれど・・・
mugiko
 誰かさんは、散々ホテルの悪口を言ってたけれど、ワールド航空サービス社は、さすがに立地の良いところを確保していると感じたわ。

mugio
 誠に申し訳ありませんでした!なんて言ってますが、罪滅ぼしにホテルの外観の写真と秘密の光景をご覧いただきましょう。


   <洞窟ホテルの上層部分>

   <空飛ぶ何か?>

mugiko
 ホテルの立地の良さは伝わってきたわ。でも、右の写真は、ボケているから秘密なの?

mugio
 この屋上には、S子さんのほかにツアーメンバーが何人かいたけれど、景色のすばらしさを絶賛する言葉ともう一つS子さんを困らせる言葉が交わされたのさ。その言葉が秘密の中身ということなんだ。
mugiko
 分かったわ!秘密とは、カッパドキアで乗ってみたかったという熱気球が飛んでいて、うす曇りの空に浮かんでいたことね。
 事故があって乗れないことを承知しているのにS子さんに「自己責任でいいから乗せて!」などといってたわね。

mugio
 申し訳ありません。(勝手コメント・・・2009年にイギリス人の事故があり、その後も2014年に中国人が死亡、日本人が負傷した。)
mugiko
 それにしても、こうしてホテルからの眺めているだけでカッパドキアの素晴らしさが伝わってくるけれど、これをどう表現したらよいのかしら?

mugio
 まぁ、いろんな言い方があると思うけれど、世界遺産に登録されただけのことはある!と感じたな。
mugiko
 カッパドキアを観光するにあたって何を頭に入れたらいいのかしら?

mugio
 そうだね・・・地球の歩き方によれば、主な見どころは、東西20㎞、南北40㎞という広域に点在するので、観光には2日欲しいということだ。そして、拠点の町は4つある、としている。
mugiko
 一つ目が遠方からのバスの便が多い「ネヴシュヒル」、二つ目がカイセリからのアクセスが良く上級ホテルの多い「ユルギュップ」、三つ目が川の畔の静かな「アヴァノス」、四つ目がこれらを結ぶ三角形の中心にあり、最大の見どころのある「ギョレメ」ということね。
mugio
 ということは、このホテルも「ユルギュップ」という町にあるというこになるね。
mugiko
 屋上から見えた大きな岩山に広がる町がユルギュップの中心街ということネ。
 そして、この町の見どころとして「クルチャルスラン廟」という町を一望できるポイントがあり、それが先ほどの写真の岩山の頂上にある広場だという話みたいよ。

mugio
 何だか話がややこしくなってきちゃったな。
 いいたいことは、ユルギャップという町の見どころは、岩山の上にある初期セルジュク朝君主クルチャルスランという人の廟やカフェがあるテラスだ、ということかな?



   <ユルギュップの岩山>

   <ホテルから出発の時> 

mugiko
 同じような構図の写真を掲載したけれど、これは、8時40分にホテルを出発した時に低い位置から撮影したものだから少し違って見えるわ。
 ところで、今日はまず、どこから見学するのかしら?

mugio
 先ほど、君が説明した町ネヴシェヒルに向かう途中にある「ウチヒサル」というところを見学する、と思ったら僕の勘違いで「ギョレメ野外博物館」」に行くみたいだね。
mugiko
 あなたの話を聞いていると私の目が「ギョロメ」になりそうだわ。


   <ギェレメが近づくと>

   <駐車場にも岩窟が!>

mugio
 先ほどウチヒサルのことを言ったけれど、私たちが宿泊したホテルがあるユルギュップという町の近くには「妖精の煙突」といわれる「エセン・テベ」というビューポイントがあるから、それを先に見るのかな?と思ったら、ギョレメ野外博物館が先になっちゃったよ。
mugiko
 まぁ、そんなことをいってますが、カッパドキアのことなど何も知らない私たちですから、おとなしく楽しく見学しましょうよ!
mugio
 ところで、博物館入口の左方向にビザンチン美術の傑作とされる輝くような青のフレスコ画があるという「トカル・キリセ」教会があるそうだよ。

mugio
 チケット売り場のような建物が写真の右方向にあるけれど・・・写っていないことを言うのは止めましょうね。 
mugiko
 正面に蜂の巣のような穴が開いている大きな岩山が見えるわね。
mugio

 ギョレメ野外博物館には、5~12世紀にかけて、迫害から逃れ定住したキリスト教徒が造った30あまりの岩窟教会が集まっているそうだ。

  <ギェレメ博物館の入口>


 <聖バジル教会の壁画>
mugiko
 この正面の岩山にも、その一つの「聖バジル」という教会があるみたいね。

mugio

 博物館に入って初めからこれだもの!驚いちゃうな。
 聖バジル教会は、これから歩いて通る入口を抜けると最初に現れる教会で、11世紀頃のものとされている。
mugiko
 壁画は、素朴な印象で聖母子像、聖ディミトリウス、馬に乗った聖ゲオルギウス、聖テオドロスが描かれていて、このうちの聖ゲオルギウスは、カッパドキアの守護聖人だった、という話ね。







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