トルコ一周とカッパドキアの旅
 <2010.10.18(月)~10.30(土)・ワールド航空サービス社>


    ~旅行5日目・10月22日(金) 晴れ時々曇り~ 





                                  No.15


 ◆ 
コンヤのメヴラーナ博物館、アラアッデン・モスク

mugiko
 おはよう!コンヤの朝はいかが?
mugio
 コンヤは、西アナトリアの内陸平原にあるコンヤ県の県都、セルジュク時代に王都として、また交易の中枢として隆盛を誇り、秀麗な神学校やジャミィを今に残した、そうだよ。
mugiko
 朝から今夜の説明ですか?ところで、セルジュクというのは何ですか?
mugio
 wikipediaによると、「セルジューク朝は、11世紀から12世紀にかけて現在のイラン、イラク、トルクメニスタンを中心に存在したイスラム王朝。」だそうだ。
mugiko
 広大な国家だわね。
 トルコが入っていないけれど、「セルジューク族のトルコ国家という意味から、かってはセルジュークやセルジューク・トルコ帝国、セルジューク朝トルコ帝国という呼称がしばしば用いられた。」というからトルコの王朝ということね!

mugio
 さて、本日の出発目の予定だけれど、もう起きてしまったけれどモーニングコールが7時00分、朝食が6時30分から、スーツケースの廊下への搬出が7時45分、ロビー集合・出発が8時30分となっている。
mugiko
 肝心なホテル(リクソス ホテル コンヤ)の評価がないわよ。



  <相変わらず彩り豊かな朝食>
mugio
 ホテルは、コンヤの郊外に建つ近代的なホテル!といったところかな!
 朝食の味は、だんだん良くなる何とか?で「食べやすい」という評価だね。
mugiko
 トルコ料理の悪口ばかりだった人が、どうしたの?
 それにしても、盛り付け方が最低ね!

mugio

 まぁ、いいじゃないの!


mugio
 本日のメインの観光地は「メブラーナ博物館」だと思っていたら、「アラアッディン・モスク」を先に見学するそうだ。
mugiko
 コンヤの街歩きとしては、メブラーナ通りが中心で、東側にメブラーナ博物館、西側にアラアッデン・デベシという低い丘の公園があり、その間、1㎞足らずの中に見どころのすべてある、という話だから迷うことはなさそうネ。
mugio
 アラアッデン・モスク(ジャミィ)は、その西側のアラアッデン・デベシの中ににあるそうだよ。
mugiko
 ホテルを予定通り8時30分に出発してアラアッディン・モスクには9時前に到着したから郊外のホテルではない方が便利かな?と思ていたけれど、問題なく来られて、異国情緒たっぷりの街の雰囲気も味わえたのだから大満足ね。
mugio
 などと、のんびりしたことを言ってますが、次の見学地のメブラーナ博物館では、事件が待っていました。
mugiko
 あら!そうなの!でも、その話は博物館を訪れた時にレポートしてくださいね。



  <アラアッディンの丘に到着> 

  <丸型のモスク?>

mugio
 了解!
 ところで、バスが到着したアラアッデンの丘は、メブラーナ通りから続ているアラアッディン通りの突き当りにあり、周囲を道路が丸く囲んでいて、丘の右側にアラアッデン・モスクが、また、丸い道路沿いにモノレールが走っていて、近くに「カラタイ博物館」と「インジェミナーレ博物館」があるということだ。
mugiko
 もしかすると、右上の写真の丸型の建物は、あなたが先ほど言っていた
「カラタイ博物館」かも知れないわね。
mugio
 バスを駐車したところがどこなのか分からないけれど、バスから降りて直ぐにアラアッデン・ジャミイの正面などを撮影しているから、この博物館はカタライだと思うな。



  <遠方にアラアッデン・ジャミィが>

  <歩道を歩く地元の女性たち>


mugiko
 左上の写真には、確かに遠方に円錐形の屋根などが見えるけれど、その手前の丸型の覆いがあるもの、そして、右上にある紙飛行機のようなものは何?
mugio
 それがよく分からないのさ。丸型の覆いがあるものは、「クルチ・アルスラーン宮殿の日干し煉瓦の壁(城壁)の残骸」だという説明があったようだよ。
mugiko
 そんなこと言われても全く理解できわね。
 1077年から1308年にかけてルーム・セルジュークという王朝があって、そのスルタン(王様?)にクルチ・アルスラーン(1世1092~1107、2世1156~1192)という人物がいたというから、その時代の宮殿の壁が残っている、ということかしら?

mugio
 よく勉強したね!
 ところで、右上の写真に地元の女性が写っているけれど、政教分離のトルコでもコンヤは、特に宗教色が強いというから、歩いている女性もペチェといわれる顔を覆うものを被っているネ。 それと、紙飛行機のようなものは、道路上にロープのようなもので吊り下げられた旗のようなものだね。それが風でロープに巻き付いたようだ。




<アラアッデンの丘の周りを走る路面電車>

  <アラアッデン・ジャミイ>


mugiko
 こうして、私たちは、丘の周りを散策するようにアラアッデン・ジャミィに向かったのです。
mugio
 私たちは、北側、つまりジャミイの裏側から入ったようだね。そこから正面の広場のような場所に回って建物の中に入った、ということだね。



 <アラアッデン・ジャミイの入口付近>

  <同じく左方向>

  <入口の看板>


mugiko
 中に入ると、このジャミイの管理人でしょうか?実直そうなお爺さんが私たちに微笑みながら迎えてくれました。







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