トルコ一周とカッパドキアの旅
 <2010.10.18(月)~10.30(土)・ワールド航空サービス社>


    ~旅行4日目・10月21日(木) 晴れ時々曇り~ 






                                  No.14


 ◆ 
アクサライでの昼食、スルタン・ハヌのキャラバンサライ

mugiko
 アクサライというところは、アンカラからカッパドキアに向かうときに立ち寄った塩の湖トゥズ湖の南東にあるみたいね。地図を見ると、カッパドキアからコンヤには真直ぐな道路が延びていて、その途中にアクサライとスルタン・ハヌの地名が確認できたわ。
mugio
 アクサライのレストランに着いたのが13時ジャストくらいだったから、カイマクル地下都市から1時間以上バスに揺られたことになるね。



  <アクサライのレストラン>

  <スープ>

  <サラダ>

  <肉入りドルマ> 

  <デザート>


mugiko
 このレストランは、ガラスの引き戸のためか明るい雰囲気で、とても良かったわ!
 味の方は、あなたに代わって評価すると、スープは美味だけど、肉入りドルマはイマイチということかしら?

mugio
 昼食が終わると、再びバスに揺られてレストランから45㎞ほどのスルタン・ハヌ(Sultan Hani)の「キャラバンサライ(隊商宿)」に向かいました。



  <キャラバンサライの入口>

  <キャラバンサライ前の駐車場>


mugiko
 キャラバンサライというのは、「隊商宿」と訳しているけれど、「隊を組んで旅する商人の一団が宿泊する宿」という意味だそうね。
 それにしても、どうしてこんな大きな壁で囲まれた施設をつくったのかしら?

mugio
 それは、1200年代、交易による利益が大きい隊商には常に盗賊などによる略奪の危険がつきまとっていたので、このような堅固な宿泊施設(隊商宿)を交易路の各所につくって、安全策を講じた、ということのようだね。
 このスルタン・ハンヌのキャラバンサライも、同じ目的でアラアッディン・カイクルバード1世という方が1229年に築いたそうだ。




  <屋根があるところ>

   <中にも門が!>


mugiko
 内部は二つの区画に分かれ、夏用と冬用になっているそうだけれど、その区画がよく分からなかったわ。
mugio
 左上の写真は、右上の写真の中門のような建物の右側に建っていたけれど、これが夏用に使っていたものだろうか?
mugiko
 夏に使っていたものは、「周囲を壁に囲まれたオーブンな区域」で、「一つ一つの窪みが商人たちの台所、浴室、リビング、寝室などに使われた部屋になっている。」ということだけれど、写真からもそんな感じが伝わってくるわね。
mugio
 自信はないけれど、そうだと思うね。
 右側の写真は、4つのアーチを持つ中庭の中心にある建物で、2階が礼拝堂になっているそうだ。残念ながら、私たちは、登っていないので確認はできないが・・・




   <キャラバンサライの中>
mugiko
 左の写真の建物は、15mの高い天井と24本の太い列柱が並ぶホールで、いくつもの部屋に分かれていて、冬はここに宿泊していたみたいね。
mugio
 中庭の奥にある建物で、まるで倉庫のような感じだね。
 ところで、隊商宿には3日間は無料で宿泊きた、というから、時の権力者が交易をいかに大切にしていたか!ということの表れかな?

  <中庭の子猫ちゃん!>
 


mugiko
 キャラバンサライを15時過ぎに「さよなら」して、次は先ほどからオヤジギャグで話題になっている今夜の宿泊地コンヤに向かいました。
mugio
 砂漠の中を走っていた突然、近代的な建物が出現したので、驚いちゃったよ!




  <はげ山?> 

   <コンヤのノッポビル>


mugiko
 緑が見えないから砂漠かもしれないわネ。でも、「はげ山」だなんて、表現が下品ね。
mugio
 まぁ、自分のことを言ってるのだからいいじゃないの?それより、このノッポビルが今夜宿泊するリクソス ホテル コンヤ(RIXOS HOTEL KONYA)だそうだ。

mugiko
 16時50分前にはホテルに着いたから「流石はワールドさん!」だけあって、時間に余裕があるな、と感じたわ。
 ところで、ホテルの私たちの部屋から見えたコンヤの街並みとホテルでの夕食(ビュッフェスタイル)をレポートして、「本日はすべて終了」です!

mugio
 おい、おい、そう先回りされちゃ僕の出番がないじゃないか!?



   <コンヤの街並み>

 <ホテルの夕食>

 <部屋の様子>


mugiko
 この写真を見ると、あなた好みのものばかりを食べていることが分かるわ。あなたのメモに「バイキング方式、今までで最も食べやすい。」と高評価になっているのも頷けるわ。
 ところで、コンヤという町の説明を「地球の歩き方」から引用しておくわ。
 「コンヤは、西アナトリア内陸平原にある、トルコ最大の面積をもつコンヤ県の県都で、セルジュク時代の王都として、また、交易の中枢として隆盛を誇り、秀麗な神学校やジャミィを今に残した」そうね。

mugio
 神秘教団の活動は、アタテュルクによって禁止されたが、コンヤには周囲の村から聖地を訪ねる保守的な人も多く、トルコの中でも特に宗教色の強い町だから、撮影などにはそれなりの気配りが必要だ、というから気をつけいないといけないね。
mugiko
 メヴラーナ博物館などコンヤの町を見学するのは、明日の午前中になっているわね。








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