トルコ一周とカッパドキアの旅
 <2010.10.18(月)~10.30(土)・ワールド航空サービス社>


    ~旅行5日目・10月22日(金) 晴れ時々曇り~ 





                                  No.16


 ◆ 
コンヤのアラアッデン・モスク、メヴラーナ博物館2

mugiko
 その優しい微笑を見ていただきましょうか?
mugio
 プライバシーに配慮して、画像を修正したので、見えづらくなってしまいましたが・・・



 <微笑が素敵な管理人さん>    

  <簡素な造りのジャミイ> 


mugiko
 モスクの中は、イスラム教らしいブルーの色遣いがとても素敵ね!
mugio
 このモスクは、トルコらしい大きなドームがなく、簡素なミナレットと質素な箱形の建物という印象だね。1220年代のセルジューク朝のスルタン、カイクバード1世という王様によって建造されたそうで、今もモスクとして機能しているので、礼拝中は入場できないそうだ。



 <ローマ、ビザンティン建築の石柱?>

   <ミフラーブの前にて> 

  <ミフラーブのアラベスク文様>
mugiko 
 天蓋を支える42本の石柱の多くは、ローマ、ビザンティン建築から流用されたそうだけれど、左上の写真に写っているものが石柱かしら?

mugio

 そうだろうね。ところで、ミフラーブというのは、モスクのギブラ壁(カアバの方向を示す礼拝堂内部正面の壁)に設置された窪み状の設備だそうで、モスクは、そのギブラに礼拝するためのものだ、という話だよ!


mugiko
 Wikipediaからの引用だと思うけれど、何だかよく分からないわね。
mugio
 ギブラとは、ムスリムが1日5回サラート(礼拝)を行う方向であり、現在のイスラム教では、メッカのマスジド・ハラームにあるカーバの方向だそうだ。
 ところで、ミフラーブの間近で我がツアーメンバーの女性陣が撮影しているけれど、金曜礼拝では女性がミフラーブの間近でお祈りはできない、という話を聞いたな・・・

mugiko
 アラアッデン・モスク(ジャミィ)には9時過ぎに到着して、30分間ぐらいの見学でしたが、イスラム教の素朴な雰囲気を味わうことができました。
mugio
 次は、アラアッデンの丘(テベシ)の中を歩いてモスクの裏側にある「インジェ・ミナーレ博物館」の方向に向かいました。



  <アラアッデンの丘を歩く>

  <インジェ・ミナーレ博物館>


mugiko
 インジェミナーレ博物館は、カラタイ神学校(博物館)と同じ時期(13世紀中ごろ)にヒサップ・アタという高官に建造された神学校で、細い尖塔を意味するインジェ・ミナーレが落雷で短くなったが、そのままの名前で呼ばれているそうね。
mugio
 ということで、アラアッディンの丘の近くには二つの博物館(神学校)があるけれど、中は見学せずに、バスでメブラーナ博物館に向かいました。



  <メヴラーナ博物館>

  <博物館内の庭園など>


mugiko
 左の写真がメヴラーナ博物館だけれど、この撮影が終わったくらいの時にカメラを落としてしまったのよね!
mugio
 自分の不注意で落としてしまったのだから、何とも言えない悪い後味だったけれど、これで旅の大切な思い出を撮影できなくなる!と思うと、「どうしようか!?」ということばかりが頭に浮かんできて、肝心なメヴラーナ博物館のことを忘れてしまったよ。
mugiko
 ビデオとカメラの二つを同時に撮影していて、両方とも手で持っていたからじゃないの?
mugio
 そうだね。これからは「カメラは首から下げるべき!」といういい教訓になったよ。
mugiko
 それでも、右上の写真のように写っているけれど、落としたカメラが動いたの?
mugio
 これは、ビデオカメラ、つまり、動画を撮影するカメラで静止画を撮影したということさ。
 右上の写真は「まあまあ」だけれど、半押しが不足していたのか!?後で見たら「ボケ」ている写真が多かったな。

mugiko
 必要なら私のカメラを使ってもいいわよ。
mugio
 ということで、この後、建物に入って説明を受けたのですが、折角のメヴラーナ博物館見学が上の空になってしまいました。
mugiko
 大丈夫よ。私から簡単に説明しておくわ。
 この博物館は、青緑色の美しい塔が特徴だけれど、元々は、旋回舞踏で知られるメヴラーナの創始者メヴラーナ・ルーミの霊廟だったそうよ。
 彼は、1207年アフガニスタン生まれで、後にコンヤに移り、詩人・神秘主義的哲学者として、この世はすべて無限に回転するなどといって信者達を導いたみたいね。旋回舞踏は、そのために行っているようね。
 それがなぜ博物館になったかといえば、トルコ建国の父アタチュルクが初代大統領に就任した時、政教分離の政策から教団は解散、旋回舞踏は禁止、霊廟・モスクは博物館になったということのようね。

mugio
 現在は、聖人たちの墓所、そして、展示品として旋回舞踏に使われた衣装、楽器、コーランの写本などがあり、博物館として機能しているということだね。
mugiko
 さあ、次は今夜の宿泊地アフィヨンに向かうそうよ。



 <Ozkan Dinleme Tesisleriにて昼食> 

 <サラダ>

 <トルク風ピザ>

<ベイティ ケバブ>

 <デザート> 


mugiko
 本日の昼食は、アフィヨン近郊のレストランですが、味の評価はいかがですか?
mugio
 このレストランに着いた時刻が13時過ぎていたので腹ペコだったからか?普通だな!と感じていたトルコ料理が「ここでは、珍しく早食いになった」のだから「美味しい」ということだね。それに品数も多くて、写真を載せていない前菜やスープもあったネ。
mugiko
 このレストランは、アフィヨン近郊とはいっても、ホテルまではまだ1時間以上の距離があるので、バスから見える景色を楽しみたいところだけれど、ビデオのカメラで撮影した写真がボケちゃったので、その様子を伝えられないのが、とても残念だわ。
mugio
 ということで、アフィヨンのホテル、イクバル・テルマル(IKBAL TERMAL)には15時15分頃到着しました。
mugiko
 日程に余裕があって楽ちんね!こういう配慮がワールドさんらしい、ということかしら?



 <アフィヨンのホテル>

 <部屋(417号室)から見えた景色> 


mugio
 年寄りに対する配慮もあると思うけれど、このホテルでトルコのお風呂、ハマムを体験できるということのようだよ。その後、19時から-1階(ロビーが0階)のレストランで夕食の予定になっている。
mugiko
 それは面白そうね!まず、部屋で水着に着替えて、バスローブを着て、L1階まで専用のエレベータに乗るそうよ。その後の顛末は、あなたのメモがとても面白いのでレポートしてちょうだい。
mugio
 お風呂の部屋に入って、まず、タオルなどをロッカーに預ける。そこを出ると、正面に温泉水の入ったお風呂、右側にサウナ、左側に垢すりと石鹸などを使って自分で洗う部屋がある。
 僕は、まず、北海道から参加したAさんがいたサウナに入る。すると、ツアー仲間3人の皆さんも入ってくる。熱い!熱源に水をかけると、蒸気となって暑さが最高潮に達する。

mugiko
 その後は?
mugio
 汗が出てきたので、中央のお風呂に入ることにした。神奈川県三浦市のSさんが先に入っていたので、お風呂の深さを教えてもらう。お風呂の温度は熱くはないが、とにかく深い。160センチ強の身長の僕だと、つま先を立てないと、顔が湯船に浸かりそうで不安になる。
mugiko
 なるほどね。お風呂の形や面積は?
mugio
 形はまん丸で、広さはどのくらいあるだろうか?お風呂には立って入っているので、ゆっくり50人以上入れそうである。お風呂の周りに二つ梯子のようなものがついているので、そこから中に入る。
mugiko
 トルコのハマムを十分楽しんだようね。ところで、垢すりは有料で二〇分で30TL(約1,800円)だそうね。
mugio
 そうらしいね。でも、気持ちに余裕がなかったためか?僕は頼まなかったよ。
 ところで、烏の行水ではないが、僕たち男性軍は約30分で出てきたけれど、君たち女性軍は約1時間お風呂を楽しんだようだね。

mugiko
 さぁ、お風呂の次は19時00分から-1階のレストランでムで夕食よ。そして、その後、S子さんがスーパーマーケットに案内してくれるそうよ。



  <野菜が豊富な夕食>

  <アフィヨンの商店街を歩く!> 


mugio
 夕食へのコメントはありません!
mugiko
 そう!珍しいことがあるものね。
 ところで、スーパへは、水や地元の面白い土産物がないかな?などと思い、私たちもご一緒させていただきましたが、ホテルの通用門を出ると、御覧のようにネオンが煌いていたので「びっくり!」してしまいました。








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