トルコ一周とカッパドキアの旅
 <2010.10.18(月)~10.30(土)・ワールド航空サービス社>


    ~旅行6日目・10月23日(土) 晴れ時々曇り~ 





                                  No.17


 ◆ 
アフィヨンのホテルから世界遺産パムッカレ観光へ

mugiko
 さぁ、今日は旅行6日目で脂がのってきたわね。アフィヨンの朝からをお伝えしましょう。
mugio
 うちの奥さんは!何が言いたのかな?
 モーニングコールは6時30分、朝食が7時00分、ロビー集合(0階)が8時00分、そしてコンヤの宿泊地がクサダシだからスーツケース廊下搬出が7時15分となっているよ。
mugiko
 とぼけちゃって!アフィヨンのホテル、イケバル・テルマルや、朝食の評価などを伝えることになっているでしょう!
mugio
 部屋の番号が417室ということと、お風呂のこと以外にメモが残っていないので、コメントのしようがないのさ。



   <いろどりが豊かな朝食>
mugiko
 ホテルのことは、昨日、ハマム(お風呂)を十分堪能したので、もう言うことはないと思ったけれど、朝食のことは忘れていなかったのね! 
mugio

 味はハム、ソーセージがイマイチだったけれど、ご覧のように野菜が豊富で美味しくいただきました。

mugiko
 ところで、今日は私は4時に目が覚めて「うとうと」していたら5時になったので「起きなきゃ!」と思ったわ。何時もの私らしくないかも知れないわネ!
mugio
 まぁ、そういうこともたまにはあるよ。お陰様で7時にスーツケースを廊下に出すことを忘れなかったから、よかったよ。
mugiko
 今日は、午前中、世界遺産のパムッカレを見学して、昼食をいただいてクサダシというところに向かうことになっているけれど、どんなところかしら?
mugio
 パムッカレは、青白い塩のような岩に水が流れている光景が広がっていて、さらには、ここに「ヒエラポリス」という古代遺跡があるそうだから大いに期待したいね。

<ホテル出発8時00分>
mugiko
 ホテルを予定通り8時に出発してパムッカレに向かったけれど、途中、バスからトルコの自然などを目で楽しんで9時15分ごろ、ディナルという町(地震があった町?)でトイレ休憩になったわ。
mugio
 コンヤとパムッカレの間を移動するツアーでは、名物のハチミツヨーグルトなどがいただけるデイナルで休憩することが多いらしいね。


mugiko
 何をしているのかしら?
mugio

 店の人が君が注文したザクロジュースをつくっているのさ。
mugiko

 とっても美味しかったわ!
mugio

 ところで、皆さんは、そのヨーグルトハチミツを5トルコリラでいただいていたようだが、我が家は、酸っぱいザクロ汁にしたんだったネ。 

   <ザクロの実を絞って>


mugiko
 ディナルを9時40分くらい出発してパムッカレに着いたのが11時過ぎくらいだったかしら?
mugio

 左下の写真は、10時50分ぐらいに撮影したものだから、パムッカレに到着する前に撮影したものだね。カラフルな服や自動販売機?のようなものが置いてあって面白かったので、カメラのシャッターが勝手に動いた、という感じで撮影したものだけれど、看板に大きく書かれている「HAVLU BORNOZ」とはどういう意味だろうか?


 <HAVLU BORNOZ?> 

 <パムッカレのお土産・笛>


mugiko
 パムッカレ(PAMUKKALE)というのは、町の名前かしら?
mugio
 ううん・・・それがよく分からないのさ。地球の歩き方では、街歩きとして、「バスは、デニズリからくる大通り沿いに停まる。ここがパムッカレの町の入口。バス停の右前方に白い石灰の台地が広がっていて、左側がパムッカレの町。」と説明しているからそうだと思うけれど…
mugiko
 奥歯にものが挟まったような言い方ね!
 パムッカレのことを調べると、「ヒエラポリス―パムッカレ」という世界遺産の説明になっているから、パムッカレという町のことが、はっきりしない!ということね。

mugio
 まぁ、そういうことだけれど、あまり気にすることはないと思っているよ。
 さて、私たちは、大型バスでここに来たので、北の入口から野外劇場、石灰棚などの遺跡があるヒエラポリスという古代の都市を見学したようだね。




  <紀元前5世紀建設のビザンツ門>

 <紀元前の都市遺跡ヒエラポリス>  
 
  <古代遺跡の数々>

   <南国の植物が!> 


mugiko
 笛があったお土産やから歩いて約30分間、写真のように古代遺跡のような光景が広がっていたわね。ビザンツ門は、パムッカレとヒエラポリスへの入口になっているそうよ。
mugio
 ヒエラポリス遺跡は、パムッカレの石灰段丘の一番上にあるそうだ。
 紀元前にヨーロッパを支配したアレクサンダー大王の死後、その部下の将軍たちは、占領した各地に王国を築いたが、その一つがトルコのエーゲ海沿いの「ベルガモン」という王国らしいね。
 ヒエラポリスは、そのベルガモン王国時代(紀元前2世紀)に築かれた「聖なる都市(ギリシャ語でヒエラポリスという。)」で、ローマ帝国の温泉保養地として栄え、ローマ帝国時代の地震では復興されたが、1354年の大地震などで完全に廃墟と化した、というから、写真に写っている光景は1354年当時のままかも知れないね?

mugiko
 でも、私たちは古代遺跡のヒエラポリスよりも、この先にあるパムッカレの白い景色に目を奪われてしまったわね。
 あなたのメモにも、「パムッカレに11時過ぎに到着。フセインさんが「ヒエラポリス」とか「紀元前2世紀」などの話をするので、ここは古代遺跡でもあるらしい。」とあるから私たちの関心が薄いことが分かるわね。
mugio
 おい!おい!勝手に人のメモを引用するなよ。
mugiko
 あなたのメモ、悪くはないわよ。「バスを降りてしばらく歩くが、古代の門柱や崩れかけていた建物が見えていた。その光景と南国の植物を見ながら進むと、あの!棚田のような白い岩の景観が目に入ってきた。」というメモなどは、この時の様子を的確に表していて傑作ね。
mugio
 パムッカレという町の中にヒエラポリスという場所がある、という理解でよいのか分からないが、ヒエラポリスには、見どころとして「石灰棚」、「考古学博物館」、「遺跡プール」、古代都市の遺構である「アポロン遺跡とプルトニオン」、「野外劇場」、「聖ピリポ殉教記念堂」、「ネクロイポリス」などがあるということだね。
mugiko
 石灰棚に到着すると、「川のようなプール(遺跡プール)があるという建物に12時30分に集合!」ということで、石灰棚を自由に見学することになったのね。
 私たちは、この旅行で親しくなったKさん(女性)と3人で「白い恋人」と名付けたいような景色を存分に楽しんだわね。




  <石灰棚を上から見学すると?> 

   <あの有名な白い恋人が!>


mugio
 カメラが壊れたとはいえ、自由時間の1時間にこの石灰棚の中を3人で歩き周りましたので、「その様子を掲載!」といいたいところですが、それはご勘弁いただいて…この海のような白く青い絶景をもう2枚ほどご覧いただきましょう!
 ところで、参考までにお知らせします。
 左上の写真の奥に家が並んでいるのが見えますが、これがパムッカレの街並みらしいネ。

mugiko
 パムッカレは、「絹の宮殿」という意味を持つ温泉保養地で、昔からこのあたりが綿花の一大生産地ことによるらしいわよ。
 でも、絹の宮殿のことより、なぜ、このような白い棚田ができたのかの方が興味があるわ!

mugio
 それは、1万年ほど前にこのあたり一帯に石灰質を豊富に含んだ温泉が湧き出て、長い間、台地の上部から流れ落ちて結晶し台地全体を真っ白に覆ったことによる、という話だね。



   <まるで雪山のような石灰棚>

   <青白く輝く石灰棚> 


mugiko
 この後は、私たちは、予定の通り12時30分に遺跡プールがある建物に向かったけれど、この建物の奥で驚いた光景が待っていたの!
 それは、日本でいうと鯉が泳いでいるような川?(これがプール?)で泳いでいる人たちがいたことなの!
 また、石灰棚でも、欧米の外国人❓が水浴びをしていたので、驚いたけれど、その付近の石灰棚の様子と「鯉が泳いでいるような川」と表現した遺跡プールを見ていただいたら?!








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