トルコ一周とカッパドキアの旅
 <2010.10.18(月)~10.30(土)・ワールド航空サービス社>

 ~旅行12、13日目・10月29日(木)、30日(金)雨のち曇り~






                                  No.42


 
▲ イスタンブール旧市街歴史地区散策(自由散策)

<Mugio>
 おはよう!今日は楽しかったトルコの旅行が終わり、日本に帰国する日です。
 朝食やホテルの勝手評価などを申し上げる「イスタンブールの朝」からをお伝えしたいところですが、その必要はなさそうです。

<Mugiko>
 そうよ。今日は、トルコの「建国記念日」です。
 このような日に帰国するのも何かの縁かもしれないわ。そんな日に最後の旅の思い出が出来そうよ。午前中、S子さんが地下宮殿やオリエント急行の終着駅スィルゲジなどに案内してくれるというからラッキーだわ。

<Mugio>

 最後の日まで何かとお世話様です。
 ところで、お天気が気になって部屋から外を眺めたら雨模様でしたが、早速、トラムに乗って地下宮殿に向かいました。



  <生憎の雨模様>

   <トラム初体験>

<Mugiko>
 いきなり、トラムの話だけれど、昨日お邪魔したブルーモスクやアヤソフィア近くの駅スルタナーメットまで行って、そこからイェレバタン地下貯水池といわれる地下宮殿に向かいました。


 <トラムを降りて>

  <地下宮殿に向かう> 

<Mugio>
 地下宮殿の入口の建物は、撮影していないが、何の変哲もない小屋のため、案内していただかないと見逃してしまいそうです。
 その入り口を入ると、地下に下る階段があり、赤茶けた暗い空間が広がっていました。
 巨大な柱が無数に連なる古代ローマ帝国の宮殿のようであるため、地下宮殿とい呼ばれているが、実際は地下貯水池です。

<Mugiko>
 貯水池の内部は、高さ9m、長さ143m、幅65mで、336本の大理石柱が天井を支えているそうね。


  <歩道と石柱の貯水池>

  <悠々と泳ぐ魚たち>

<Mugio>
 このような施設が3~4世紀に機能していて、6世紀に再建されたというのだから、驚いてしまうね。
 都市基盤として水源を確保しようとして整備したのだろうと思うけれど、どこから水を引いてきたのかね?

<Mugiko>
 なんでも、20kmも離れた北郊外のベルグラードという森から、土管や水道橋を使って供給されたといことみたいね。その時に、魚たちもおこに運ばれたということかしら?

<Mugio>
 ここの見どころは、ライトアップされた「涙の柱」と横向きと上下逆さまの「メドゥーサの頭部」を土台に使った柱だそうだね。
<Mugiko>
 このうち、涙の柱は、柱に手のひらを当て親指を中心に1回転させると願いを叶えてくれるというので、観光局に人気だそうね。

  <ライトアップされた涙の柱>

<Mugio>
 メドゥーサの頭部は、涙の柱のところを進んで、階段を数段降りると柱の台座として使われている場所に着いたけれど、「これはなんなのだ!?」と驚いてしまったよ。
<Mugiko>
 1985年の修復の時に底にたまった泥をさらったところ、2本の柱の土台に使われていたメドゥーサの頭部がふたつ見つかったそうで、その意味は魔除けという説と、ただ単に土台としての据わりがよかったという説に分かれているそうよ。


  <横向きのメドゥーサ>

  <逆さまのメドゥーサ>

<Mugio>
 「横向きのメドゥーサ」は、首を左に曲げてご覧ください。目と鼻と口の位置が分かると思います。
<Mugiko>
 ここから街をぶらぶらしながら、オリエント急行の終着駅スィルケジに向かいました。
 途中の陶器の店で姪夫婦に夫婦茶碗を土産にしたいと物色して、ちょうど良いものが見つかり購入したのですが、後ほど事件が起こりました。



  <カラフルな品物が並ぶ陶器店>

  <このような大皿も>

<Mugio>
 地下宮殿からは、400~500mでスィルケジ駅につくけれど、ここは、オリエント急行の終着駅として有名だというんだ。ウキペディアによれば、「オリエント急行は、国際寝台車会社(ワゴン・リ)により西ヨーロッパとバルカン半島を結ぶ列車として1883年に運行が始められ、1888年にはコンスタンティノープル(現イスタンブール)まで直行した。」と説明している。
<Mugiko>
 このオリエント急行を有名にしたのは、1974年製作のイギリス映画「オリエント急行殺人事件」で、アガサ・クリスティの「オリエント急行殺人」を映画化した作品だと覚えているわ。 豪華なキャストが話題になったシドニー・ルメット監督によるミステリー映画だったわね。
<Mugio>
 ストーリーは、イスタンブールで事件を解決した私立探偵エルキュール・ポアロは、新しい事件のためオリエント急行で急遽ロンドンに向かうことになった。
<Mugiko>
 というストーリーで始まる映画だけれども、あなたは見たことがあるの?
<Mugio>
 言葉としては、聞いたことがあるけれど、26歳ごろの僕は映画どころではなかったな!


  <スィルケジ駅のホームにて> 

  <駅の外観>

<Mugiko>
 ここで、12時を過ぎていましたので、昼食にイスタンブール名物の「サバサンド」をいただくために「ガラタ橋」のたもと付近に向かいました。


 <イスタンブールのスーパー?>

  <靴磨きの人々>

  <銃を持つ警察官?>

  <雑貨屋さん?>

<Mugio>
 上の4枚は、スィルケジ駅からガラタ橋までに見えた光景だけれど、歩いていると、イスタンブールを彩る多面的な光景が垣間見られて興味深かったな!








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     <このページは、トルコ旅行No.42/イスタンブール>