<Latvija>
 秋のバルト三国美しき古都と城を訪
ねて
   <2014.10.9(木)~10.18(土)・ワールド航空サービス社>


    ~10月14日(月)旅行6日目  天気  雨のち曇り~ 







                                  No.15


◆ ラトヴィアの首都リガに次いで古い町ツェースィス

  ▲ 騎士団の城址

 ツェースィスは、スィグルダから近く首都のリガに次いで古い町で、9世紀頃からリーヴ人、
ラトガリ人たちの交易の中心地となっていて、13世紀の帯剣騎士団による占領後は、城を中心
に町が形成されたそうです。
 町の中心は、統一広場で、広場の西側に古城を中心にした旧市街が広がっています。
 私たちは、「騎士団の城址」や旧市街の散策をすることになっていますが、主な見どころの騎
士団の城址のほかにどのようなところを見学することになるのでしょうか?。



   <スィグルダからツェースィスへ>

   <秋のラトヴィアを走る> 

 まず、ご覧のようなラトヴィアの秋を楽しみながら騎士団の城址に向かいました。
 そして、騎士団の城址に近づきますと、ツェースィスの城公園付近でしょうか?黄葉がさらに
深く感じられる光景が広がっていました。


   <マイヤ公園>

    <マイヤ公園の噴水>
 
   <城址の裏側>

   <ズーヴァー家の館、新しい城>

 城址には、歴史資料の展示館前にある「マイヤ公園」と城址の西北にある「城公園」の二つの
公園がありますが、私たちは、バスでツェースィスホテルのそばを通ってスーヴァー家の館に向
かったようですから、写真の公園は「マイヤ公園」のようです。

 さて、この後は1207年にリヴォニア北部への侵攻の拠点として帯剣騎士団が築いた城の「
ツェースィス城址」の見学です。
 城址の裏側の路を導かれるように歩いて行きますと・・・。



   <ツェースィス城址>

     <朽ち果てた外郭>

    <城址の全景> 

    <聖ヨハネ教会>

 この美しい光景をなんと表現したら良いのでしょうか?
 朽ち果てた建物を見ていますと、「夏草や強者どもが夢の後」という芭蕉の俳句を思い出しま
すとともに、「これぞ黄葉ぞ!」という誠に平凡な言葉も頭をよぎりました。
 でも、言葉よりも「この美しい光景をカメラに収めたい!」という思いが勝手にシャッターを
押していたようです。
 その下手くそな作品をいくつかご覧いただきましょう。


    <落ち葉が舞い散る城址>

     <城址の西塔>


 こうしてラトヴィアの歴史と美しい光景を楽しんでいましたら、「かって騎士団長の住居とな
っていた西塔にランタンを持って階段をたどりながら最上階まで上ることができる。」という案
内がありました。
 内陣というのでしょうか、城の中に入ってがれきのような「ごつごつ」したところを下ると、
入口がありました。階段は真っ暗で、ランプがあっても暗くてとても不安です。
 脚を「ガクガク」させながら、なんとか中世の建物の階段を上りきることができました。

 同じような光景ですが、西塔の上からの城址の景色をご覧ください。



  <ランタンに灯がともる>

    <正教教会>
     <城址の橋や緑地>
    <黄色に染まる城の外郭>

    <城公園?の池>

       <南塔>

  しかし、地下の牢獄があるという南塔には、小さな穴からはしごを下に降りていく勇気がなく見学しませんでした。牢獄が見どころだという案内があったのに、だらしないですね!

 城址の見学が終了しますと、南の聖ヨハネ教会付近や街の中心部である統一広場付近を散策しました。


   <聖ヨハネ教会> 

    <ランタンを下げた男性像>

   <教会付近の建物>
    

     <同じく街並み>

 上の聖ヨハネ教会は、城址から撮影したものですが、教会は1281年創設、騎士団の重要人物が埋葬されているそうです。
 ところで、なぜ教会の裏側に「黒い男性像」が置かれているのか、また、杖とランタン、背を丸めた姿の像が何を意味しているのか分かりませんが、大いに興味をそそられるものでした。

 ここから統一広場に向かったのですが、教会や広場付近には古い建物が多く、しっとりした街並みに心が和んだものです



  <統一広場>

    <統一広場付近の建物>

 統一広場には、写真の左上にわずかに見えていますが、「戦勝記念塔」という細長い塔があります。1924年に自由を勝ち取った記念に建設されましたが、ソ連時代に壊されたものを1996年に再建したそうです。

 これでラトヴィアに別れを告げて、エストニアのパルヌへ向かいました。
 まず、チェースィス出発直後や黄色が美しいラトヴィアの秋をご覧いただきましょう。


   <踏切で列車>  

    <エストニア?の秋> 

 上の二枚は、何れもバスの中から撮影したものですが、左はチェースィス出発直後に、右は17時40分ごろの鮮やかな紅葉の模様です。
 ここからエストニアのパヌルのホテルには約20分ぐらいで到着しました。
 宿泊するホテルは、スタンド・スパ&コンファレンス・ホテル(Strand Spa & Conference Hotel)で、私たちの部屋は231号室です。



  <231号室>

    <チキンサラダ>

 <エストニア風ビーフ>

 ホテルの外観は、この時には撮影していませんでしたが、明日の朝に撮影できると思います。
 さて、夕食ですが、ホテルのレストランで19時30分からいたただきました。
 メニューは、チキンサラダ、エストニア風ビーフステーキ、マンゴーのパンナコッタとなっています。
 味の評価は、チキンサラダは美味でA、メインのビーフステーキは固すぎてC、デザートは美味しいけれど甘すぎるのでBということで総評はBでした。

 明日は、旧市街の街並みと海のリゾート地帯が見どころのエストニアの夏の首都タリンを見学することになっていますが、楽しみですね。

 明日の朝の予定の説明とメモが渡されました。
   ・モーニングコール   なし
   ・朝食         7時00分から
   ・スーツケース廊下搬出 9時15分まで
   ・ロビー集合・出発   10時00分

 となっていますので、遅れないように支度をしないと!。








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 このページ(No.15)は、ラトヴィアの首都リガに次いで古い町、現在は、のんびりした眠たげな表情をした地方都市ツェースィスの「ツェースィス城址」を掲載しています。