ルーマニア・ブルガリア大周遊17日間の旅行記
 <2012.10.16(火)~11.1(木) (株)ワールド航空サービス>

     ~旅行15日目・10月30日(火)  曇りのち晴れ~ 
 






                               No.25


 この楽しい、そして、長い旅も終わろうとしています。
 今日は一日、列車での移動で観光の予定はありません。
 強いていうならば、
山岳地帯から平野部へと移り変わるルーマニアの秋景色を楽しむ!ということでしょうか?

 さて、その列車の席の問題ですが、Tさんの提案でそれぞれの家族が4つのコンパートメント(6席)の中から一つを選ぶ!ということになったのです。
 夫婦や友人を一緒の席にしようというTさんの配慮だと思いますが、これが良くなかったのです。たまには夫婦などが別々になっても良いはずで、本当は23人の「あみだくじ」にすべきだったと思います。
 なぜなら、嫌われていた女性は、友人もいない一人旅で、同じように一人旅なのは、他には一人だけだったのですから、この二人は必ず同じコンパートメントになります。
 3人という奇数の家族・友人のグループが一組だけで、残りはすべて二人ですから、3人のところに一人が入ることは可能ですが、残りの一人が偶数のところに入ることはありえないからです。

 ここまでは理屈の問題ですが、どのコンパートメントにするかの順番を決めるジャンケンがありました。
 ここでも、自分がリードしたいのか?ジャンケンのタイミングをめぐって一悶着あったのですが、小生は、ジャンケンが強いのか比較的速い順番でコンパートメントを選ぶ権利をとることができました。
 そこで、かみさんにコンパートメントの番号を選んで貰ったのですが、かみさんは、他の一人の方の名前が見えたという理由で「62、63」という6人掛けの番号を選んだのです。
 小生は、「奇数の5人掛けの席が危ないな!(奇数は安全でしたね!)」と思っていましたので、これで了解したのですが、結果は、小生が回避したかった嫌われていた女性と同じコンパートメントになってしまいました。
 ところが、かみさんに後で聞きますと、「この二人が必ず一緒になり、私達が嫌われていた女性と同席になることも承知の上」だった、というのですから驚きです。

 
以上が列車のコンパートメント選びの騒動でした。
 
 さて、話を昨日の夕食時から今日(30日)の朝に戻します。
 本日の予定は、シュチャバ駅発8時17分の列車に乗車するため6時00分モーニングコール、朝食6時30分(P階レストラン)、スーツケース6時30分、ホテルを7時出発です。


 朝食は「もしかしたら弁当?」などと期待していたのですが、昨日と同じレストランでした。
 駅には、7時45分頃到着し、時間に余裕がありましたので、待合室で地元の人々の様子を眺めたりしながらしばらく待ちました。
 雰囲気としては、日本の田舎の駅という感じでしょうか!
 7時50分頃にホームに入りましたので、列車は時刻通り到着し、発車するようです。


 <到着時刻08:15という表示>
 
   <プラットホームの様子>


 これから7時間の長旅ですから疲れますよね!(ブカレスト着予定:15時12分)

 列車に乗ってからの様子?
 コンパートメントの形がどんなものなのか分からなかったのですが、ガラスなどで覆われた6人掛けの個室ではなく、4人用の席と、その横に2人用の席があるもので、比較的自由な雰囲気があり「ほっと」したものです。
 ちなみに、小生はもう一人の一人旅の女性と2人用の席に座り、かみさんと某夫婦が4人用の席に座りました。

 もっと駅や列車の写真を見たい?
 写真を探しましたら、旅の記念になるような適当なものがないのですが、発車時の列車の様子などと1時間30分後ぐらいの外の景色をご覧いただきましょう!



  <シュチャバ駅から乗車> 

  <発車直後の女性駅員>

  <10時過ぎの外の様子>

  <同左:どこかの駅を通過?>

 車内の写真がない?
 残念ながら、今までの旅の思い出に話の花が咲いていたため、撮影していませんでした。
 この後、12時から楽しみな食堂車で昼食です。


   <サラダ>

 <チキンのシュニッェル>

   <クレープ>

 列車で出てきた料理は、鮮やかな赤が印象的なトマトのサラダ、チキンのシュニッェル(揚げ物?) マッシュポテト添え、クレープ(ジャムを添えて)の3種類でした。
 肝心な味ですが、メモが残っていませんので、正確なコメントが申し上げられないのが残念です。
 でも、食欲がなかったのでしょうか?全体に
「美味しくなかった!」という記憶が残っています。特に、小生は、このクレープは苦手でした。

 この後は、6つのコンパートメントを行ったり来たりしながら、今回の旅の思い出話などをしながら時間を過ごしたものです。
 また、私達が乗ったバスがブカレストに向かっていたのですが、列車からバスの姿が見えたものですから思わず歓声を上げたものです。

 列車は、ほぼ予定通り15時20分ぐらいにブカレストに到着しました。駅に到着しますと、私達より先に到着していたバスが待っていました。今夜の宿泊ホテルであるインターコンチネンタルホテルに向かいました。

 
   <ブカレスト駅の様子>

   <ブカレスト市内の光景>

 ホテルには15時50分頃に到着しましました。
 部屋に落ち着いた後、お土産をスーパーマーケットで購入したいという希望者が多数いましたので、Tさんの案内で店に向かいました。(結構な距離を歩きましたが、我が家は何を買ってきたのかな?)


  <インターコンチネンタルホテル>
 
  <ホテルの部屋から撮影した市内>

 その後はホテルで19時15分から「フェアウェルディナー」と称する晩餐会です。
 その前にスーパマーケットから帰って夜景を撮影しましたので、まず、その模様をご覧くださいませ!


    <車のヘッドライトが溢れるブカレストの夜>


 これがツアーメンバと最後の食事会だと思うと「ちょっぴり」寂しいものですが、一流ホテルでの夕食に期待してしまいます。
 メニューは、「ツナのタルタル マンゴと人参のサラダと共に」、「タラのグリル」、「季節のフルーツサラダ ミント風味」となっています。
 そして、最後の乾杯がありましたが、これはワールド航空サービス社のおごりだそうです。小生は赤ワインを、かみさんは生ビールを頂戴しました。
 肝心な味ですが、、「ツナのタルタル マンゴと人参のサラダと共に」は、ツナというより生魚のたたきのようで「美味」でした。また、「タラのグリル」は、ジャガイモが添えてありましが、「イマイチ」でした。「季節のフルーツサラダ ミント風」は、「美味」でした。


 <ツナのタルタル>
 
  <タラのグリル>

 <季節のフルーツサラダ>

 明日は10時30分にホテルを出発してブカレストのOtopeni国際空港から13時05分発のLH1651便でミュンヘンに向かいます。そして、ミュンヘンからLH714便で成田空港に向かいます。

 これで、この旅行記も
「終わり」となりますが、これで「さようなら」するのは残念だ!と旅行の神様が思ったのか、明日の朝、Tさんがブカレスト市内を案内してくれるそうです。
 そのため、その模様と朝食やホテルのグレードなどを次ページに掲載したいと思います。
 また、編集後記みたいなものが書けたら幸せだな!と思っています。






次のページ(No.26)  前のページ(No.24) トップページ(No.1)