No.6

 
ということで、メモを頼りにピカソ美術館のことを書いてみたいと思います。
 この日の朝、バスに乗りましたら、添乗員の川田さんから「お金を返すので、サインをしていただきたい」という話がありました。
 ピカソ美術館がお休みなのでお金を返すのかな?と思ったらそうではありませんでした。
 今日は日曜日で一般解放日、つまり、無料となっているので「返金する」ということでした。
 熱い上に旧市街にはバスが入れないので途中から歩きました。前ページの写真は迷路のような市街地を歩いているところです。到着すると日曜日の無料解放日ということでかなり混雑していて、入場するのに時間がかかりました。世界の名画を「ただ」で見学したのだから文句を言うな!
 おっしゃるとおりですが、ゆっくり見られなかったのが心残りです。


 バスを降りて歩き始めた

 ピカソのゲルニカ

 ところで、ピカソは最初から抽象画を描いていたのではなく、人物、果物などの普通の絵を描いていたそうです。人間の顔が動物とくっついたり、小生のような凡人には理解できない世界ですが、人間や動物の内面を絵に表すと、あのようになる、ということでしょうか?
 見る人間としては、描いている絵柄を「何だろう?」と写実的に見ない方がよいのかも知れません。
 現に、あの大作「ゲルニカ」は、小生のような写実人間にも「抽象画」の素晴らしさが理解できたのです。
 反戦の絵だそうですが、戦争で痛めつけられた人々の心が「ヒシヒシ」と伝わってくるように感じました。
 本当に美しい、素晴らしい絵でした。
 絵が見たい?残念ながら、この絵はバルセロナではなく、マドリードのソフィア王妃芸術センターに展示されています。
 美術館の写真もないのが残念ですが、美術館付近には、熱い太陽を避けることができる屋根がついた広場のような建物?がありました。その壁面近くの床面に座って順番がくるのを待っていました。

 さて、ここを後にして次に訪問した場所がモンジェイックの丘です。
 ここに何があるかは、前ページで申し上げましたが、ここから眺めるバルセロナ市街の写真を掲載します。

 さて、次はお昼ご飯です。場所はバルセロナ市内のレストラン、カタルーニャ名物のフィデゥア(スペイン風パスタ)となっていますが、最初にでてきたのは、大きな皿にのった野菜でした。
 超美味とは言えませんが、こういう野菜を見ますと、心が和みます。日本人だな!
 ところで、ヨーロッパの定番である「先ず(まずい、ではありませんよ)」スープがでてきませんでした。
 スペインにはスープという習慣がないのでしょうか?

 次がメインディッシュのパスタですが、これはパスタというよりも「パサパサ」した焼きそば、という感じです。不味くはないけれでも、美味でもないという味でした。
 昼食が済みますと、高速道路でバレンシアに向かいました。途中、ドライブインでトイレ休憩した以外は、370㎞もバスに揺られる旅です。ドライブインは、日本のコンビニのような造りでトイレが少なく、女性軍はたいへんです。
 いくつか写真をご覧いただきましょう。
 トイレ休憩の建物、バレンシアのホテル、エキスポバレンシアなどですが・・・
 ホテル到着後、夕食をいただきましたので、併せてそれもご覧いただきましょうか?もう、見たくない!メインの野菜の煮付けと魚フライだけでもご覧ください。味?ツアー代金が安いのですから聞かないでください。


 <ドライブイン>

 <ホテル>

 <野菜煮付け>

 <魚フライ、ポテト>

 この日はこれで終了したのですが、エキスポバレンシアホテルの様子が気になりませんか?部屋のベッドと翌日の朝に撮影した入口付近の様子を見てください。








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