8月6日(木)
セビリア市内観光
<アンダルシア(セビリア、コルドバ)からスペイン新幹線で首都マドリードへ>
No.18
毎日、朝風呂にはいりますが、この日は水回りの設備がよくないこともあり、気分はイマイチでした。また、朝食もハム、ソーセージと果物だけで同様にイマイチといったところでした。
ホテルによってはコーヒーも自分で取りに行くところもありますが、ここはウエイターさんが入れてくれましたので、「ほっと」しました。
美味しくないものを見せるのか?まぁ、我慢してください。
といいたいところですが、残念ながら、撮影していませんでした。
さて、本日はモーニングコールが7時30分、荷物回収8時15分、朝食が7時、ホテル出発が9時です。予定通り9時にバスは出発してセビリア市内観光に行きました。
バスにはカルメンさんという地元の方が乗っていて、説明にあたるそうです。
最初は州政府が入居しているという建物がある「スペイン広場」に行きましたが、ここには9時20分くらいに着きました。
ところで、この旅行記やJTBさんからいただいた「旅のしおり」ではこの地を「セビリア」と表現していますが、他社のパンフなどでは「セビージャ」とか「「セビーリャ」などと表現している場合があります。そういえば、昔、ゴルフが上手なスペイン人がいて「セビリアのバルステロス?」というような言葉を新聞やテレビで聞いた記憶があります。
セビリアはスペイン第4の都市で、歴史も紀元前にさかのぼる古い街ですが、8世紀以降のイスラム勢力の支配とレコンキスタによるキリスト教徒との戦いが大きな特徴になっています。キリスト教側のフェルナンド3世という王様の名前がよく登場しますので、覚えておきたいものです。
また、セビリアのシンボルといえば、「黄金の塔」だそうですが、残念ながら見学しませんでした。
先ほど、スペイン広場の建物に州政府が入居している、と申しましたが、小生の聞き違いのようで、正確には「サン・テルモ宮殿」という建物に置かれているそうです。
スペイン広場があるマリア・ルイサ公園は、サン・テルモ宮殿の裏側にあるそうですから、小生が早とちりで勘違いしたということですね。
さて、スペイン広場ですが、ここは、大きな敷地に半円形の建物が美しく輝く非常に印象的な建物でした。朝のためか観光客も少ないようで、スペイン建築の美しさを堪能したものですが、どうやら歴史的な建物ではないようです。
1929年に開催された万国博覧会「イベロ・アメリカ博覧会」の会場として造られたそうです。
「お前の言葉よりも写真を見たい!」ですか?先ず、外観をご覧いただきましょう。
それにしても、日程表に載っていなかったものですから、到着したときは、その大きさと美しさに「ここは何だろう!?」と驚いたものです。
スペイン広場 |
正面の階段付近 |
「お前の方が背が低い!」余計なお世話です!
近代に造られたのにコンクリートとガラスの建物ではありませんね。
アンダルシア地方の典型的な建築様式であるムデハル洋式(イスラム教とキリスト教の建築洋式が融合した建築様式)を取り入れているそうです。
中央の階段を登っていきますと、回廊が左右対象に半円形の形に延びており、そこからの眺めも素晴らしいものです。
なお、壁面のタイルがスペイン各県の歴史的出来事を描写した絵になっているそうですが、気がつかなかったな!
ここを9時45分に出発して、次はユダヤ人街などがあるセビリア市内に向かいました。
ユダヤ人街といえば、セビリアではなくコルドバのはずですが、セビリアでも訪問したのです。そして、小生の記憶にはセビリアの方が強く印象に残っていました。
ユダヤ人街などがあるサンタ・クルス地区へは、スペイン広場からバスで5~6分くらいでしょうか?
ここからは、ユダヤ人街のほかに大寺院(セビリア大聖堂)や隣接するヒラルダの塔などを歩きながら見学することになっています。そして、途中、アルカサル(イスラム王宮)のそばを通ったようです。アルカサルにも立ち寄って見学できたらよかったのですが、時間がなかったのでしょうね。
次のページ(No.19) | 前のページ(No.17) | スペインのトップページ | ホームページ |