No.21


 さて、大聖堂の中には、先ほど申し上げた免罪の門から入りましたので、まず、中庭に入りました。そして、この「オレンジの中庭」といわれるところで、大聖堂の説明がありましたが、小生には「この緑豊かな空間は一体何だろう?」という印象が強く残りました。


 
大聖堂の入口付近

 
オレンジの中庭

 
中庭から見上げた大聖堂
 続々と観光客が大聖堂の免罪の門から入っていく様子がわかると思います。中央に騎士のような像がありますが、見えない?
 右の写真がその拡大画面ですが、これならわかりますよね。
 真ん中の写真は、イスラム教の特色の中庭です。グラナダのアルファンブラ宮殿のところで申し上げたように「緑と水」が彼らの憧れなのかも知れませんね。

 中庭からゴシック様式の教会の内部に入りますと、高い天井を支えるために太い柱が並んでいます。
 それにしても、大きい教会なのにこれといった特色がないのか?良く覚えていません。ヨーロッパの各地の教会と同様に「暗い!」という記憶だけがあります。
 

 
暗い中でのステンドグラス

 柱や天井の様子

 この後にセビリアの街を一望するような高いところに登ったようで、その写真が残っていました。写真を撮影した場所が教会のどこなのかわかりませんが、5~6分して教会の内部に戻りました。もしかしたら、ヒラルダの塔でしょうか?


 
大聖堂の中庭が見える

 
手前の丸いものは何?

 
大聖堂近くの広場?


 さて、この後ですが、この教会にはパイプオルガンや聖歌壇、コロンブスの棺などがあり、見てきたはずなのですが、写真が見あたりません。その代わり肖像画や世界最大といわれる黄金の衝立(レタベル)などが映っていました。


 王様の黄金の冠?

 肖像が展示されていた部屋

 左の肖像画を拡大

 中でも黄金の衝立は、高さが23㍍、幅が20㍍もある巨大なものですから見るものを圧倒する迫力がありました。45の区画のような場所に併せて1000体以上の聖母マリアとキリストの彫刻が描かれているそうです。
 その写真は次ページをご覧ください。




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