No.25


 プラド美術館の次はピカソのゲルニカがある国立ソフィア王妃芸術センターです。写真の記録ですと、プラド美術館を後にしたのが10時50分くらいですから、1時間の予定の見学時間が約2時間かかった計算になります。
 プラド美術館から国立ソフィア王妃芸術センターまでは直線で800㍍くらいですから歩いて行ったのでしょうか?11時40分くらいに到着して約1時間見学したようです。歩いても50分もかからないはず?何だかミステリーですね。
 ソフィア王妃芸術センターは、5階建ての建物で、元はサン・カルロス治療院という病院だったそうで、80年代に改築工事を行い、92年のオリンピックの年に美術館としてオープンしました。入口の左右にあるガラス張りのエレベータが印象的ですが、小生には場違いのように感じられました。


 展示品は、スペイン現代美術館に収蔵されていた新進画家たちの作品群が多いようですが、ダリやミロの作品もあります。
 しかし、なんといっても、最大の目玉は2階に展示されているピカソの「ゲルニカ」で、この作品を見るためにここを訪れたような気がします。
 バルセロナのピカソ美術館のところでゲルニカの写真を掲載しましたが、その素晴らしさをもう一度ご覧いただきたいと思います。


 ゲルニカは、皆さんご存じのように、スペインの内戦でゲルニカが無差別爆撃を受けたことからピカソが激怒して描いたもので、抽象画が理解できない小生にも、その迫力が伝わってきました。

 ここを後にして次は「スペイン広場」に向かいました。スペイン広場は、ソフィア王妃芸術センターからは直線で2,5㎞くらいありそうです。でも、王宮からは500㍍くらいですから一緒に見学すると効率的だと思います。広場の中央にはセルバンテスの記念碑が立っていますが、公園のそばにあるスペインビルやマドリッドタワーに圧倒されて気がつかないことが多いのではと感じました。
 ここは、バスから降りて見学しましたが「スリや泥棒が多いので注意するように!」とのことでした。
 その後は、昼食を摂るために「マヨール広場」に向かいましたが、途中、王宮のそばを通ったようで「アルムデナ大聖堂」の写真が残っていました。この時に王宮を車窓見学したのですね。


 
<スペイン広場>

 
<同じくスペイン広場>

 
<アルムデナ大聖堂>

 さて、次はマヨール広場での昼食です。日程表には「トルティーリャ(スペイン風オムレツ)をはじめとするタパス料理」となっていますが、どんなものだったのでしょうか?写真が9枚も残っていました。確かに、オムレツのような料理もありますが、味はまったく思い出せません。 ただし、スペイン名物のイベリコ豚(黒豚)の生ハムを個人的に注文された方がいて、おこぼれを頂戴しましたが、これは美味しかったですね。


 
マヨール広場のレストランのに向かう

 
食後の散策ではなく、ショッピング




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