トルコ一周とカッパドキアの旅
 <2010.10.18(月)~10.30(土)・ワールド航空サービス社>


    ~旅行9日目・10月26日(火)  晴れ時々曇り~ 





                                  No.32


 ▲ ブルサのイェシル・テュルベ 


<Mugiko>

  イェシル・テュルベは、メフメット1世の廟で、形が八角形の建物だそうよ。
 外壁を覆う青く美しいタイルは、19世紀の改修時に加えられたもの、内部のミフラブや柩の装飾、外部窓の上の飾り文字などが見事!という説明があるわ。

<Mugio>
  「廟」といえば、日本流にいえば、「お寺」や「お墓」のことだろう。


 <青が美しいイェシル・テュルベ> 

  <近隣の光景>

<Mugiko>
  メフメット1世は、オスマン帝国の第5代皇帝(在位1413~1421)だった人で、分裂した帝国を再建し、短い治世の中で国家の再建に注力した皇帝として評価されているそうよ。

 
  <メフメット1世の柩>

  <ミフラブ?> 

<Mugio>
  内部の撮影は、照明が暗く、また、ビデオ撮影だったこともあり、画像が鮮明ではないけれど、何とか記録を残すことができたよ。
<Mugiko>
  ミフラブは、日本語では「聖龕(せいがん)」と言うらしいわね。モスクのキブラ壁に設置された窪み状の設備のことらしいけれど、キブラ壁などという言葉が出てきて、私たちにはよく分からないわね。「龕」という漢字も、仏像などを納めるために設けた窪み、という意味らしいけれど、この漢字も初めて見たわ。
<Mugio>
  カメラのフラッシュで光っていて「窪み」があるのかよく分からないね。
 ところで、外壁の「青」が特徴のように説明されているけれど、中も青と金色の壁がぐるりと室内を囲んでいたね。



  <青と金色の装飾>

  <青の壁の様子>

<Mugiko>
  イェシル・テュルベの見学が終了して歩き始まると、近くにはカラフルな家が並び、また、トルコの子供たちが見学に来ていたのでしょうか?私たちと記念撮影をすることができました。


  <カラフルな家が並ぶ> 

   <子供たちと記念撮影>

<Mugio>
  ここからは、シルクバザールに向かいました。
 ブルサは、かつて絹の町として知られ、現在も絹織物の伝統が受け継がれています。
 古から繭や絹の取引が行われたケンルヴァンサライ、コザ・ハヌ(繭の館)やエミル・ハヌなどの店には、彩り豊かなシルクが並んでいます。

<Mugiko>
  私たちが訪問したのは、このうちのコザ・ハヌで、ウル・ジャミイという町の中心のジャミイの隣にあります。
 コザ・ハヌ(KOZA HANI)は、ブルサの専門店街で一番有名なところで、建てられたのは、オスマントルコがブルサに首都をおいていた15世紀ごろです。
 最初は、キャラバンサライ(隊商宿)として使われていたという建物は、2階建ての四角い回廊になっています。
<Mugio>
  この建物に行く前に、服装などがぶら下がっている店が並んでいる小路を歩いて行きました。 そして、「ここはいったい何だろうか?」などと興味津々で周りをキョロキョロ見ながら皆さんについていきました。


  <コザ・ハヌ手前の店>

   <商店街とコザ・ハヌの門>

<Mugiko>
  見上げるような大きな門を潜ると、そこには明るく開けた中庭があり、コーヒーやチャイなどを楽しむ人々の姿がありました。


  <中庭の建物> 

  <中庭でくつろぐ人々>

<Mugio>
  この後は、2階の四角い回廊に沿って女性が大好きなシルクの店を見て回りました。
<Mugiko>
  トルコの女性が頭を覆うスカーフ、マフラー、ストールなどなどの店がズラリと並んでいます。鮮やかな色とデザインで何度見ても飽きません!


   <絹製品が並ぶ店> 

  <回廊の様子>

<Mugio>
  そうですか!でも、いい加減勘弁してほしいものです。
 さぁ、今夜はブルサのキャラバンサライ・テルマル(KERVANSARAY TERMAL HOTEL)で夕食だよ。
<Mugiko>
  また食べ物の話・・・・?
 結局、廊下を一周して、階段近くの最初に入った店でツアー仲間のTさんに助言をいただきながらスカーフを買ってしまいました。
 値段は、30トルコリラのものを5つ、10トルコリラのものを2つの計7つで170トルコリラです。

<Mugio>
  1トルコリラが約60円ですから「約1万円のお買い物」ということになります!
<Mugiko>
 このバザール見学を終了してホテルには16時過ぎに到着しました。


  <キャラバンサライ・テルマル> 

  <私たちの部屋>

<Mugio>
  夕食は19時にロビー(Z階)集合となっていますが、待ち時間を利用して、誰かさんは、この旅で懇意になったTさんと0階にあるというプールに泳ぎに行ってしまいました。
 水着を持ってきていたなんて、知らなかったな!


   

<Mugiko>
 あなたの趣味は夕食?
 おいしそうだけれど、何かコメントはないの?
 
<Mugio>
  申し訳ない!どこかの政治家ではありませんが、味のことは記憶にありません。
 しかし、食後に楽しいひと時を過ごしたことは鮮明に覚えております。ハイ!






            ▲ カーフェリーでイスタンブールへ 
                 
             次のページ(No.33)へどうぞ!





次のページ(No.33)   前のページ(No.31)  トップページ(No.1)