トルコ一周とカッパドキアの旅
 <2010.10.18(月)~10.30(土)・ワールド航空サービス社>


    ~旅行10日目・10月27日(水)  曇りのち雨~ 





                                  No.37


 
▲ <ボラポラス海峡クルーズとホテル>の続き

<Mugiko>
 ボスポラス大橋を過ぎると、もう見るべきものはなくなってきたのかな?
<Mugio>
 そんなことはないと思うけれど、何があるのか知らないから、船から次々と流れる景色に「うっとり!」していたのかも知れないね。


 <有名なディスコ> 

  <海峡のヨーロッパ側の光景>

<Mugiko>
 「これはなんだ?あれは?」などと考えずに流れるままに景色を楽しむのも悪くわないわよ。
<Mugio>
 「有名なディスコ」は、フセインさんの説明が聞こえて、どういうところかが分かったけれど、船に揺られて「ただ、ぼーっと」美しい景色を眺めているだけで楽しいものだね。
<Mugiko>
 これから日本の企業が建設したという第2のボスポラス大橋である「ファティフ大橋」まで行って戻ってくるみたいね。一番距離が長いクルーズ船は、「アナドル・カヴァーウ」という地点まで行くらしいけれど、第2の大橋を過ぎると、高級住宅街やリゾート地などがあるそうね。
<Mugio>
 まぁ、行かない所の話をしても仕方がないから、第2大橋までに見えた海峡沿いのカラフルな建物が並ぶ市街地などを載せておくね。


 <白い船が浮かぶ船着き場?>

  <シーフードレストラン>
 
  <海峡沿いの街並>

  <美しい街並み>

<Mugiko>
 何だかよくわかない写真を皆さんにご覧いただいているようで心苦しい、という感じもするけれど、ボスポラス海峡の流れや、海峡の両側に広がる景色は実に美しいものだから、そんな心配は無用かもしれないわね。
<Mugio>
 次々に流れる景色に見とれていたら、1988年に日本の石川島播磨重工が建設したという第2ボスポラス大橋といわれるファティス大橋(総工費616億円、全長1510m)が見えてきたよ。
<Mugiko>
 この橋の手前には、左岸(ヨーロッパ側)に「ルーメリ・ヒサル」という要塞が、右岸(アジア側)に「アナドル・ヒサル」という要塞が見えてくるはずだわ。
<Mugio>
 ルーメリ・ヒサルは、東ローマ帝国(330年建国)の首都であったコンスタンティノープル(現在のイスタンブール)をオスマン帝国が攻撃するためにメフメット2世という王様が1452年に建造した要塞だそうだ。


  <ファティス大橋>

  <ルーメリ・ヒサル>

<Mugiko>
 コンスタンティノープルは、建国以来、強固な城壁の守りで知られ、東ローマ帝国の長い歴史を通じて外敵からの攻撃を度々跳ね返した、というから、それを破るために築いた要塞ということになるのね。
 そして、このルーメリ・ヒサルとバヤズット1世が築いたアナドル・ヒサルという対岸のアジア側の要塞の2つで、黒海から運んでくるコンスタンティノープルへの救援物資の船を大砲で挟み撃ちにした、というから凄いわね。

<Mugio>
 1453年にコンスタンティノープル奪取に並々ならぬ意欲を燃やすメフメット2世が10万のオスマン帝国軍を率いてコンスタンティノープルを包囲し、総攻撃によって同年に東ローマ帝国は滅亡したそうだよ。
 二つの要塞は、こういう歴史を物語るものだけれども、アナドル・ヒサルの方は、残念ながら撮影していなかったよ。

<Mugiko>
 私たちの乗った船は、この辺りでUターンして、マルマラ海に向かって流れに乗って帰る!という感じかしら!
 そして、私たちが下りる桟橋は、イスタンブールの新市街にある「スイスホテル・ザ・ボスフォラス」に近い、乗船したドルマバクチェ宮殿近くの桟橋ということね。

<Mugio>
 そこのところがよく分からないけれど、下船するまでに流れる景色も面白そうだから、アジア側の景色も楽しみたいものだね。


  <クレリ陸軍士官学校>

  <ベイレルベイ宮殿> 
<Mugiko>
 Uターンしてから、まず目に入ってきたのが横に細長い建物が特徴の「クレリ陸軍士官学校」だわ。海のそばに陸軍!というのも面白いけれど、地図の表示は「Military High School」となっていたの。
<Mugio>

 へー、そうなんだ。
 このハイスクールは、アジア側のベイレルベイ宮殿の上流(黒海寄り)にあったね。

  <ボスポラス大橋・アジア側> 

<Mugiko>
 ベイレルベイ宮殿は、ボスポラス大橋の袂(アジア側)にあったわ。
 ヨーロッパ側にあるドルマバクチェ宮殿がまさに王宮であるのに対して、この宮殿は、スルタン(イスラム王国の国王)の夏の離宮として使われていたそうよ。

<Mugio>
 離宮とはいえ、王宮だからドルマバクチェ宮殿と同じように海側に正門と桟橋を備えていると聞いたよ。
 内部は、ガイド付きのツアーでしか見学することができないが、国宝級の装飾品がいくつも並んでいて、当時の王族たちの優雅な生活を想像させる、ということだ。

<Mugiko>
 ボスポラシ海峡クルーズの最後にブスポラス大橋を掲載したけれど、この写真は、ベイレルベイ宮殿の橋を挟んで反対側の光景を撮影したものね。これで、ヨーロッパ側とアジア側のボスポラス大橋付近のの様子が分かるということかしら?
<Mugio>
 これからホテルにチェックインして夕食だね。ロビーと私たちの部屋の様子をご覧いただきましょう。


  <ホテルのロビー>

  <私たちの707号室>

<Mugio>
 
それにしても、このホテルは、ウエスト棟とイースト棟があり、ロビーはウエストのエレベータの表示で{9」、朝食は、イーストの「7」だというから厄介だね。
 私たち夫婦の部屋は、ウエストの707号室だって!(添乗員1484号室)

<Mugiko>
 夕食もホテルでいただく!と思うでしょう。ところが、今日は外の日本食レストランでいただくことになっているそうよ。


<Mugio>
 そいつは楽しみだけれど、「味の方は大丈夫かね?」という疑念が当たったのか?一口、いただいただけで「これはダメだ。」と思いました。
 
<Mugiko>

 店の名前は「SUSHI BANCHI」で、メニューは小鉢、刺身、サラダ、天ぷら盛り合わせ、ご飯、香の物、味噌汁、果物と盛りだくさんだったわ。
 
   






       ▲ 10月28日(木)イスタンブール旧市街歴史地区散策
             
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